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【製作国 : ベルギー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 公開中の「すばらしき世界」を経由して、本作にいたりました。どちらも生きづらい初老の男の話。■西川監督曰く、『むしろ「あ、似てる……ヤバい」と思っています(笑)。』(CREAインタビュー)とのこと。どちらの主人公も循環器の病で急死してしまいます。■私が思う一番大きな違いは、最後に世の中とどう折り合いをつけたかということ。自分の心を押し殺した(ちょっとズルくなった)三上(「すばらしき世界」)に対して、「尊厳を失ったら終わりだ」と告げ、反抗に及ぶダニエル(本作)。■亡き奥さんとのエピソードや葬儀で明かされるメッセージなど、映画的なカタルシスは本作の方があります。■しかし、福祉事務所の理不尽が、さすがにこれはないだろうと思いますので8点です。(あるんですかね)。■物語中盤、園芸センターの経営主がダニエルのキャリアを認め、雇用の申し出をしてくれるのですが、ここで断らずを得ないダニエルの気持ちに胸がふさぎます。[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-21 17:17:05) 3. 9人の翻訳家 囚われたベストセラー 《ネタバレ》 うーん。1時間すぎた頃の原稿横奪のくだり(チャプター「種明かし」)もアレックスの仕掛けであるなら、もう9人で集まっていたことすら、この物語に何か意味があったの?ということになりませんか?翻訳家が9人集まることが最大の趣向だったように思うのですが。また、集められた翻訳家は一流と呼べるような人たちだったはずでしょう。優れた翻訳家は、創作の才能がなければできないと思うのですが。そのへん、本作を日本語訳した方は、どのように思っているのでしょうか?[DVD(字幕)] 3点(2020-09-13 07:49:37) 4. ムーン・ウォーカーズ 《ネタバレ》 いまさら、アポロの月面着陸の捏造作戦。であるからには、キューブリックへのオファーがポイントになるのだろうと思いましたが、早々にその計画は断念します。イギリスのコメディって、なんか真面目な人が無理矢理ふざけているような痛々しさがあるよね、って書こうと思ったら、イギリスの作でもないじゃないですか。フランスとベルギーの人が、イギリスを舞台にアメリカ人の物語を描くって、なんかねじれた狙いがあったのかもしれません。しかし、本作に関しては、日本のワタシにはピンときませんでした。[映画館(字幕)] 2点(2016-05-09 19:30:17) 5. ベルヴィル・ランデブー 《ネタバレ》 歌とダンスのシーンは、かなり好き。サントラ買ってもいいくらい。しかし、他のシーンはかなりキツイ。あえて演出されたザラついた感じだと思いますが、心の奥底で受け入れられない感じ。いろんなもののバランスが狂ってる上に、出てくる食いもんがいちいちまずそうなんだもん。鑑賞後、「紅の豚」で口直ししましたけど、これってもしかして、○ブリの思うつぼですか?【10-12-25;追記】サントラ、やっぱ買っちゃいました。こりゃ、かっこええぞ!+2点! [DVD(吹替)] 5点(2010-12-18 23:29:58)《改行有》
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