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【製作国 : ベルギー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》 死期迫る2人がギャングの金をばら撒く逃走劇。 お茶目なロードムービーが好きな人には合いそうだが、心を動かされるシーンは特になく平凡と感じた。 ただ、到着した海のエンドロールは何とも切なかった。[地上波(字幕)] 5点(2024-05-29 23:35:25)《改行有》 2. クライシス(2021) 《ネタバレ》 クライシス=麻薬性鎮痛薬によるアメリカの社会的危機。 単純な麻薬の密売犯罪ではなく、合法なのがミソで一般人にも手が届きやすい、流通しているものだそうだ。 オピオイド流行によって人生の歯車が狂った人たちのストーリーが並行して進んでいく。 麻薬警察官、息子の死の真相を追う母、大学教授。 日本では馴染みが薄く社会派という点では共感できる部分は少ない。派手さは無く地味。 ハッピーエンドで収まりがマイルド。 スリラーとしてはありがちな部類で平凡です。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-06-29 11:54:19)《改行有》 3. エル ELLE 《ネタバレ》 フランスが放つ異常な映画。 人間の隠したがる忌々しい過去、性の狂気、不貞、嫌気がさす人間関係が交差して終始変態的。 感情移入は難しいが、何故か目が離せない。 イザベル・ユペールの熟女の魅力を前面に押し出し、女の怖さの象徴でした。 体を張った演技は納得のアカデミー賞ノミネート。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-15 22:04:29)《改行有》 4. セブン・シスターズ ノオミ・ラパスの1人7役は見事。 7つ子の特徴を描くには映画だと尺的に少々窮屈だが、1家庭2人以上の子供を許さない政府とのガチの生き残り戦が始まる。 アイデアは面白いが世界観がやや強引か。とはいえSF好きには見て損なしの完成度はある。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-07-27 23:21:29)《改行有》 5. わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 あらすじ見ないので、ダニエルブレイクだかダニエルクレイグだか紛らわしかったが、もっと明るいホームドラマかと思いきやなかなかの重さ。 生きていくってどこの国でも辛いんだな。 戦時中でもあるまいし、先進国でこんな身近な貧困格差は考えさせられるがストーリーは在り来たり。 誰かが死なないと終われないこの流れがなんとなく読めてしまうラストが惜しい。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-07-22 00:12:44)《改行有》 6. レディ・チャタレー(2006) 《ネタバレ》 ある国のある森の冴えない2人の物語…といっては失礼ですが、世界の片隅のカップルにしかすぎんのです。 特にドラマ性も無く、普通に生活していれば階級的に交わることが無い2人が淡々と子作りに励む。 禁断の愛とまでは言えないし、こんなラブストーリーがいいって人はいいんでしょうけどね。いろんな意味で刺激が「無」だったかな。[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-11-12 00:03:07)《改行有》 7. ブラックブック あ~ロボコップの監督なんだ。 長い年月練っていたそうでお疲れ様でした。 中立をとった監督の気持ちが伝わる比較的マイルドなナチス映画。 終始見応えある諜報戦。クライマックスへ向け二転三転疾走する感じはサスペンスならでは。 時代なのでしょうがないけど、裏切りのオンパレードでこんなんじゃ人間誰も信じられなくなる。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-08 23:23:49)《改行有》 8. ノー・マンズ・ランド(2001) 歴史が浅い戦争だし、旧ユーゴスラビアということもあり身近とは言い難いボスニア戦争。よってこのテーマを観る機会も少ない。 派手さは無いが戦争の無意味さを静かな構図で強烈に印象を受けた。他の戦争映画と比較すると何とも言えない違った味がある。 きっとボスニア戦争の残酷さ何億分の1の縮図なのだろう。他にも観てみたいと思いました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-11 12:52:26)《改行有》
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