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【製作国 : メキシコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. コラテラル・ダメージ 《ネタバレ》 ”911”があって、本作の公開にいちゃもんがついたというのは、なんとなく見当外れの議論だという気がしています。映画の中で、シュワちゃんの最愛の家族が爆弾テロの犠牲になるというのは、たしかに"事件"の関係者にはつらいことかもしれませんが、単なる爆弾テロなら日常茶飯事に起こっている(もちろんそれを決して肯定はしませんが)のだから、本作に限っての公開延期というのは不思議な感じがしています。映画の中で、シュワちゃんは、”政府は何もしてくれていない(と感じている)”ために、敵討ちにひとりでコロンビアに乗り込むわけですが、そこでの細かい設定にニヤリとさせられます。発電器の修理をするためにドイツ人になりすますというところなどね。この手の作品では、"何もしてくれない”政府の役人がアンチヒーローになることが多いのですが、本作も同様で、「シン・レッド・ライン」では好い役だったエリアス・コーティーズが、イヤな役を好演していますね。フランチェスカ・ネリの役には、見事に騙されました。ラストの地下の対決シーンで、シュワちゃんが一瞬躊躇するのは評価したいなあ。そして、ウルフ役のテロリスト(クリフ・カーティス。「スリー・キングス」にも出てたね)が電話で指令を解除したのも、最後に人間らしさを取り戻したシーンとして評価したいです。もちろん、自分の家族が殺されたら、そんな気持ちになる余裕など無いと思うけどね。どちらの側の論理も理解はできるだけに、なかなか考えさせられる作品だと思います。ところで、本作は個人的にとても親近感がわきます。なぜなら、テロリストは"ウルフ”だし、奥さんは"セリーナ”だからね(微笑)。8点(2003-12-15 03:29:26) 3. マスク・オブ・ゾロ アンソニー・ホプキンスのアクションは、あの身体だと重苦しく見えちゃうのが欠点ですね(昔は痩せていたのに(苦笑))。アントニオ・バンデラスの成長物語という形式でしょうが、コミカルな面もあってそこそこ楽しめました。彼は真面目な役よりもコメディの方が似合うんじゃないかなあ。7点(2003-11-30 18:25:54) 4. 魔鬼雨 雨に打たれて顔が溶けるのが最大の見せ場でしょうか。それ以外の印象がなにも残らない(笑)。5点(2003-11-30 18:09:56) 5. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 このとき同じメンバーで「ローズ家の戦争」を作るって誰が考えたでしょう(笑)。ここでおとぼけキャラを演じたキャスリーン・ターナーってコメディエンヌの才能があったんだね。冒険活劇として楽しめます。7点(2003-11-20 08:23:51)
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