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【製作国 : メキシコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. モーターサイクル・ダイアリーズ 《ネタバレ》 特に大きな盛り上がりは無く淡々と物語が進む映画でしたが、それでも2時間飽きることなく観れたのはやはり演出が巧かったからだと思います。観ている側も主人公2人とともに旅をしている3人目の旅人のような感覚になり、2人の喜怒哀楽を感じるのも難しくありませんでした。随所で南米大陸各所の自然絶景を堪能でき、何度も困難に直面しながらも旅を続ける2人の強い友情に強く魅かれ、とても充実した2時間が過ごせたと思います。物語の流れが常に一本調子だったのが少し残念ですが、50年代の街並みも時代背景もとてもよく描けていたしこのような純粋な冒険ドラマを観れたということで8点です。[DVD(吹替)] 8点(2006-05-28 18:46:19) 3. マイ・ボディガード(2004) 《ネタバレ》 この映画映像悪すぎです。最初だけかと思いきや全編に渡って無駄に映像に変な演出を施すから観終った後は目に激しく疲労感が残りました。正直、演出無しの普通の映像で改めて観直したいと思ったぐらいです。観る前からストーリーは頭に入れておいたものの、デンゼル演じるクリーシーの過去が全く描かれていないことには納得がいきません。何故彼が心を閉ざしているのか、ダコタ演じるピタとの交流を通じて次第に心を開いていく姿を見ても、彼の過去がどれほど凄惨な事態から今になるまで立ち直っていくかが全く分からないので共感しづらかったです。クリーシーとピタとの交流は細かい所までとても丁寧に描けていると思うのですが、肝心な彼の過去を描いていなかったことはとても惜しい事だと感じました。クリーシー自体の描写は前半は素で「ボディガード」らしい人物描写でしたが、後半からはピタが死んだと思ってからは、正に「コマンドー」並に大暴れしていましたね(苦笑)確かにあの時のクリーシーの心情は理解できなくもないけど、あそこまでやられると唖然としました。デンゼル、ダコタ共に演技力も表現力も素晴らしかったのですが、この映画を全体的に捉えると個人的には6点止まりです。[DVD(吹替)] 6点(2005-08-03 17:43:52)(良:1票) 4. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード アントニオ・バンデラス、ジョニー・デップ、ウィレム・デフォー、ミッキー・ロークと汗臭(略)豪華なキャストに加え、スタイリッシュでかっこいい予告編に公開前まで俺のこの映画に対する期待はかなり大きかったです。でも・・・公開してからはあまり良い評判は聞けず、今日観るまで期待が心配に切り替わったままでした。しかし、実際鑑賞してみると悪くは無かった。いや、むしろ十分合格範囲でした。「エル・マリアッチ」シリーズ前2作と比べて金が掛かっているためか、アクションが予告編どおりダイナミック。前作と同じくお馴染みのギター銃にかっこよすぎる弾の装填シーン。ロドリゲスならではのアクション演出がよく表れていたと思います。確かにアクションは悪くなかったんだが、ストーリーがゴチャゴチャしすぎてるのとバンデラス以外のキャストはもう少し何とかならなかったのかと疑問に思います。ジョニデもデフォーもロークも別に彼らじゃなくてもよかったのでは?彼ら俳優それぞれの持ち味が全く活かされてなく、「ただそこに居るだけ」みたいな感じになっていると思いましたね。さらにそれぞれのキャラも「存在感」は確かに有るものの「存在価値」がヒジョーに薄かった。ジョニデ演じるサンズは別に居ても居なくても物語自体に大して差し支えなかったんじゃ?それと最後にデフォー演じる悪玉殺すシーンも妙にあっさりしていて興奮できずに消化不良。えー色々言いましたが、とりあえず楽しめる事は楽しめるって事で7点で。最後に1つ、ギター欲しくなりました(笑)7点(2004-07-28 18:02:41)
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