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【製作国 : メキシコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 独特のグロテスクなイメージと神話的なイメージがこうも親和するとは驚きです。そこに牧神パンと迷宮、少女オフィーリア、伝統的な貴種流離譚が絡み合う。監督のギレルモ・デルトロ監督は本当に教養の深い人なんでしょうね(単なる文系オタクかも知れない)。 一見悲壮極まりないエンディングですが、救いが無いとは思わない。幻想の中で王女に選ばれた彼女は最期のその一瞬間のみは救われていた筈でしょうから。物質的な死と精神的な救いは別に考えるべきである、まさに東洋哲学の始祖、ヤージュニャヴァルキヤの思想ですが、そこまで深く考えるのは考え過ぎか……。[DVD(字幕)] 7点(2013-07-23 23:25:07)《改行有》 2. バンディダス 《ネタバレ》 まあ、身も蓋もない言い方をすればヌルい映画です。特に西部劇なのにアクションシーンがショボいのにはちょっと参ってしまいました。終盤の列車でのアクションなんて、列車が30km/h位のスピードに見えるので、全く危険な感じがしません。BTTFパート3のそれくらい遅い。それがヨーロッパ・コープのクオリティだと言われれば仕方がありませんが、もう少し如何にかならなかったのでしょうか。それでも十分に楽しめる質となっていた要因として、主演のペネロペ・クルスとサルマ・ハイエックの魅力があったと思います。キュートな二人のアホらしい喧嘩は観ていて素直に楽しめました。B級映画らしいお色気シーンも結構頑張っていたと思います。その点は実に満足。[DVD(字幕)] 5点(2011-02-03 00:06:43) 3. 真昼の死闘 何がキツイって観ていて次の展開がどんどん読めてしまう事が一番キツかったです。観ていて驚きのある展開が全く無いのは辛いですよ。どのキャラクターも予想した範囲内でしか行動してくれず、詰まらない。[地上波(字幕)] 4点(2010-03-13 11:17:48) 4. コラテラル・ダメージ まあ色々曰く付になってしまった映画ですが、普通に楽しめました。 消防士が家族の為に復讐するというムチャクチャなストーリーです。それにしてもこの手のハリウッド娯楽映画はテロを題材にしても全くテーマに説得力が無いなあ。というよりテーマを上手く扱えていない気がしてならない。[地上波(吹替)] 5点(2008-08-18 00:51:25)《改行有》 5. マスク・オブ・ゾロ 《ネタバレ》 アントニオ・バンデラス演じるゾロがハマっているのか、かなりかっこいい。キャサリン・ゼタ・ジョーンズとのカップルは相当似合っていて微笑ましかったです。[地上波(吹替)] 6点(2008-08-03 22:34:48)
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