みんなのシネマレビュー
鱗歌さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 3874
性別 男性
年齢 53歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : スイス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  アイガー北壁 危険な山岳地帯でロケしてます、ってのはよくわかるんですけれども、それにしては、その危険さをしっかり画面で見せつけてくれないのが残念。もしかして、編集の際に、ワンショットは何秒まで、とかいうルールでも設けてたんですかね。じっくり見たいショットもそうでないショットも、やたらと切り替わってしまって。高所を捉えた迫力あるシーンがある一方で、人物なり事物なりのクローズアップもあり、それ自体はいいんですけど、本作は後者がちょっと多すぎるようにも思えます。「いかにも危険そうなシーン」は、じっくり見せてくれさえすればコチラで勝手にハラハラしようものを、すぐにショットを切り替えてしまう。残念ながら、周囲の光景がアングルに収められていないアップのシーンが多いと(それはつまり、周囲が映るとマズい場所で撮ってるんでしょ、という勘繰りにも繋がりかねない)、いまひとつ危険さや過酷さが伝わってこないもんです。 もちろんあの、凍傷の痛々しさ、というのは、これはクローズアップならではの表現であり、アップが不要というつもりはないのですが、そこでまさかのジャンプカット演出。いやいやいや。ここは「もたつくこと」の表現、その持続した時間こそが、サスペンスになるべきなのでは。 登攀シーンですら、このように細切れなもんで、屋内の会話シーンなんて、カメラがどこを見て何を撮りたいのか、何だかよくわからない。 音楽も、不必要に大仰で、まるで映像に合っていない部分が多々。一方で、登攀シーンでは映像に合わせようというのか、音楽にハーケンの音が取り入れられているのですが、音楽のつもりなのか効果音のつもりなのか、見てて戸惑ってしまい、逆効果。気を削いでしまいます。 いろいろと、もったいない部分の多い映画でした。[CS・衛星(吹替)] 5点(2021-01-04 06:33:31)《改行有》

2.  アルゲリッチ 私こそ、音楽! かつて天才少女と呼ばれたアルゲリッチだけど、このドキュメンタリ作品の「撮り手」である彼女の娘にしてみれば、そんなのは自分の生まれるずっと前の話。若き日のアルゲリッチがプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番をガシガシ弾いてる映像が挿入される。一方では、すっかり貫禄満点にお成り遊ばした今のアルゲリッチがリハーサルでショパンのピアノ協奏曲第1番を弾いてて、これまでさんざん弾いてきて隅から隅まで知り尽くした曲だろうに、まだ何かを模索して「わからんわからん」を連発してる。 娘にとって、どちらが、アルゲリッチの姿、なのか。 おそらくはどちらもがアルゲリッチであって、しかしそれ以上に、「自分の母」としてのアルゲリッチの顔が、そこにある。実の娘でないとなかなか撮れないような、私的な表情の数々が、印象的。 なので、本作、音楽ドキュメンタリというよりも、家族の姿を映像として気まぐれに切り取ったような、個人的な感触の作品となってます。ただ、自分の母親が、特殊な立場の人間であった、というだけ。だから馴染み深い母でもあり、どこか不可思議な面を持つ母でもあり。 別府アルゲリッチ音楽祭に招聘され、新幹線の車内でチラシ寿司をパクつくのも母なら、和風の宿で思い出を語るのも母、そして演奏前にナーバスになっているのも、母の姿。 特殊と言えば、3人姉妹がみな、父親が違っていて。母娘4人が揃うと確かに皆、それなりに顔立ちは似てるけど、長女は明らかに東洋系の血を引いているし、次女はむしろシャルル・デュトワに気の毒なくらいソックリだし(笑)。三女が一番、母親の若い頃に似てますかね。そしてこの3人娘の中心に、かのアルゲリッチが、居る。 奔放な母の姿の一方では、いかにも生真面目な父・コヴァセヴィッチの姿もそこにあって。この組み合わせがこれまた、不思議なんですな。 音楽を聴く我々からすればどこか、演奏家ってのは演奏するために生きてるんだ、みたいな無意識の思い込みがあるんだけど、でもこうやって、通常人とはいささか異なれど、彼らには彼らの生活があり人生があり、家族がいる、というアタリマエの事を見せられると、なーんか、しみじみとしてしまいます。 ところでアルゲリッチと言えば、私にとっては、学生の頃に買ったバッハのCD(トッカータ ハ短調、パルティータ第2番、イギリス組曲第2番)が、今もって愛聴盤でして、彼女らしい録音ともバッハらしい録音とも言えるのかどうか、と思いつつ、やっぱりこの演奏の魅力には逆らえず、名演奏だと思っております。とか言ってると、本作の最後にもバッハが流れるのですが、演奏は彼女ではなくコヴァセヴィッチなのでした。ははは。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-11 21:56:35)《改行有》

3.  アンダー・ザ・スキン 種の捕食 《ネタバレ》 『スピーシーズ種の起源』っていう邦題もたいがい意味ワカランけど、『種の捕食』って一体、何なのよ。まーとりあえず「観ててよくわかんなかったら、あの映画同様、女性エイリアンが男を捕まえる映画(そして食う映画)だと思ってください」ってコトなんですかね。 スカーレット・ヨハンソンが宇宙から来た生物なのかどうか、なんだかUFOみたいなのが(この言い方もヘンですが)映ってたので、多分そうなんだろう、と。しかしそれはともかくとして、この映画、何だかえらく寂しいんです。最後に明かされる彼女の正体は、というと、真っ黒。暗黒。ようするに実体が何も無いんですね。前半は、ただただ、車を運転しながら、行きずりの男をかどわかす。そんでもって、取って食っちゃったのか何なのか、映画の描写としては、男たちが暗黒に引きずり込まれていく、という形をとってます。暗黒に引きずり込まれるとどうなるのか、よくわからんが、食っちゃったにしては、マズそうな男ばかり捕まえるなあ・・・というのはさておき、男たちは皮一枚になり、中身が無くなってしまう、らしい。 前半はそんな感じですが、後半、彼女は、ケーキ食ってみたり、男と寝てみたり、何やら見よう見まねで人間になろうとしているらしい(でもどれもうまくいかない)。で、正体が露わになるや、いきなり焼き殺されてオシマイ。 早く人間になりたい、と言いながら、最後は焼け死んでいった妖怪人間ベムを、いやでも思い出すではないですか! え、思い出しませんか。失礼しました。でもやっぱり、寂しいですよねえ。 この映画、ハッと息を呑むようなロングショットがいくつも登場し、ケッ、そうやって、「アートっぽいきれいな画」と言うとすぐロングショット頼みかよ、と陰口も叩きたくなるけど、確かに効果的で、なーんか孤独感が強められるのです。 音楽が、何とも気持ち悪くって、心地よい(どっちやねん)。耳鳴りのような、弦楽の特殊奏法。何かを叩くような音もしてますが、これも弦楽器を使った音なのかな?[DVD(字幕)] 7点(2018-08-08 20:08:44)《改行有》

4.  アリス(1988) 人形アニメ地獄。です(笑)。観てるうちに、「人形アニメ」の部分よりも「実写」の方がアブノーマルに見えてきちゃうのが不思議(←不思議がってる場合じゃない、という気もする)。と同時に、アリス役の女の子、もしかして騙されてこんなコトやらされてるんじゃないか、と何だか心配になってしまうのは、これは余計なお世話でした。ところで、引き出しのノブ、これってまさか男性のアレの象徴だとか言うんじゃないでしょうねえ、まさか。イテテテテ。[DVD(字幕)] 8点(2005-12-11 11:34:12)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS