みんなのシネマレビュー |
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【製作国 : スイス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. マルタのやさしい刺繍 スイスの小さな村はハイジのデルフリ村のようなたたずまい、マルタおばあちゃんのかわいい刺繍入りの下着がハートをくすぐります。 保守的な村人たちがマルタの夢をつぶそうとするのだけど、若い頃の元気をとりもどしたマルタの情熱はそう簡単には吹き消せない。 息子や村人の悪役ぶりがオーバー気味でガミガミうるさいけど、裏でコソコソされるよりはイイかもね。 仲間のうち1人が欠けてしまっても、その分もガンバってあげてほしいな。[DVD(字幕)] 7点(2013-04-08 07:00:04) 2. コーラス 監督クリストフ・バラティエは製作者ジャック・ペランの甥御さんとか。 それもあってか「シネ・パラ」のようなノスタルジー。 フランスで大ヒットしたのは個人主義なあの国ではクールな映画が多くてこういった学園人情モノはあまりなかったせい?と思える普通さで、良作ではあってもまだぎこちなくて未熟な感じもしてしまいました。 みんなのコーラスはきれいですが忘れられないってほどでもないし。ジェラール・ジュニョ演じるマチュー先生(いいセンセなんだけどね。 ××した時はかわいそうだったぁ)も「バティニョールおじさん」に較べると品行方正でおとなしめ、自分の監督作品じゃないから好き勝手はできないとは思いますけど。 ダントツ美声のモランジュが発表会の時に柱のかげでイジイジしてたのは面白かった、それと紙ひこうきは全部ひろってあげてほしい気もしたのです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-21 00:00:06) 3. マーサの幸せレシピ 米国リメイク「幸せのレシピ」にも当然似てますけれど、レストランの厨房でイタリア(系)の男性がかたくなな女性を口説くのは、「恋のためらい/フランキー&ジョニー」にも似て。 ゲルマンの女性との対比がいいのでしょうか。 ヒロインのギスギスした感じはこちらの方が出ているし、異国にいるイタリア人は濃さが中和されて陽気さが引き立ち、イタリア映画よりむしろ魅力が見えやすい気がします。(「ローマの休日」も美容師がいるからいいんですよね、奇しくも同じマリオ) 監督は「ドイツ映画には特色がない」なんてズバッといっちゃうクールな女性。 この映画の「特色」はイタリア色とともにマーサの姪っ子リナ。(美少女でないのがリアル) 寒冷なドイツと温暖なイタリアが地続きなのをうまく使い、リメイクと同じく気持ちのいい作品ですが、こちらの方が地味な分自然な感じがしました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-19 02:20:26) 4. 恋人までの距離(ディスタンス) 時を忘れてさえずる小鳥たち。果てしない彼らの会話は子供のおしゃべりにも、恋人の語らいにも、賢者の問答とも聞こえる。ソウルメイトに出会えた予感が徐々に確信に深まっていく様は淡々としながら実にスリリング。痛快な「スクール・オブ・ロック」を生んだR・リンクレイターは繊細に複雑に、実験的なロマンスの揺れる時間を編む。永遠の一日となるはずだった物語に続編がもう一つの時間を加え、ふたつを結んだ糸の先はまだ見えない。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-04 15:30:32) 5. WATARIDORI S・ラーゲルレーブのニルスやアッカ達と一緒に空を旅する夢が半分叶った気がする。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-12 18:58:35)
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