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プロフィール |
コメント数 |
1200 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
ないっす!!! |
年齢 |
60歳 |
自己紹介 |
客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。 別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。 もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…) 好きな言葉は「恋」 です。 |
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1. ブレイブ ワン
《ネタバレ》 狼よさらば(デスウイッシュ)以来伝統のビジランテ物なわけですが、このラストは確かに賛否両論あるだろうな、と思います。
多くの観客が感覚的にこうあってほしい…と思うオチなわけですが、しかしあの刑事本人が言ってるように法の番人は法の番人だから殺人が許されるんであって、一般人のリンチ許したらそれはもうダメだろ、とも(理性では)思うわけで。
でも本当に人間的な個人の感覚では、愛する人も自分も死ぬまで不当な暴行を加えられたら、そりゃ機会があれば復讐しますよね…理屈じゃなく。
で、それを見守る側も、法の番人の前に人間であれば許すかもしれません。
人間だもの
私の個人的な感覚では、ああいう目にあったら絶対許しません。殺します。絶対。当然です。聖人じゃないので。
ちなみにそうなったとき復讐の連鎖になるのも、映画や実社会でよくある話。
結局、人間って本質的にはそういうものなわけで、だから法があって法の番人がいるわけですけど、でもそれに納得できない被害者感情は…でこのテーマは無限ループになるしかないのです。[地上波(吹替)] 7点(2020-06-01 15:40:52)《改行有》
2. プリデスティネーション
《ネタバレ》 映画を観ていて(彼女の過去話を聞いていて)すぐに、赤ん坊を盗んだのも本人で捨てられてた赤ん坊も本人で、相手の男も本人で…という事はたぶんこいつも本人で(顔変わったって言ってたし!)…じゃぁ当然爆弾犯も本人の究極の自作自演物だな、というところは観客は読めるわけで、じゃぁそこのループからどう抜け出すかが映画のキモかと思いきや、あれ種明かしだけで終わりなの?
いや、こっちはそこからどうなるかが知りたいわけで、「起承転結」の「起承」までで終わってしまってるとてもとても残念な映画。
そんな事は映画の途中でわかってる事なんだから、こっちはその先どうなるかが知りたいんだよ!オチを付けてくれよ!という欲求不満だけがひたすら残るという…
タイムパラドックス物はストーリーの始末を(独自ルールでもいいから)どう収集して唸らせるのがキモなのに、一番肝心なところを放り出してる時点で全く評価できません。
ハインラインが原作を書いた頃なら「おお、すごいアイディア!」と評価されたのかもしれませんが、なにしろ原作が出版されたのは1959年の事。60年近く前のSFを基本的に同じ設定で2010年代に作っては陳腐になるのは目に見えてます。映画独自のオチを用意する必要があったのは自明で、そこは非常に残念としか言いようがありません。駄作。
それから、ごく些細な事ですが、劇中のイーサンホーク(特にバーテンダーのとき)、派手めな服を着せてグラサンつけたらかなりのピコ太郎感があります。[ブルーレイ(吹替)] 4点(2016-12-06 01:14:15)《改行有》
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