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1. バイオハザードIII 《ネタバレ》 この潔さが好きです。ミラがカッコよければ、あとはご自由にという潔さが大好きです。説教くささを一切排除。ゾンビに襲われたことを黙っている人がいても、それを非難するでもなく、落ち込むわけでもなく、ただ淡々と“ゾンビ化”した元人間を撃つ。この潔さに前作から「5年」という年月をリアルに感じられます。「ゾンビに襲われたことを黙っている?そんなの何回見てきたかわからないね。だからどーした?」という、鈍感さがいいんです。現時点で生き残っているのが、女子供ばっかり…っていう作り物感と、絶望しすぎてわけがわからないリアル感。そのバランスが最高です。[映画館(字幕)] 8点(2007-11-28 18:03:59) 2. ミスティック・リバー 《ネタバレ》 よくできた映画だとは思う。だけど嫌いだった。こんな重い話、私は嫌いです。愛ってこういうものなの?って最後にハテナマークが飛び交った。家族愛って、ほかのすべてのものを奪う独善的なものでいいの? 確かに、すべての周りの人が敵になったとしても愛して守るのが家族だけれど……でも、こういう終わり方は嫌い。心が重くなった。4点(2004-04-10 20:10:12) 3. ベイブ 《ネタバレ》 はっきりいって動物ものは苦手です。どうもドタバタっていうイメージがあるんですが、これは違った!(あはは、月並みな表現 笑) ちょっと笑ったり、胸が痛かったり、ワクワクしたりと、あの無口なおじいさんのぬくもりのある牧場に和んでしまいます。自動車を導入せず、かたくなに馬車を使って、手作りの牧場経営をしているのがいいんでしょうね。それから、ジャムづくりNo.1の奥さん(どうして太ったおばさんってジャムづくりが上手なんでしょう 笑)のアップが出るたびに、なぜか笑みが。普通のおばさんなんですがね。あの奥さんまで愛らしい存在になっていることにビックリしましたねぇ~。コンテストのところの焦り→失神→喜びっていう姿には、ニコニコしてしまいましたよ。ベイブはもちろんかわいらしく、「僕を食べるの?」といったところでは、「食べるものか! これから豚は食べないよ」と思ったものですが、喉元過ぎれば熱さを忘れるじゃないけれど、すぐに豚を食べるようになるんだろうなぁ~。ゴメンね、ベイブ(涙)。もう、エピソードがいっぱいで、何を書けばいいのかわからないくらいなんですが、私が一番楽しんだシーンは、牧場主がベイブを元気づけるために歌って踊った(暴れた?)場面でしょうか。ミュージカル好きってのもあって、とても楽しかったです。でも、あの牧場主、奥さんが外出していたから踊れたんでしょうね(笑)。たまに奥さんが外に出ていくのはいいことなのかもしれません。コンテストの100点満点、私も手をたたいて喜びました。なんだか、あの牧場の一員になれたようで嬉しい。ところで、ラストなんですが、歌を唄っていた3匹のねずみを悪い猫がおっかけるシーンで終わったらいいと思いません? 私は猫好きですが、でもこの映画だったらそれくらい憎たらしい方がいいと思うんですが、皆様いかがでしょう?8点(2003-12-31 02:00:03) 4. ムーラン・ルージュ(2001) 私はミュージカルが好きです。ちなみにユアンも大好きです。この映画ではマジでユアンにトキメキましたよ。もっと若かったら「嫁になる!」って思い込んで、私自身が遠い世界の住人になっていたかもしれません(←本気で心配)。でも、作品自体はイマイチでした。軽い洋楽が使われていましたが、まずムーランルージュの雰囲気に合わない。(これは私にパリのムーランルージュに対するイメージが固まっているからかもしれません。一種の硬直化(老化)現象か?)それから、チャカチャカ切り替わる画面がイヤ。色使いも下品だし。オープニングのパリ上空からムーランルージュまでの道のりが楽しく、期待していただけにがっかりでした。この映画でミュージカルに抵抗を感じなくなったという方も多いので、それはとても嬉しいのですが、反面、私のようにイマイチだった方には、願わくば、この映画だけで「ミュージカルって合わない」って思い込まないで欲しいかな、って思っております。4点……というのが今までの評価でしたが、ユアン見たさに何度も観ているうち、とても楽しく観られるようになりました。あはは、いい加減ですね、相変わらず(汗)。慣れって怖ろしい……。<2004.3.22更新>7点(2003-11-11 06:25:12)
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