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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ソードフィッシュ 一生懸命、色んな人を騙そうと思って頑張って作ったんだろうなー。「よくできました」。でも、全体に漂う行き当たりばったり感×オリジナリティーの希薄さ、いつも「不二子ちゃん」ポジションのハル・ベリー、近頃はアル・パチーノの後釜に収まるために作品選びをしているんじゃないかと思えるトラボルタ、どれもちょっと食傷気味かも。4点(2004-05-31 08:22:14) 2. ピアノ・レッスン 先に見た友人が繰り返していた「美しい」という言葉、私には鑑賞中一度も浮かんでは来なかった。美しいのは音楽だけ。美男美女が出てくるわけでもなく(ブ男度高し)、絵的に「美」を追求しているいるとも思えない。むしろ、グロいしエロい。ロコツだしキモい。そこにあるのは、匂い立つような人間の「性」と「生」の交尾……それでも、何かとてつもなく美しいものを見てしまったかのような錯覚に陥る、この空気感は何なのだろう……8点(2004-02-19 07:48:02) 3. デンジャラス・ビューティー 多分、明日までは心に残っていない――サスペンスとしてはストーリが弱すぎ。でも楽しめたのは、サンドラのホントにワクワクしてそうな笑顔と、マイケル・ケインのプロ根性と、女の子たちの仲良しぶり(ホントのミスコンであんなことは無い)のお蔭かな。6点(2004-02-13 07:45:32) 4. マトリックス この映画を「凄い」と思う時、劇中のマトリックスの中に自分が置かれているような気になる。「凄い」んじゃなくて、「凄い」と思わされているような。「凄い」と思うように、プログラムの製作者達・エージェント達によって操作されているような。……ま、「面白ければ」別にいいのかも知れないけれど。ただ、こんな風に、私たちは映画の作り出す仮想現実に空腹を満たされ、お腹も空かないのにもっと欲しくなり、もっと欲し続けるうちに常に満たされずにはいられなくなり、満たされ続けるうちに結局は何が欲しいのかも分かんなくなっちゃったりするのかな。・・・うーん、もしかしてこの映画に「凄い」って賛辞を贈ることは、この「もっともっと」のらせんを駆け上がる、ちょっと危険なことなのかも。もっとリアルに!もっと刺激的に!もっと破壊的に!……でも本当に欲しい(見たい)ものって……??「先端技術もれなく搭載」だけが取り得に見え始めたこの映画、ほんとに「凄い」のかちょっと考えてみます。だからこの点。 6点(2003-12-21 11:58:34)(良:1票) 5. トゥー・ウィークス・ノーティス 自分に最適な役柄・キャラを求めて未だ手探り状態の女優と、見事に「はまり役」を見つけ最近その路線で調子に乗り始めている男優。そんなサンドラとヒューの駆け引きの方が、劇中の二人の恋模様より激しく感じられたような気が・・・取り合えず、がんばれ、二人とも。6点(2003-11-18 04:45:58)
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