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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  ホテル・ムンバイ 《ネタバレ》 大袈裟な演出がなく淡々と状況が描かれているせいか同種の映画と比べて頭1つ抜けた緊張感がすごいです。 BGMもない静かなホテルの中に死体がゴロゴロ転がっている風景の緊迫感がすごいんですよね。 最後が記録映像で〆られるのも実話ベースならでは。 犯人たちの最後のシーン、ちょっと「明日に向かって撃て」のラストのようでした。意図されたものではなく私が勝手にそう感じただけなんでしょうけど。 人質のメイン層の好感度がいちいち低いところが観客にとっては救いなわけですが、これホラー映画で殺される若者がだいたい好感度が低いのとある意味一緒の手法ですよね。 映画とはいえ、いい人が無為に殺されていくのを見るのはきついだろうからなぁ… インドにきて「牛肉食わせろ」と空気を読まずに言うとか、下品に商売女を呼びつけるとか…そういうのは全部フラグだったというわけです。[インターネット(字幕)] 8点(2022-05-05 03:32:28)《改行有》

2.  デンジャー・クロース 極限着弾 《ネタバレ》 実話ベースとの事ですが、という事はこの映画に出てくるステレオタイプな無能な上司というのは実在するんですよね? エンディングを見る限りほぼ全員実在の人物だと思うのですが、関係者もまだ存命の可能性がある状況でこの描かれ方はなかなかキツイものがありそうです。いや自己責任なわけですが。 さてこの映画で描かれているオーストラリア軍の戦闘に対する知識が全くなく、ネットで調べても情報がほとんどなかったので、観ていて状況がよくわかりません。 情報がないのはベトナム戦争全体で見たときにこれがあまりにも小さな戦闘でかつ重要度も低いためわざわざ取り上げる事もないほどだからでしょう。とはいえ当事者のオーストラリアにとっては大事件なんですよね、それはわかります。 さて、この映画、要は小部隊が囲まれて必死に生き延びた、というだけの話なんですが、実話ベースの弱さでキャラの描き方が弱くイベントも整理されてないので観ていてもストーリーも人間関係もするする流れてしまい、イマイチ感情移入ができず状況もよくわかりません。 結果、なんか囲まれて大変なんだなぁ…というのがわかるだけ…という映画になってて、真面目に作ってるんでしょうけど、そこが徒となって正直そんなに面白くない戦争映画になってます。 残念。[インターネット(字幕)] 5点(2021-11-28 14:12:37)《改行有》

3.  バイオハザード: ザ・ファイナル 皆様、書かれてる通り、カット割りが細かすぎてイライラするレベル。 これはいいと思ってやってるんでしょうか?? さてバイオハザードの映画というと1と2はまぁ及第点だったと思うんですよ。 しかし3以降はいけません。 ぶっちゃけお話自体がつまらないので観たにも関わらず細かい内容を覚えてません。 そんな私がいきなりファイナルを観ても大丈夫なのか? 大丈夫! そんな私に対する親切設計なのか、このバイオハザードファイナル、なんと過去の映画の内容を全て捨て去り新たな設定を定義。それを冒頭でざくっと説明してくれるので、私のような過去作の細かい話を覚えてない人も安心なのです。 いや、監督自身が「どうせ誰も細かい内容なんか覚えちゃいないだろうし」くらいに思ってたのかもしれません。 過去作全捨て。それってシリーズ物のファイナルとしてどうなの??? で、その内容ですが、相変わらずわざわざ語るほどのレベルではなくしかも最初に書いたように無駄な細かいカット割りでいらつかせてくれるという代物ですから褒める要素は全然なし。 これならそっくりさんのコスプレショーによるお祭り映画の方がよっぽどマシです。 ジルとかそういう面子がすべていない事になってるのはバイオハザードと名乗る映画としてさすがに厳しいです。 それにゾンビ的な物と戦ってこそのバイオでしょ?ゾンビの存在がもはや背景レベルじゃぁね… あ、ローラのやられ顔はよかったです。彼女でプラス1点ですね。[インターネット(吹替)] 3点(2021-10-24 18:47:49)《改行有》

4.  透明人間(2020) 透明人間というのはなかなか想像力をかきたてられるテーマなわけで、そこからどんな面白い物語が生まれるのか、期待にワクワクしちゃうわけです。 しかしその扱いが難しいテーマらしく、意外と透明人間を主題においた映画は少なかったりします。 透明なキャラというのはそれが想像で補える小説とかならまだしも、映像で見せる映画との相性が最悪ですからしょうがないのかもしれません。 そんな中で生まれた新しい透明人間映画、これは観るしかないのですが… これ「透明人間」というギミックをはずしてみればそこにあるのはありがちなサイコホラー映画の姿。 この映画の内容であれば「透明人間」というギミックを使わなくても話が成立してしまうのが致命的です。 (もちろん劇中のトリックの類は変更の必要がありますが、そこは映画の本質ではありません) 透明人間じゃなくても同じような話が作れる時点で「透明人間映画」としてはダメでしょう。 シンプルに「透明人間の無駄遣い」 つかインビジブルのレビューあたりでも書きましたが、男子たるもの透明人間になったらやりたい事はエロいいたずらですよ、えぇ。 ワンピースで透明になる実を食べた奴も女湯に侵入してたし、ジャングル黒べぇでも透明になったらヒロインのお風呂を覗いてました。 それこそが透明人間としてやるべき行動です。きっとそうです。 いや一般論としては違うのかもしれませんが、個人的には絶対それです。それしかありません。 そういう意味でもこの映画は間違ってます、うん。[インターネット(字幕)] 5点(2021-04-14 02:55:41)《改行有》

5.  デイブレイカー 《ネタバレ》 テレビシリーズの第1話スペシャルみたいな映画。 この映画で褒められる点は設定の妙。 人類の9割がバンパイアと化し…という設定自体はありふれているわけですが、それでどうなるかというと結局その9割がやってるのは普通の日常生活。 普通に会社行って普通にニュース観て…テレビで報じられるのは「血液市場高騰」とか「政府の人工血液製造の公約が」とか。 人類のほとんどがバンパイアになればそこで行われるのは結局今の生活の延長なわけですね。 その設定が新しい。 そういう基本設定は面白いと思うんですが、一方で、それだと緊迫感がないので、バンパイアがバンパイアの血を吸うと別のモンスターになってバンパイアを襲うなんていうのは完全に蛇足。結局、人間対バンパイアの関係を別の形に置き換えただけの既存ありがち設定。 元の設定はめちゃくちゃ面白くなりそうなのに、それをうまく生かせず結局ごく普通のストーリーが展開するだけになっていて、最終的には冒頭に書いたようにテレビシリーズの第一話みたいな安い感じに落ち着いちゃってるという。 惜しい。惜しいなぁ…[インターネット(字幕)] 7点(2020-09-03 16:27:24)《改行有》

6.  カリフォルニア・ダウン 《ネタバレ》 全編ドゥエインジョンソン感満載の安定のドゥエインジョンソン印の映画。 どの映画でも毎回ほぼ同じキャラでほんとブレないですよね、この人。 いかにもエメリッヒあたりが大好きそうな大地震物。 でもやっぱ監督が違うとずいぶんと撮り方違うよな、と実感するわけですが。 冒頭で東日本震災にふれていますが、実際あの地震の影響は大きいようで、津波が劇中で重要なシーケンスを占めています。 いままでの大地震物の映画でそのあとの津波にふれたものはあまりありませんでしたから。 とはいえ、真面目に突っ込めばサンアンドレアス断層起点の地震であればここまでの大津波はあまり考えられないのですが(実際に1906年のサンフランシスコ地震でも津波被害はなかった) まぁそれは映画的な演出&地震の規模がでかすぎたから…という事にしておきましょう。 主人公一家はあちらの映画でよくある「離婚寸前で、嫁には新しい恋人が」系で、旦那が嫉妬心を抱えながらも新旦那に挨拶したりするよくある人間関係。 これ毎回思うんですが、日本じゃありえないようなシチュエーションですよね。 でもアメリカ映画ではしょっちゅうある…という事は向こうじゃ珍しくないシチュエーションなんでしょう。 そしてもちろん最後はよりを戻します。ベタすぎる。 さらに、その新恋人がダメダメなのも毎度定番。この人、映画途中にちょいちょい挟まる群衆シーンでの視点要員として演出上便利に使われていくわけですが…なんてひどい役なんでしょうか、むしろかわいそうになってきます。 定番と言えば例えば序盤のダムの地震シーン。 助手が女の子を助けた時点で、「あ、これ女の子だけ助かってこの助手死ぬんだろうな」と誰しも予想がつきそしてそうなるわけで、そこから最後までそういう感じの「ありがち&既視感」エピソードがずーっと続いていくのはある意味潔いとすら言えるでしょう。 そしていろいろあって夫婦だけで娘を助けに行く…いやそれデイアフタートゥモロー!と突っ込んじゃうし。 つか飛行機降りて歩き出しちゃうとそれ無力すぎて何にもできませんよね、と思いつつ、でもそれをなんとかしていくのがドゥエインジョンソン。 この映画、とにかくシナリオは予定調和…よく言えば定番、悪く言えばありふれた展開あるいはご都合主義の連続です。 一家族にフォーカスしすぎているせいで、地震の被害の規模を感じさせてくれません。 街かは盛大に壊れるわけですが、そこで生きてる人達の息吹が映画中で全く感じられないのです。 モブがちょっと逃げまどってるだけでは観ていて何も感じません。 これって主人公一家以外の数人を事前にちょっと紹介しておいて(たとえば夫婦の離婚を見届ける友人夫婦とか)、その人達がこの地震でどうなるかをちょっと挟むだけで、悲壮な感じがすごくでるはずなんですが…そういうとこ端折るからこんな事に。 最近の映画だけあって地震のシーン自体はなかなか迫力あるんですが、いかんせん構成やシナリオの貧弱さが目に付く映画でした。 あと劇中、美人美人言われる娘がそんなに美人には見えません。 (でも母親似で、そういう意味ではうまいキャスティングだな、とは思いますが) 美人なだけなら地震教授の助手の女の子の方がよっぽど可愛いんですが、それは…[インターネット(吹替)] 6点(2020-06-10 15:08:24)《改行有》

7.  ハンター(2011) 《ネタバレ》 ウイレムデフォーって何でもかんでも出てるし誰でも知ってる俳優だと思うわけですが、しかし「主役」となるとほとんどないわけで、「いやめずらしいな」と観始めたわけです。 (プラトーンはあの有名なポスターのイメージで主役感がありますが明らかに主役ではないので) 動物好きには、タスマニアデビルが途中でちょっと出るのが見どころ。 日本では多摩動物公園にしかいない貴重な動物ですから>タスマニアデビル しかし最後に出てきた嘘くさいフクロオオカミ(劇中ではタスマニアタイガーと呼ばれてる)がCGだったわけで、タスマニアデビルもCGの可能性もあるわけですが…でもまぁあちらにはまぁまぁいる動物なので本物なのではないか、と。 ロリ好きにはロリ入浴シーンが見どころ…なのかなぁ… と、マイナーな見どころはいくつかあるわけですが、本編を真面目に評価するとお話自体が非常に地味で淡々としてるしサスペンスといいつつめちゃ平凡ありがちでサスペンス要素なんか全然なく最後まで盛り上がる事もなく終わる…という、「綺麗なオーストラリアの自然内での地味な人間ドラマが好き」って人にはいいんでしょうが、僕にとっては物足りない映画でした。 そもそも映画中の人間関係自体が非常にステレオタイプでありがちな物なので「この映画ならではのよさ」というのが先に書いたマニアックポイントくらいしか思いつかないのです。[インターネット(字幕)] 5点(2020-06-10 00:46:46)《改行有》

8.  ブレイブ ワン 《ネタバレ》 狼よさらば(デスウイッシュ)以来伝統のビジランテ物なわけですが、このラストは確かに賛否両論あるだろうな、と思います。 多くの観客が感覚的にこうあってほしい…と思うオチなわけですが、しかしあの刑事本人が言ってるように法の番人は法の番人だから殺人が許されるんであって、一般人のリンチ許したらそれはもうダメだろ、とも(理性では)思うわけで。 でも本当に人間的な個人の感覚では、愛する人も自分も死ぬまで不当な暴行を加えられたら、そりゃ機会があれば復讐しますよね…理屈じゃなく。 で、それを見守る側も、法の番人の前に人間であれば許すかもしれません。 人間だもの 私の個人的な感覚では、ああいう目にあったら絶対許しません。殺します。絶対。当然です。聖人じゃないので。 ちなみにそうなったとき復讐の連鎖になるのも、映画や実社会でよくある話。 結局、人間って本質的にはそういうものなわけで、だから法があって法の番人がいるわけですけど、でもそれに納得できない被害者感情は…でこのテーマは無限ループになるしかないのです。[地上波(吹替)] 7点(2020-06-01 15:40:52)《改行有》

9.  エリア52 「気が付いたら謎の場所に一人でいて、何がおきてるかわからない」というSAWやCUBEでおなじみのソリッドシチュエーション物は、題材として面白そうな分観る側のハードルが上がります。 知らない映画でもあらすじ説明だけで「お、ちょっと観てみよう」と思ってしまいます。 で、だからこそそれを裏切るような内容だと元のハードルが高い分その評価も急降下。 この映画も、意図してではなく撮り方&編集が下手なせいで何がおきてるかわかりづらい上に次々と観ててテンションが下がるようなネタが展開していく(突っ込みどころしかない)…となるとこれはもう地雷の域。 安っぽいいろんな要素詰め込みすぎなんですよ。 最初にハードルをあげてしまってるだけに、厳しい評価にならざるを得ません。[インターネット(字幕)] 3点(2020-05-13 18:36:37)《改行有》

10.  ゾンビマックス!/怒りのデス・ゾンビ 《ネタバレ》 邦題で損をしてる映画というのはいくつかありますが、この映画こそその典型。 こんなC級映画感満載のタイトルじゃ誰も観ようなんて思いませんよ。 ところがぎっちょんぎっちょんちょん、実際に観てみるとゾンビ映画の最高峰レベルの面白さなんだから世の中わかりません。 「A型RH-以外の血液型の人間はみんな空気感染でゾンビ化する」とか「ゾンビの血は燃えるのでガソリンの代わりにして車を動かせる」とか振り切れた設定がストーリーに花を添えます。というかそんな無茶苦茶設定なので既存のゾンビ映画の常識が通用しません。 あげくにおっぱいが素敵な妹(おっぱいが素敵なんです!)は謎の実験の末にゾンビを操れる力に目覚めるんですからもうどうにでもしてくれと言った感じ。 映画のラストもある意味何も解決してないんですが、一応爽快感はばっちり。 こんな掘り出し物映画なんですが、邦題が本当に本当に残念です。[インターネット(字幕)] 8点(2020-04-20 02:45:34)《改行有》

11.  ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷 超有名オカルトスポットであるウインチェスターハウスを正面から描いた映画というのは実はほとんど存在しません。 この映画はその稀有な一本なのですが…残念ながら映画の出来はあまり褒められたものではありません。 凡庸なストーリーについては特に語る事もなく…このジャンルにはもっと安っぽいツッコミどころ満載のバカ映画も沢山ありますが、この映画は地味すぎてそういうのもなく…「ただただ地味に普通以下」の非常に残念な一本です。[インターネット(吹替)] 4点(2020-04-01 11:06:29)《改行有》

12.  スケア・キャンペーン 《ネタバレ》 劇場未公開なのが不思議な、わりと面白いホラー映画。 これよりできが悪いホラーが普通に劇場にかかってるのに…まぁ別に劇場にかけなくてもいいんですが。 さて、テレビなどで向こうのドッキリ番組を見てると、これってひっかけられた側がキレて殺人とか起きてもおかしくない…くらいひどいやりすぎ番組が多いんですが、やはりあちらでもそう思う人は多いんでしょうか? この映画のベースはおそらくそういう観てる側の感情からきてます。おまえらヤリすぎだyoバチがあたればいいのにyo…的な。 ストーリーが2転3転するこの映画ですが、アビゲイルがスパイな事やマスクなんちゃらが参入してくるところまでは想定内。 (というかアビゲイルの関してはあまりに分かりやすすぎて逆にこれスパイじゃないのかも…と思わせるレべル) 見てる途中で、まぁこれは逆ドッキリだよね…と想像できるわけでそこまでドキドキするわけでもありません。 じゃここで出てきたマスクなんちゃらもさらにドッキリで…と期待してると…映画そのまま終わっちゃいます。 おいおい… これヒロインの女が実は黒幕で、アビゲイルが逆に襲われて…くらいの展開をもう一回させて落とさないとダメな奴じゃないですか。 これもまたオチあるんでしょ…くらいの気持ちで観てて最後までいっちゃったので、途中殺されたりするシーンが全然怖くないっていう弊害も。 え、俺深読みしすぎたの?的な。 だってさ「マスクなんちゃらが実際に殺人までやってる」的な途中の会議とかのシーン、あれはどうみたって前フリじゃないですか。 あんな前フリされたら、そりゃもう一回オチあると思うでしょうよ… とまぁ最後にもう一回の展開がなかったガッカリ感はあるんですが、まぁでもこの手のホラー映画としてはわりとよくできてて面白かったと思います。 あと、もうテレビは老人専用のオワコンで、ネット動画に完全に負けてるよ!的な女性上司の説教は、世界中そうなんだ…という事を実感させてくれて、日本でもテレビ製作者に見せたくなるような、そんな気がします。[インターネット(字幕)] 6点(2020-02-07 13:33:31)《改行有》

13.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 キングコングというと古典的なアレのリメイクなんだろうなぁ…と思い込んでいて全く観る気ははなかったんですが、いや全然別物じゃないですか! 際立つ特徴は監督の演出。 洋画邦画にかかわらずあまり映画では見かけないような映像&演出で妙にかっこよくギャグの演出もキレてるなぁ…と観ている途中ずっと思っていたわけですが、なるほど、最近多い「日本のアニメゲーム大好きです」系の監督さんだったんですね。 そのあたりにインスパイアされたと思しき映像だったからこそ同じものを観て育った日本人の自分的にドンピシャだったんだと思います。 とはいえガスマスクして日本刀を振り回すシーンなんかは完全にやりすぎで「どうなの?」と思ったりするんですが、最近のアメリカ娯楽映画には似たシーンがちょいちょいあるので(例えばゴーストバスターズ2016でのホルツマンのバトルシーン)多分あちらでの流行りなのかな?と思ったり。 怪獣映画として十分に及第点の出来で、端的に面白い!と思いました、はい。[地上波(吹替)] 8点(2019-06-10 19:45:49)《改行有》

14.  ババドック ~暗闇の魔物~ 《ネタバレ》 面白いホラー映画ってないかなぁ…とネットで検索するとちょいちょい名前があがってくるこの映画。 母子二人暮しの家をババドッグというモンスターが襲う映画…かと思いきや、実際は育児ノイローゼのお母さんがおかしくなってしまいストレスの元凶である我が子を襲う話でした。 いわゆるサイコスリラー映画にジャンルされるものだと思います。 この映画については、ほんとにモンスターがいるのかそれともお母さんの妄想なのかがわからない…という感想をよくみますが、各種伏線や展開をみるかぎりこれはお母さんがストレスでおかしくなってるだけです。 例えば破棄したはずなのに修理されて戻ってくるババドックの絵本。あれお母さんが自分でやってますよね。それより前に以前は本の仕事してたって言ってますからそのあたりが伏線でしょう。 そもそもあの本が帰ってくるタイミングは渋る医者に子供用の薬を処方させた事がきっかけになってますから、自分の子供へ強い薬を処方する罪悪感とそれでやっとおとなしく寝てくれるという安心感。そのアンビバレンツが契機になってるのはほぼ間違いないですし。 結局はちょっと困った子供をたった一人で育てなくてはならない母親がおかしくなっちゃうだけの映画なのです。 女性監督が自分で作った話を自分で監督してる映画ですから、そのあたりかなり女性視点で深く描かれてるんだと思います。多分。 さて、で、この映画の評価ですが、とにかく陰鬱でイライラします。 特にあの子供については「死ねばいいのに」と思うくらいイライラします。 観ていてとにかくしんどいのです。 それに何より犬をいじめる映画は僕は嫌いなのです。 という事で好き嫌いで言えば大嫌いな映画で本来であれば0点でもいいくらいなのですが、それはいくらなんでもこの映画が可哀そう。 だからと言って高得点をつけるのもおかしいので微妙なこのくらいの点数にしておきます。人によってはひょっとしたらひょっとすると思いますから。[インターネット(字幕)] 4点(2018-12-19 23:41:50)《改行有》

15.  パニック・マーケット3D 《ネタバレ》 CGは安っぽいし驚くような展開もないけれどそれなりにお約束を抑えたオーソドックスでよくまとまったパニックサスペンス映画。 チープな割にずっと観ていられるのは、とにかくストーリー展開がちゃんとお約束を守っている事。 多分死ぬだろうな…と思うような人は死ぬし、死なないだろうと思ってる人と犬はちゃんと死なない。 その配分は見事なほど。 ちょっと惜しいのはラスト前のシーン。一般に最後にもう一段オチがあるのがこの手の映画の定番で、つまり最後の脱出前に死んだと思ってたサメがまだ生きていて強盗の首領を喰うという展開がお約束なわけで、当然最後にそれを待って身構えていたら無い…というのは拍子抜けなわけですが…しかしいい意味でこれはサプライズなのかもしれないと思ったり。 一番残念なのは、冒頭のヒロインのビキニ尻突き出しのシーン。せっかくの3D映画なんだからまずそこを3Dで飛び出させるべきだろう、と。サメなんか飛び出させてる暇があったらまずはビキニ尻を飛び出させろ、と私は強く言いたいのです。映画における3Dの使い方はまだまだ発展途上だと言わざるをえません(←個人の見解です)[インターネット(字幕)] 6点(2018-12-06 11:24:07)(笑:1票) 《改行有》

16.  トライアングル(2009) 《ネタバレ》 予備知識全くなく観ました…が、この映画はDVDだと「殺人ループ地獄」とサブタイトルついてるんですよね。 ネットで映画のタイトルひいただけで、このサブタイトルが目についちゃうわけで…めちゃくちゃネタバレしてまんがな。 という事で殺人事件を解決してくループものなんだな…という知識だけはいやおうなく持った上で視聴したわけですが、映画序盤で客船に乗ってすぐ 「アイオロスって何だっけ」「死神をだまして苦行のループをくらう奴よ」という伏線会話が… いやもうそこで完全にネタバレしてまんがな! という事で、あとは設定が読めたストーリーをいかに面白く見せてくれて話のオチをどうつけてくれるのか…という点に注目しながら映画を観たわけですが…うーん、結局イマイチ…ってとこでしょうか。 タクシーの運転手が出たとき、「あぁ出た出たこいつが死神さんだ!」となってやっぱここで戻らずヨットに乗っちゃうのね、チャンチャン…で映画が終わり…さてそこでこの物語を振り返ると、結局ヨットの人達、実際は主人公の今の境遇(というか死んでループ中の状況)とは関係なく、実際はあんな目にあってるわけじゃないんですよね。客船での出来事にしても、当然こんな話なので整合性などとる必要もなく矛盾バリバリでがっかりなんですが、よくわからないのがヨットで消えるヘザーの存在。 彼女って何のために存在したキャラなのかが全くわかりません。 主人公のループ上も特に必要なキャラじゃなく…だから途中で消える…のであればそもそも最初からヨットに乗せる必然性もありません。 そのあたりも含めて展開に未消化な部分が多い残念なシナリオだと思いました。もう少し頑張りましょう。[インターネット(字幕)] 6点(2018-02-13 22:14:01)(良:1票) 《改行有》

17.  ピッチブラック 《ネタバレ》 続編が作られる映画というのはだいたい面白いのが相場なのですが、いやこれはダメでしょ。 そもそも22年間ずっと昼だという惑星に懐中電灯の光くらいで怖がって寄ってこないような生物が存在するわけないだろ、ってところですでに「えー」って感じなわけでその舞台設定がアホ丸出し。 設定がそんなレベルだから当然そのストーリーもいちいちご都合主義で失笑するレベルなわけです。 たとえば、みんなで電池を引きずっていこうのコーナーで、突如としてキレて暗闇に向かって走り出す古物商。 おかげで皆の照明が消えて危機に陥っちゃうわけですが、いくらなんでもあの状況でどんなにキレたって暗闇に走っていくアホはいないでしょ。 ご都合主義にしてもひどすぎます。 たとえばパート2、雨ふってきて避難した洞窟から駐屯基地までの往復の道筋が何往復かされるわけですが、なぜか毎回難易度が違いすぎます なぜ一人で重い電池しょってえっちらおっちら歩いたときや、光る虫を入れただけの瓶をもった女性が一人で移動するときには無事なのに、ある程度明かりをもって4人で移動するときにはピンチに陥るのか。 どこもかしこもそんな感じのご都合主義展開が多すぎて観ててもただただしらけるだけ。 まぁしょせんC級娯楽映画にすぎないわけだから細かい事を言うなよ、ってとこなのかもしれませんが、その割に続編が作られたりそれなりに面白いという人がいるのがどうにもこうにも解せませ  同じような製作レベルの映画でも例えばエイリアンが映画史に残る傑作になったようなものもあるわけで、低予算のしょーもない映画であってもちゃんとした物を作る義務ってのはあると思います。[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-01-22 22:21:02)(笑:1票) 《改行有》

18.  イエスマン "YES"は人生のパスワード 《ネタバレ》 個人的に苦手なジムキャリーとズーイーデシャネルがメインを務めるこの映画、表面上は「なんでもイエスと言えば人生は好転する」みたいな事を言ってるわけですが、実際はとりあえずポジティブになんでもやってみて興味の幅を広げ知人を増やし…要は単なる「リア充のススメ」なわけです。 それに気づくとちょっとハナについてしまう人もおそらく多いはずで、及第点ではあるのですが、全体的にはいろいろひっかかる映画です。 たとえばヒロインのズーイーデシャネル、500日のサマーでも素っ頓狂なヒロインを演じていて、そういう役がハマるわけですが、それはつまりメンヘラ感が高いという事であり、ヒロインとしての魅力はイマイチ。(せめてもうちょい可愛ければねぇ…) オチもかなり弱いですし、そもそもきっかけとなった最初のホームレス、当然「実は何かある」キャラでクライマックス近辺で活躍するキャラだと思いきや最後まで何もないっていう…えぇぇそれどうなの…[インターネット(字幕)] 6点(2018-01-13 12:24:51)《改行有》

19.  トゥー・ウィークス・ノーティス 《ネタバレ》 2017年の今、この映画を観て一番びっくりすることは、ナチュラルにトランプ(本人)が出演してる事でしょう。 何しろ突然登場するので「うわ、トランプだよ!」とびっくりするわけです。 さて、この手の恋愛コメディというのは作る上で意外と難しい作品群だと思います。 何しろ性格や環境が真逆に近い男女が序盤に登場した時点で、途中反発したりしながら最後にはこの2人がくっつくんだな、と誰でもわかりますし(というかくっつかないと客は許しません)、1行で要点をまとめようとすると、ほとんどの恋愛コメディ映画はみんな同じストーリーになっちゃうわけです。 そんな「基本的には同じストーリーの」映画群の中で、その映画ならではの独自の色を出していかないといけないわけで、これはなかなか大変だと思うわけです。 そして本映画なんですが、そんな映画群の中では中の上、「ラブコメとして十分に面白いけどそれ以上ではない」というなかなか微妙なラインに収まっていてこのジャンルの映画のむつかしさを痛感させてくれるわけです。 個人的に面白いと思ったことはちょいちょい話に出てくる過激平和主義団体のグリンピース、この映画での描かれっぷりを見る限りアメリカでも一般観客的視点では「あいつらはちょっとなぁ」と思われてるんでしょうね。 なんとなく日本人は嫌ってても西洋では好意的に受け止められているんだろうなぁ、と思っていただけにちょっと面白い発見でした。 映画の内容に全く触れないのもあれですから、ちょっとだけ書くと、ときどき出てくるヒロインの両親、これって主人公達に自覚はないようですが、実は劇中の主人公とヒロインに極めて似てるんですよね。 「結局、好みのタイプって自分の親に影響受けるんだよね」というのはよく言われる事ですが、まさにそう描かれていて、主人公達も多分こんな感じの夫婦になるんだろうな、と想像させてくれるようになっています。 この映画で残念な点は、ラスト近辺ですね。 あまりに盛り上がりにかけます。 恋愛映画のクライマックスは、基本的にお約束のストーリーの中で観客が期待する一番大事なシーンなわけですから、もうちょっとドラマチックな演出でいけたと思うんですが…この映画は地味すぎるんですよね。そこが本当に残念です。 さて点数ですが、きわめて個人的な事ですが、私は「目を隠せばヒューグラントに似てる」と何人かに言われてた事があります。 なので彼が出ている映画を悪く言う事は基本的にはないわけです。 という事でこの映画に対する私の点は少し甘いかもしれません。[インターネット(字幕)] 7点(2017-12-31 13:22:59)《改行有》

20.  ゴーストシップ 駄作B級ホラーとしてかなり有名な映画ですが、そこまで悪く言うほどの映画でもないんじゃないか、と個人的には思います。 多分、導入部のキャッチーさが問題で、そこで期待しすぎちゃうのがいかんのだと思います。 導入部から観客が期待しちゃう内容と、実際にそこから展開する映画の内容がずいぶん違いますからね。 一言で言えば「地味」、そして「ありがち」。 しかしよく言えばオーソドックスな内容なわけで、そこまで酷評される映画でもないのかな、と。 ある意味、冒頭の詐欺シーンが逆にマイナス評価を高めてしまってるのかな、と思います。 特にフランチェスカのエロボディの魅力は相当なもので、それだけでプラス1点できるほどではないか、と思うんですが、ど、どうでしょうか?[インターネット(字幕)] 6点(2017-12-28 01:49:39)《改行有》

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