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コメント数 178
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自己紹介 人にはそれぞれ言い分があるのです 。

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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  アイアン・スカイ 映画秘宝系キワモノと断じてはならぬ。何の茶番もない、極めて真っ当、真摯かつ志の高い傑作。素晴らしい。つまらぬギャグが玉にきず。[映画館(字幕)] 10点(2012-10-03 22:27:12)

2.  ハッピー フィート 《ネタバレ》 まずミュージカルシーンが素晴らしい。歌い出す瞬間の高揚感にあふれているし、見事なタップを1カット切れ目なくみせてくれる堂々。ここ数年で観たミュージカルみたいなもの(むーらんなんとかとかおぺらざのなんとかとかどりーむなんとかとかしかごなんとかとか)の5000倍優れている。 ■そして素晴らしいのは動物に知性があるというアニメーションのお約束事をリアルとして描いていること。それは「ベイブ」以来のネタではあるが、「ベイブ」にみられた被支配者としての屈折を昇華させていること。 ■さらに凄いのは、それがペンギンの歴史、人類の歴史まで変容させる自体にまで発展することで、つまり観客は「神話」が生まれる場に立ち会っているのだ。「食物連鎖が崩れた」という台詞には感動した。エコロジーといった社会ネタを動物の擬人化によって描いているから感動的(あるいは鼻白む?)なのではなく、そのような視点そのものの歴史性が感動的なのだ。[DVD(字幕)] 10点(2007-08-06 22:28:18)《改行有》

3.  蝋人形の館 《ネタバレ》 これまでのところダーク・キャッスル作品唯一の傑作。以下、良かったとこを列挙。■アキレス腱切り、足裏ナイフ狙い、指先ペンチ切りなどの細かなアイデアが散りばめられているのがまず素晴らしい。■つまらなくなりそうなシーンを俯瞰の1ショットで簡潔に流す、殺人シーンの省略などのリズムの良さ。■最初の殺人まで50分もかかる、という反ハリウッド的頑張り。成功してるかどうかはともかく、それは「頑張り」とか「志」とかいう言葉で賞賛してもいいかなと。■日没少し前から完全に夜となるまでを、丹念なカットの積み重ねによる1シーンで描くなどの光に対する戦略。■犯人(?)たちの過去をさりげなく小出しにしていく手際の良さ。■そして何より、クライマックスのスペクタクルが単に派手なハリウッド流ではなく、しっかりと物語の中に生きていること。■というわけで、ああ、ホラーを見るというのは「怖い」のではなく「楽しい」体験なのだ、心の底から怖かった数少ない傑作たちの陰にあって、幾分身を潜めていたかのような「楽しい」ホラーたちもまた「傑作」なのだと、改めて光を当ててしかるべきではないかと。■この「楽しさ」を存分に味合わせてくれるウエルメイドな一作。映画館で観なかったことを心底後悔した。[DVD(字幕)] 10点(2006-05-15 21:27:57)(良:2票)

4.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 イーストウッドが素晴らしいのは、この映画に描かれた人生のすべてを、感情のすべてを、肯定していること。「復讐」を賛美しているわけでも、「教育」の重要性を啓蒙しているわけでもなく、ただ、そこにある人生を受け止めること。 継娘を殺された女性は、夫が間違って友人を殺してしまったことに善悪の判断を求めず、ただこれからの家族の幸せを願う。「あなたはこの街の支配者だ」と。そしてその夫は、心の底で罪の意識を感じながらも、多分、彼女の言葉通りに幸せに暮らしていくに違いない。あるいは、自分の夫を殺された女性は、その犯人だと知りながら金を貰い、息子の幸福だけを願って、同じ小さな街で生き続けていくのだろう。 イーストウッドが提示した幾多の人生は、まさに圧倒的だ。色を抑えたコントラストの強い画面の中で、役者たちは完璧にイーストウッドによって統御される。その人物の動かし方(カフェテリアでショーン・ペンを尋問する際のローレンス・フィッシュバーン)、どこを切り取っても完璧な構図(ティム・ロビンズとマーシャ・ゲイ・ハーデンの階段の上下での切り返し)、カッティングの冴え(死体を発見したケビン・ベーコンのアップから階段を上がるショーン・ペンのロングへのつなぎ)、そして、酒屋の親父(イーライ・ウォーラックだ!)から人生を放棄したかのような母親まで、すべての人物の圧倒的な存在感。 そしてパレードが行われる。ある男の人生を狂わせた場所と、ここは同じ通りなのだろうか。華やかなパレードの中で、父を失った息子は、父親と同じように背を丸めじっとうつむいている。母親を発見し、やっと彼は微笑みを母に向ける。悲惨と絶望の中の唯一の救い。 生きていくことは残酷で哀しく、善も悪も正義も大きな流れの中に混在している、そしてふとした偶然からその多くが変わっていく。もしかしたら変えることが出来たのかもしれない。しかし眼前の人生は必然だ。この世界はパーフェクトではない、それでも、ただ受け入れ、生きていくしかないではないか。10点(2004-01-18 18:37:41)(良:10票) 《改行有》

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