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プロフィール |
コメント数 |
188 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
・・・・最初に投稿してから4年近くたとうとしています。 これからも、細々とでも投稿してゆきたいと思っています。 |
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1. ミスティック・リバー
私は、作り手はデイブに中心軸をおいて構成すべきだと思います。しかし、結局、イーストウッドは、幼年期に虐待を受け、多重人格的になりながら、必死に生きているデイブという存在を承認することができていないのではないでしょうか。、、、、、特に最後の二つの家族の対比はとっても酷い。法を犯しても家族を愛し、家族に安心を与える強い父親=ジミー、vs、強さを持たず、家族から信頼されない弱い父親=デイブという対比です。これは典型的なカウボーイの価値意識といってよいでしょう。私には、ジミーの顔が、イーストウッドの顔、そしてGWブッシュの顔にタブって見えました。、、、、、ハリウッド的定番のハッピィエンドではないところに渋さを感じさせますが、実は、ハッピィエンドではない欲求不満を、伝統的家族観、父親像の提示で解消させており、それはアメリカでは少なくない愚民観客を、巧みに保守的思潮に誘導することを意味しているように思われます。さすが、政治家クリント・イーストウッド。5点(2005-02-18 11:33:49)(良:1票)
2. マトリックス レボリューションズ
ハリウッドでは、良い映画を作ることより、売れる映画、儲かる映画を作る方が大事だという考え方が支配的だということを納得させてくれる作品。退屈することなく時間を過ごせるという点で消費する映画だと思いますが、鑑賞する映画とは思えません。----第一作が持っていたアナログとデジタルのコントラスト、リテリティとは何かというSFが得意のテーマなど、味わえる部分は全部ぶっ飛ばされて、たんなるSFドタバタチャンバラ劇になっているような、、、。2点(2004-06-08 13:27:18)
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