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プロフィール
コメント数 270
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 歳をとるごとに趣味と呼べるものがだんだん少なくなり、今では多忙ななか映画を鑑賞することがひとときの楽しみとなっています。
無数の作品の中から良作を探し出すツールとして、本サイトのお世話になっています。

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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ハクソー・リッジ 《ネタバレ》 「良心的兵役拒否者」という戦争映画としては異色のテーマで、実話がベースになっている作品。 敬虔なクリスチャンで知られるメル・ギブソン監督らしい着眼点だ。 前半は主人公デズモンド・ドスの育った家庭(特に第一次大戦でのPTSDを抱えた父親との確執)や、後に結婚するに至る恋人とのエピソードを語り、 中盤ではデズモンドが愛国心から兵役を志願する一方で「決して銃に触れない」と宣言したことから惹起される上官や仲間からの迫害にも決して屈しない姿を描き、終盤では衛生兵としての戦場での大活躍が描かれるという安定した展開。 不謹慎の誹りを恐れずに言えば、監督得意のグロ描写に期待して鑑賞したのだが、リアルな戦場描写は期待通りだった。 ハクソー・リッジ(日本では前田高地と呼んでいたらしい)での上陸戦のシーンは、最前線での白兵戦の凄惨さを見事に再現している。 白煙で視界の悪い戦場で、いきなり機関銃の雨にさらされ、訳も分からないまま次々と死にゆく米兵たち。 鉄兜ごと頭を撃ち抜かれたり、爆発で手足をもぎ取られたり、その地獄絵図の中を駆け回る衛生兵はモルヒネを打つことくらいしかできないという凄惨なシーンがこれでもかと続く。 実際、極限状態に置かれた皇国・日本兵の捨て身の攻撃は、米兵にとって脅威であったに違いない。 劣勢のなか一度撤退を決めた米軍にあって、ただ一人戦場に残り「神様、どうかあともう1人助けさせてください」と、まだ敵の銃弾が飛び交う中、息のある兵士を次々と救出し続けるデズモンド。そうして(驚くべきことに日本兵も含め)数十人もの命を救ったデズモンドは、最後は真の英雄として讃えられる。 「戦争」という合法的な殺人を目的とする非人道的な場面にあって「汝殺すなかれ」とのキリスト教の教えをどう実践するべきなのか、という問いに対する一つの答えが本作なのだろう。 しかし、他のレビュアーも指摘しているとおり、主人公がなぜあれほどまでに頑なに信念を貫けたのか。多くは特定の信仰をもたない日本人にはなかなか理解しづらいだろう。 しかし本作は、人間にとって信仰とは、信念とは、本当の勇気とは、そして真の強さとは……と様々考えさせられる良作である。[インターネット(字幕)] 7点(2019-06-06 00:55:16)《改行有》

2.  カリフォルニア・ダウン 《ネタバレ》 「2012」以来のディザスター・ムービーの鑑賞となったが、なかなかどうしてクォリティーが高かった。 ドウェイン様の圧倒的安心感もさることながら、制作スタッフがリアルさにこだわって撮影した意気込みが十分伝わってくる。 ただしここで言う「リアルさ」というのは、ストーリーの真実味ではなく、映像上のリアルさという意味だ。 こういったフィクション映画のストーリーは文字通り「映画的」であっていい。むしろそれを鑑賞後に(あるいは家庭で鑑賞しながら)ツッコミながら楽しむのが正しい作法ともいえる。さらに準主役の妻や娘が揃って巨乳であることも(女性側からの批判を承知でいえば)こうした映画の作法をよくわかって製作していると思う。 最新のCGをふんだんに使いつつ、ここぞという場面は生身のスタントやセットで体当たりの演技を見せており、大都市での巨大地震や津波の恐ろしさを楽しみながら疑似体験することができた。良作。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-02-13 11:52:15)《改行有》

3.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 多くの方がレビューしているとおり、はやり本作は劇場の大画面と大音響で「体感」するべき映画だった。 ストーリー展開やキャラクターの背景にはほとんど深みを持たせず、セリフすら最小限で、ただ世紀末のクレイジーな世界(車が力の象徴であり水とガソリンを奪い合う世界)に生きるクレイジーな連中の戦いに観客を放り込むようなビジュアルとサウンド、まさしくこれこそが「マッドマックス」なのだろう。 とはいえ、キャラクターの詳しい掘り下げがなくとも、観客にその背景を想像させるヒントはきちんとちりばめられてあり、観ているうちにフュリオサやマックス達の疾走を応援している自分に気づくような展開も秀逸。 ちなみに、「北斗の拳」が前作の世界観をモチーフにしていることは有名だが、本作では逆に「北斗の拳」からインスピレーションを得ているところも伺える(バット風の女性や種もみ婆さんなど)のもご愛敬か。 いずれにせよ、本作は可能な限り大画面と大音響で体感することをおすすめしたい。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-01-27 11:57:46)《改行有》

4.  ソウ6 《ネタバレ》 ストーリー的には、前作からの伏線が回収されている点が多く、これまでの様な消化不良な印象は薄いかわりに、前作までの内容をきちんと覚えていないと伏線回収の面白さも半減するのがツライ。シチュエーションホラーというジャンルを確立した本シリーズだが、そういう観点では冒頭のゲームが印象に残る。このシリーズの見せ場である、自らの生死をゲームを通じて自分でチョイスするわけだが、もし自分だったらどういう行動をとるだろう、というイマジネーションをかき立てられる。それにしても、あまり悪くない人まで簡単に処刑されてしまっている点で、ホフマンの仕業だからにしても減点対象だ。[DVD(字幕)] 6点(2010-08-02 10:01:33)(良:1票)

5.  スーパーマン リターンズ 《ネタバレ》 あのジョン・ウィリアムズの有名なメインタイトルに、奥から手前に流れるオープニング・タイトル。あれだけで「あ~彼が帰ってきた!!」と背筋がゾクゾクする。あのリチャード・ドナーの第1作目からもう30年近い年月が経ったなんて・・・。本作はその前シリーズ(ⅠとⅡ)へのリスペクトから製作されており、前作のファンにも安心して観ていられる内容となっている上、CG全盛の現在らしく、特殊効果は数段磨きがかかっている。ガトリング・ガンをも跳ね返し、時には音もなく優雅に、時には文字通り“弾よりも速く”飛行する、その上誰よりも善良な「彼」は我ら凡人にとって夢のヒーローだ。不謹慎の誹りを恐れずに言えば、序盤の旅客機救出のシーンを観ながら、もし現実に彼がいたら「9.11」の悲劇は回避できたのに・・そんな夢をみている自分がいた。あえて苦言を呈せばレックス・ルーサーの悪だくみが現実離れしすぎているのが気になる、もっと現実的な知恵と心理戦でスーパーマンを悩ませる方が対比的で見応えがあると思うのだが。[映画館(字幕)] 7点(2006-08-27 13:57:39)(良:1票)

6.  エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000) 《ネタバレ》 はじめは、ありがちな終末パニックものと思って、気軽に借りてみたのですが・・・。観終わってしばらくは立ち直れないほどのインパクトを受けました。全面核戦争の本当の恐ろしさをリアルに見せつけられた感じです。ラストは一応ハッピーエンドといえなくもないですが、設定上、人類は最後には「一人残らず」死滅してしまう物語です。その設定に改めてショックを受けました。人類が生きた証をこの地球で誰も知ることはないという空しさ。 現実問題として放射能に汚染されているのに、本当に太陽の下木々が青々としているのかわかりませんが、その美しい地球の描写が、かえって人間の愚かさを強調していました。役所で安楽死の薬が配布され、それを自分の家族に飲ませるほどの絶望と悲しみは想像できません。家族がいる人は是非観てほしいです。  今なお、核戦争や新種のウイルス等の危険が去らず、この美しい自然の中、愚かな人類だけが死滅していく可能性がありえることを改めて気かせる映画でした。  これを観てから、ネヴィル・シュートの原作「渚にて」と、グレゴリー・ペック主演の同名の前作も購入して観てしまいました。映画としては、前作よりこちらの方が現代版だけに感情移入しやすいと思います。 細かいことを言えばつめが甘いところも沢山ありますが、原作が素晴らしいのと、テーマの重要さでインパクトのある映画だと思います。[DVD(字幕)] 9点(2005-05-03 19:36:38)《改行有》

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