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プロフィール |
コメント数 |
173 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://stern-sanchi2.cocolog-nifty.com/ |
自己紹介 |
レビュワーになって丸15年が経ちました。
14年目の去年のレビューは0件、コロナ禍とはいえ映画館にも行かなかった1年でした。
「もうここにレビュワーとして参加するのも卒業かな…」なんて思っていたところ、過去に投稿した拙レビューに「良」と投票してくださる方々がいまだにいらしたことを知り、無性にうれしく思ったものでした。 こんな想いを抱えたままではまだまだやめられないな、と…
そんなわけで相も変わらずのぼちぼち参加ですが、 今年もどうぞよろしくお願いします・・・ |
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1. 英国王のスピーチ
よかったです。
繊細で癇癪もち、そして不器用な吃音症の英国王バーティ……とっても魅力的でした。
彼の緊張と共に私も緊張し、彼に笑顔がほころぶたびに私も頬を緩める、完全に感情移入した2時間弱。
ただ、これは私がコリン・ファースという役者が大好きなためなのかも。そのせいか冷静にこの映画の良し悪しを語れそうにありません。
自分の好きな役者がいい映画に出ることは普通はうれしいものなんでしょうが、なんだか本作品に関しては複雑な心境になってしまいました。
「コリン・ファースにうっとりしたのではなく英国王バーティに心を奪われたのだと、そう確信できる何かがほしい」なんて思うなんて贅沢なのかな……
[映画館(字幕)] 8点(2011-02-28 17:49:12)(良:1票) 《改行有》
2. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 ううーん、重い映画ですね。でも、こんなに重い映画なのに不思議と後味はそんなに悪くない。もちろん何度でも観たいとはさすがに思いませんが・・・
多分この映画を観た人は皆一様に嘆き「なぜこんな悲劇がおこったのか」を考え、最初のいたずらの場面を思い起こすことでしょう。アレをはじめたのはジミーだった。後にジミーが「あのとき車に乗ったのが自分だったら」と言うシーンがあるけれど、あの時既に反抗的な気概に溢れていた彼にとってそれは絶対にありえないことにしか思えず、むしろそんなことを言う彼に私は腹立たしさを感じたものでした。
結局気のいい弱い人間はそのように生きていくしかなく、押しの強い人間は周りを敵でいっぱいにしながらもそうやって生きていくしかないのか・・・あの少年の日の誘拐事件はそれをさらに際立たせてしまった増幅器のようなものにしか過ぎなかったのでは、という気がしてなりません。
この映画そのものに対しては肯定も否定もありませんが、ただ、そういう世の中に自分もまた今現在生きているという事実、それに震えがきました。人生の深淵ってどんなものなのかと覗いてみたい方にはお薦めの一本でしょう。ただし爽快感とは無縁の秀作であることは間違いありません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-24 17:18:35)《改行有》
3. ドリームキャッチャー
《ネタバレ》 えっと、ワタシも深夜映画で何気に観ちゃったクチです。で、何も知らずに観た者としては、「ありゃりゃ、なんじゃこりゃ?」って感じですね。「スタンド・バイ・ミー」風のスタートが「エイリアン」や「メン・イン・ブラック」になっちゃって・・・作ったほうも面白がってやってるんでしょうか?わざと薄っぺらく作ってんならまあいいんじゃないかって思うのですが、そうでないとしたら製作サイドに同情すら感じますけど。でもまあ不思議と怒りは感じないないんです。そこがこの映画の不思議な魅力なんでしょうか?[地上波(字幕)] 5点(2007-02-26 16:22:11)
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