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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 《ネタバレ》 実話ベースのドラマ。結果は知っていたけれど、TV番組か何かで見た記憶が頭の片隅にあった程度で経緯は知らなかったのでドキドキした。 オーディションで何万人もの中から選ばれたという子役が素晴らしく、前半はその少年とインドの惨状にただただ驚かされる。後半は彼のプライバシーへの配慮のため?なのか実生活はほとんど見せずに彼の苦悩のみがうまく表現されている。 『LION』というタイトルから、てっきり調教師でもやっているのかと思ったが、そうではなかった。うまい。 ラストはハンカチ必須です。[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-26 23:55:22)《改行有》 2. ホテル・ムンバイ とても評価が高いので期待値大で見ましたが・・・。 撮影技法というか臨場感は素晴らしかったと思います。が、しかし、この映画からはまったくメッセージ性を感じませんでした。 どこまでが実話なのか分かりませんが、テロへの恐怖と嫌悪感を視聴者に与えることが最大の目的だったとしたら、成功しているとは思います。[インターネット(字幕)] 5点(2021-12-22 16:24:32)《改行有》 3. 華麗なるギャツビー(2013) 原作は「ロスト・ジェネレーション」と呼ばれる作家フィッツ・ジェラルドの『The Great Gatsby』で、20世紀アメリカ文学の最高峰といわれている。 舞台は1922年アメリカ。空前の好景気に湧いていたが、華やかさの中に退廃的な空気が共存している時代。 小説を読むと、衰廃していこうとしている西部と、成長目まぐるしい東部とのコントラストがはっきりと描かれているが、映画ではその説明がないのでやや分かりにくいかも知れない。 ディカプリオが演じる主人公ギャッツビーはどこか秘密めいていて、トビー・マグワイア演じるニックはギャッツビーに興味を抱いていく。見ている側もニック目線になると思う。中盤以降、彼の正体が明らかになると、ラストまで一気に物語が進むという、ちょっとしたミステリー仕立てになっている。 華やかだけどどこか影があるギャッツビーという人物は、ご多分に漏れずレオナルド・ディカプリオのはまり役で、トビー・マグワイアの味のある淡々とした演技がさらにそれを引き立てている。 この作品が文学たるゆえんは、小説の冒頭に書かれている一文に集約されていると思う。 『まだ大人になりきれなかった私が父に言われて、ずっと心の中で思い返していることがある。「人のことをあれこれ言いたくなったら、ちょっと考えてみるがいい。この世の中、みんながみんな恵まれてるわけじゃなかろう」』(『グレート・ギャッツビー』(小川高義訳))[インターネット(字幕)] 8点(2021-10-23 11:20:28)(良:1票) 《改行有》 4. 奇跡の2000マイル 《ネタバレ》 実話もの。主人公であるロビン・デヴィッドソンの書いた旅の本はベストセラーになったとのこと。 原作は未読。 特に大きな盛り上がりもないけれど、それなりにハラハラドキドキして最後まで惹きつけられました。 主人公の体を張った演技に拍手。 冒険や探検はスポンサーの存在が鍵ですが、これもナショジオ関係者の尽力なくては成功しなかったでしょう。[インターネット(字幕)] 5点(2020-01-15 14:10:13)《改行有》
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