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1. そして、私たちは愛に帰る
《ネタバレ》 母をたずねて三千里のマルコのようにすれちがいが続くのだけれど、
それが決して不自然に見えない。
劇的に話を盛り上げようとしているわけでなく、そういうこともあるかもしれないという雰囲気をかもし出しているのが良い。
章題で予告されながら、人があっさりと死んでいくのも、
人の生き死にというのは所詮そんなものなのかもしれないと思わせる。
すれちがいの結果、それぞれの人物は落ち着くべきところに戻っていく。
たんたんと終わるのも良い。[地上波(字幕)] 7点(2010-09-19 00:08:20)(良:1票) 《改行有》
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