みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : オーストリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アイガー北壁 《ネタバレ》 山にはあまり興味ないですけど、大変に心に残る作品になりました。山にはまったくの素人なので詳しいことは分からないけど、体感的にすごく「寒い」。本当に寒い。ブランケットにくるまっても寒い。あまりにリアルで自分の身体もおかしくなってしまうほどです。さらに今後、高所恐怖症になりそうです。この映画を思い出して・・震えるかもしれない。ドラマとしても見ごたえがあったし、ドイツ映画の凄さを感じました。寒い・・本当に、鳥肌が治まらない・・。 「運命を分けたザイル・2」も観ようかな・・・。[DVD(字幕)] 8点(2010-09-26 00:59:33) 2. タクシデルミア ある剥製師の遺言 《ネタバレ》 評価するもなにも、「独自の立ち位置」の映画なので評価も難しいよね。グロイとも美しいとも表現できる映像の数々で東欧の西洋的な部分・東洋的部分・さらに共産主義の計画経済・専制政治・現在のグローバル経済での負け組み状況・・と色んな要素が混じり合って非常に独特。何年かして自己剥製のシーンを思い出して「何の映画だったかなー」と思うかもな・・と想像。[DVD(字幕)] 6点(2009-03-21 10:58:34) 3. サラエボの花 《ネタバレ》 良かった!いい映画です!予算はあまりないであろうに・・素晴らしい。ボスニア紛争は地域的に家父長制の非常に強い地域で起きた民族紛争でしたので、他の戦争よりもより、女性に対する被害が大きい戦争でした。娘の存在は、自分のキズそのものでありながら、最も愛する存在でもある。この言葉に形容できない苦しみとジレンマが締め付けられるように伝わってきます。ちょうど小学校6年生ぐらいの思春期に入る女の子の苦しさも伝わりすぎるぐらい伝わってくる。彼女たちを、ココというところで助ける女性たちの小さなチカラにも感動した。日本では「自己責任」という言葉で人を切り捨てるのが常識になりすぎている・・とも感じた。小さなカンパでこんなに人が幸せになれるんだ・・と思った。最後のバスの窓に見えた娘の小さな手は、娘が産まれた時のきれいな手と同じように見えただろうね・・。また思い出して涙が出てきたよ・・。思春期の母娘モノとしては近年まれに見る傑作です。[DVD(吹替)] 8点(2008-06-18 22:09:24) 4. マーサの幸せレシピ あれま、、、ドイツ映画だったのね、、と思っちゃいました。ドイツくささはないですね。女優さんたちもフランスっぽい顔立ち。あまり堅苦しくなくらくーに観られる一品。いいもの食べたいな~。[DVD(吹替)] 6点(2007-08-10 15:50:06)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS