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【製作国 : ユーゴスラビア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. 愛人のいる生活 よくよく考えるとめちゃくちゃな設定なんですが、話が良く練られていて面白かったです。ザグレブの美しい街の風景もふんだんに映し出されています。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-19 11:24:17)《改行有》 3. ウェディング・ベルを鳴らせ! 《ネタバレ》 クストリッツァがとにかく暴走しまくっている「怪作」ですね。エネルギッシュで危険で猥雑なギャグの連発ぶりは「マカロニほうれん荘」のようであり、そこにかぶさるシュールな雰囲気はフェリーニのようであり、そこにクストリッツァ映画に欠かせないジプシーサウンドや動物たちが加わって、口があんぐりと開いてしまうようなカオスな世界が広がっていました。 正直言って評価は難しいです。万人にお勧めできる作品ではないですし、他のクストリッツァ作品に較べて「哀しみ」の要素が余り感じられなかったのもちょっと物足りなかったですね。[映画館(字幕)] 6点(2009-10-28 00:04:53)《改行有》 4. パパは、出張中! 《ネタバレ》 「三丁目の夕日」のようなユーモラスで懐古的な雰囲気の中に社会主義政権下の密告社会の実情がさりげなく混ざっていて、ちょっと恐ろしさを感じましたね。 裏切りの赦しを乞うものに対するセリフが「忘れよう、でも赦すのは神だ」とあり、「アンダーグラウンド」での「赦そう、でも忘れない」と対照的だったのが印象的でしたね・・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2008-12-19 18:35:24)《改行有》 5. 黒猫・白猫 とても楽しくハッピーな作品です。登場人物がみんな魅力的だし、音楽が最高にいいですね。テンポが良いので、あっという間に見終わってしまう感じです。(「カサブランカ」を事前に見ておくと、より楽しくなるかもしれません・・・・) [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-16 21:16:56)《改行有》 6. アンダーグラウンド(1995) あらゆる意味ですごい作品です。この作品に出会えて本当に良かったです。 荒唐無稽なストーリー(ただブラックな部分も多く、明るいだけではないですけど)がゴラン・ブレゴヴィッチの超ハイテンションな音楽に乗って展開されていき、3時間近い長編ながら一気に駆け抜けていきます。 もう出だしの場面から、その勢いに引きずりこまれてしまいました。私の場合基本的に、徐々に気持ちが映画の中に入っていくのですが、この作品はいわゆるつかみが上手くいきなり出だしから入り込んでしまいました。(もうあの音楽が今も頭から離れないくらいです。) これから見る人は簡単にユーゴスラビアの歴史をチェックしてから見ると非常に良いと思います。 [ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-16 21:13:31)《改行有》 7. ライフ・イズ・ミラクル 《ネタバレ》 ロバに尽きますねこの作品は。もうロバに始まりロバに終わる・・・そんな感じです。この作品の見所の一つは、様々な動物たちの素晴らしい演技?です。 しかし、民族紛争、息子が捕虜の身、奥さん駆け落ち、捕虜の女性との恋・・・・・とよくよく考えると非常に悲惨な状況なのに、それほど暗さが無いのもすごいですね。(音楽とユーモアと動物たちが掻き消してくれてるような気がしました。)約2時間半の作品にも関わらず長さを感じさせないのはさすがクストリッツァ監督!と感じました。 「この戦争は我々の戦争ではない」このセリフが非常に重いですね・・・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-16 21:09:45)《改行有》
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