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1.  ウェディング・ベルを鳴らせ! こりゃー、ダメな人にはものすごく「嫌われる映画」だと思います。私的には好きなんですが。クストリッツァって人の頭の中はどーなっているのかなぁ、といつも不思議になります。シーンごとにはぶっ飛んでいて、一見、脈絡のない描写だったりシーンのつなぎ方だったりするわけですが、俯瞰するとメチャメチャ明晰なのです。この作品もそう。「はぁ?」という描写が多いんだけれども、腑に落ちるしすごくよく分かってしまう。これが、いっつもいっつも、毎作品、不思議で仕方がないのです。どういう脳みそがこういうものを作れるんだろうって。クストリッツァ作品の中では、『アリゾナ・ドリーム』の次くらいに見なくてもいいものに分類されるとは思うけれども、ある種、中毒気味の人はニンマリしてしまうんじゃないでしょうか。私もそのクチですが。相変わらずの音楽、動物、空中浮遊もお約束でございました。大好きな結婚式が、本作ではまんまテーマになっちゃいましたね、遂に。次は動物映画だったりして。それも面白そうだけど。クストリッツァさま、あたしゃ、これからもあなたに着いていくぞよ。[DVD(字幕)] 7点(2010-03-18 17:56:47)

2.  パパは、出張中! 動物も、ジプシーブラスも、この作品には出てきません。しかし、後のクストリッツァ作品にも徹底して描かれる人生賛歌は既にここでも明快で、さらに彼独特の猥雑さの片鱗を見せています。お決まりの結婚式、浮遊するシーンもあります。そしてここでも類型的な善人・悪人は出てきません。皆、葛藤を抱えていて、とても人間臭い。本作は基本的には子ども・マリクの目線で話が進んで行きますが、大人のエゴもしっかり描かれています。このマリク少年が実に良いのです。夢遊病で初恋の女の子の寝床に潜り込むシーンなど出色です。これがクストリッツァ31歳の作品だと思うと感慨深いものがあります。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-16 16:31:21)

3.  ライフ・イズ・ミラクル 《ネタバレ》 動物、音楽、空飛ぶベッド、戦争、愛、エゴ・・・などなど、やっぱりクストリッツァワールド全開でした。ロバちゃんは、きっと最後に何か意味のあることをするはずだ、と思ってみていたら、案の定、ラストにご登場! でした。珍しく、音声に吹き替えの日本語版があり、オドロキ。思わず、日本語版で一部見てみたけれど、な~んか、違和感ありました。あの世界観を音声だけで再現するのは、いかな手練の日本の声優さん方でも難しかったのでしょうな・・・。ご苦労様です。[DVD(字幕)] 8点(2008-10-27 13:57:19)

4.  黒猫・白猫 これぞ、「ザ・クストリッツァ」というべき作品でしょう。このガチャガチャ感がタマラナイ・・・。そして、音楽! 素晴らしい!! 100%コメディーで、動物が今度もたくさん出てくるなどイロイロと楽しい要素満載なんだが、個人的には、この映画は「ダダンに始まり、ダダンに終わる」と言ってもよいくらい、ダダンがイイ!! あの顔、ノリ、踊り、歌・・・、彼のキャラに拠るところ大だと思うんですけど・・・。結婚式でコサックダンスしながらオイルですっ転ぶ際のあの顔! 何度も見直しちゃいました。ダダン万歳! あ、あと、忘れてならないのは、男の子がチェスをしているオジサンのハゲ頭を後ろからおもむろに引っ叩くシーン。ああいうのがイイんだよね。彼の映画は基本的に1シーンが長いのだけれど、その長さが決して冗長でなく、無駄な描写でなく、隅々までエネルギーが行き渡っていて「人生は素晴らしい!」を地で行く大好きな映画の一つです。[映画館(字幕)] 9点(2008-09-24 16:06:17)(良:1票)

5.  アンダーグラウンド(1995) 2時間半はアッという間に過ぎ去るのですが、見た後もの凄く疲れる映画。なぜ疲れるかというと、それはこの映画があまりにもパワフルだからです。エゴ剥き出しの描写、戦争による狂気、シニカルな笑いと、もうあらゆる要素が詰まっており、恐らく内容的には4時間モノの映画に匹敵する濃密さ。これを最初から最後まで全力疾走で見せられるのはメチャメチャしんどい。でも、見ている間はそれを感じることなく、見終わった後にグッタリしてしまうのです。また、印象的なシーン、美しい絵になる構図が多く、鮮明に脳裏に焼きつきます。さらにジプシー・ブラス系の音楽も圧巻。もう、この映画を凌ぐ圧倒的なパワーを持った映画に、この先出会うことなんかないんじゃないか、とさえ思わせる、もの凄い映画です。【2011.10.10追加】15年ぶりのリバイバルに馳せ参じたところ、予想に反して大混雑(連休だったからだね、きっと)。小さい劇場とはいえ、なんだか嬉しかった。もちろん、15年ぶりに大画面でまたこの映画を見られたことはもっと嬉しい。何度見ても思うが、見ている最中はゼンゼン長さを感じない。終わった後、心地良い疲れが襲ってくる。そして、何度見ても感動し、面白いと心底思う。こんな映画に、生きている間に出会えたなんて、本当に幸せだと思う。期間限定のリバイバルだけれど、もう一度行っちゃうかも。今度いつスクリーンで見られるか分からないもんね。DVDで見るのとはやっぱり違うんだ。ああ、本当に素晴らしい映画!![映画館(字幕)] 10点(2007-08-08 17:14:50)(良:2票)

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