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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. Dr.パルナサスの鏡 《ネタバレ》 「物語がなければ世界は存在しない」から物語を構成するのは言語という事で、「言語がなければ世界は存在しない」へと解釈を拡大すれば、この世はフィクションという事になる。Dr.パルナサスは鏡を境界にして「想像の扉」を開き、現実と空想の世界を往来するわけだが、この世がフィクション(想像)であるのだから、そもそも境界自体が曖昧であるとも言える。そういった世界観を映像的に表現しているとも言えるわけだが、内容的難解というか少々不可解な点もあって観客を置き去りにしている部分もあるように思える。「俗」の象徴であるトニーが当て馬的な役割で、これだけ壮大な世界観を提示しておきながら、最終的には「結婚・子作り」という「ささやかな幸福」的な無難なオチになってしまったのが尻すぼみで勿体なかったかな。[地上波(字幕)] 6点(2021-01-04 17:46:45) 2. トランスポーター 《ネタバレ》 最後までふざけて・とぼけたキャラを貫き通して欲しかったが、途中からハリソンフォードみたいな女子供のヒーローみたいになってしまったのが残念。(パート2は案の定子供相手のようだし・・・)まあでも、テンポ・スピードは悪くないので、飽きずに見られるという点では悪くは無いんじゃないでしょうか?私は最後はコンテナの中身が何か違うふざけたもので落としてくれるのかと期待してましたが、アレレそのまんまというのが残念でしたが・・・。[地上波(吹替)] 6点(2006-06-12 01:35:45) 3. トゥー・ブラザーズ 私の席の前に4-5歳ぐらいのトゥー・ブラザーズがいて、上映中に何度も立ち上がるわ、しまいには走り回るわ、もう少しでハンティングするところでしたが、彼らの将来を考えて思いとどまりました・・・。6点(2004-10-31 23:41:48)(笑:2票) 4. 遠すぎた橋 なかなかストーリーが複雑で、アチコチ場面がとぶので話についていくのが大変でした。<追記>12年ぶりに再見。今回はそれなりに予習をしてから見たので、ストーリーにはついていく事ができた。結局、連合国版『失敗の本質』なわけですけど、メインは愚策に翻弄される現場の苦労物語。なぜ愚策へと突入し、失敗したのか?という上層部の決断の背景や経緯、検証は弱かったので、もっとそっちを描いたリメイク版に期待したいところ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2004-01-09 04:01:31)
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