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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. おとなのけんか 《ネタバレ》 ポランスキー監督。78歳(当時)になってもこんな意欲的な作品作るんだもんなぁ。すごいです。 もともとが舞台劇だそうで、ワンシチュエーションなんですよね。そこで最初から最後まで、 いい大人がアホみたいに言い争いをし続けるという内容。 いやね、面白いっちゃ面白いんですよ。大事な画集に嘔吐しちゃうとことか最高なんですけどね、 後半になってくると、こいつらいつまでやってんねんていう感じがしてくる。 リアリティというより、シュールな世界を見せられてるような気分になってくるわけです。 でも、だんだんと暴走してくる感じがリアル。シュールな中にリアルがあるという感覚。[地上波(字幕)] 6点(2015-06-05 17:20:01)《改行有》 2. オリバー・ツイスト(2005) 《ネタバレ》 悪党なんだけど心優しい部分もあるフェイギンや、オリバーにシンパシーを覚え彼を救い出そうとするナンシーなど、それぞれのキャラの個性がとてもうまく活かされていて、作品をより味わい深いものにしています。貧困から抜け出せない世界、貧困スパイラルの世界を見事に描き切っていると思います。オリバーに主体性がないという批判もある様ですが、彼はまだ9歳の子供ですし、それにこの物語は善人のオリバーを虐げ、悪が利用するその悲惨さにこの作品の原作者ディケンズの「貧困者を救いたまえ」というメッセージ性が出てるんだろうと思うんです。こういった過程を得て現在のイギリスがあるのだという観点で見ると作品をより面白く見る事が出来るんじゃないでしょうか。CGに頼る事無く、当時の街並みをそのまま再現した点にもこだわりを感じられ好感を持ちます。[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-07-20 00:20:59) 3. 王と鳥 《ネタバレ》 宮崎駿に影響を与えたっていうのが宣伝文句であったんで、どれどれと見てみたら、なるほど、確かに「カリオストロの城」はこれによく似ている。でも彼の場合はいつも明るい作品だけど、これは凄く皮肉っぽい、ちょっと怖い作品ですよね。絵から抜け出して来た王様が本物と入れ替わっちゃったりするところなんて、結構怖いアイデアです。ラストにもびっくりですね。全部ぶっ壊して、しまいには自分の巣箱までぶっ壊しちゃう鳥さん。王と鳥。王という暴君を倒すはずだった鳥までもが暴君と化した、なんとも皮肉な結末でした。[DVD(字幕)] 7点(2007-07-10 22:09:59) 4. 男と女(1966) あー、甘ったるいですねぇー(笑)。もはや理屈じゃないんでしょうねぇ。僕のような未熟者は、まだこのような映画を語れるような人間じゃないんで、ま、今回はこのくらいの点数で、、、、ラーラーラーダバダバダ、ダバダバダ♪ラーラーラーダバダバダ、ダバダバダ♪ラーラーラーダバダバダ、ダバダバダ♪ラーラーラーラー、ラーリラー♪6点(2003-05-30 00:01:17)(笑:1票) 5. オープン・ユア・アイズ 天才だ。アレハンドロ・アメナバール監督の才能に、本気で関心させられた。画期的かつ緻密な映像、驚愕の話。現代社会に訴えたこの物語は、映画として存在させる事、そしてこの天才監督がこれから先の時代を担う、という事で、むしろ希望さえ見い出せる。ちなみに「バニラ・スカイ」もかなりそっくりに作られてはいるが、本作のようなラストの物悲しさがない。肝心な、訴えを省略してしまってる。アレハンドロ・アメナバールの名を今、記憶していても損はない。なぜならば、今後世界中の誰もが知っている名になるからだ。10点(2002-01-18 08:45:21) 6. 鬼火(1963) エリック・サティが好きなので観たんですけど、あの孤独な視点を映画で表現してくれたのはうれしい。特にアランが行き交う街の人々を見つめるシーンとか。僕にもあんな視点があるので、共感できた。6点(2001-09-10 15:51:23)
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