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プロフィール |
コメント数 |
4675 |
性別 |
男性 |
年齢 |
41歳 |
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1. モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声
《ネタバレ》 フランス製のフルCGアニメ。
発明家と映写技師が作り出した薬が巨大ノミ
を誕生させるという、なんじゃそりゃって
感じのストーリーですが、本作の一番の見どころは
やっぱり唄とダンスのシーンでしょう。
いい曲ばかり、そして見ていて楽しくなる。
アメリカのCGアニメは能動的にカメラが
動き回るものが多いけど、本作は比較的落ち着いた
画面づくりで、その点はお国柄の違いかなと感じる。[DVD(字幕)] 6点(2013-02-15 00:20:24)《改行有》
2. モーターサイクル・ダイアリーズ
《ネタバレ》 ゲバラの政治思想の背景には、この作品に描かれてる様に、彼が元々は医者で青年期に南米各地を旅行をした折、厳しい現実を目の当たりにして心に潜む正義感に火がつくという、そういう体験が根本にあるのかもしれません。ただ、どこまでが事実でどこまでが創作なのかがわからない。たぶん終盤の川を泳ぎ渡る下りは創作なんじゃないかな。おそらく隠喩的な意味合いとして持ち込んだ話なんだろうと。まぁでも映画的には成功してるといえるんじゃないかしら。青年期の話だから、キナ臭いイデオロギーは全くでてこないもんで、お固いものを期待すると肩すかしですけど、あのような人物がどんな青春を過ごしたのかとか、その経験がその後の彼にどんな影響を与えたんだろうかとか、そういうことを想像して見ればより興味深くみれると思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-14 00:33:37)
3. 殯の森
《ネタバレ》 確かに、この作品に対して意味不明だとか説明不足だとかいう論評が多いのは頷けます。しかし、この監督さんがやりたいこと、描こうとしていることは、実際にはすごくシンプルでわかりやすいテーマです。それは端的に言うと「横軸の概念」というやつです。昔の人はみんな、横に生きていた。生活は「横軸のスタイル」で、人間関係は「横軸の関係」で、生きる為の知恵や思想はみな「横軸の考え」というものを持ってた。だけど現代人というのは、みんな「縦軸の概念」なわけです。みんな縦で生きてるから、横で生きてた頃の大切なものを忘れかけている。それを思い出させるきっかけは自然や森であり、自然や森というのは人間にとって必然的に殯の要素が備わっている。平たく言うとこんな感じです。だけどこの作品で描こうとしているそれは思念的で「目には見えない」ものですから、それを映像で見せようとするのはなかなか難しい。この作品がどれほどその「目には見えないもの」の可視化に成功しているか。その部分においては、もっともっとやれるところがあるんじゃないか、という、全体としての物足りなさ、不足さを感じずにはいられない。だから、着眼点はいいし、こういう、画で語ろうとする試みは応援したいのだけれど、まだ力量不足な感は否めないのが正直な感想です。[DVD(邦画)] 6点(2008-05-01 00:46:07)
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