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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. レッド・サン 「用心棒」以降のイメージが付きまとってしまった三船さんは、ここでも"ミフネ"さんでした(笑)。ブロンソンも好きな俳優なんだけど、結局美味しいところはすべてドロンにさらわれてしまいましたね。しかし、アメリカ西部が舞台なのに、アメリカ人らしいアメリカ人が主演にひとりもいないというのも面白いですね。7点(2002-04-28 18:02:37) 62. 愛と哀しみのボレロ もともとラヴェルのボレロは好きな曲だったんだけど、映画のラスト、延々と演奏される中、あらゆる登場人物が一つになっていくのは、わかっていたけど、いい演出でしたね。今は亡きジョルジュ・ドンのダンスも力強かった。ベートーベンの交響曲第7番に合わせて亡命するシーンが印象的です。7点(2002-04-28 15:58:42) 63. フラッド なんとなく「ポセイドン・アドベンチャー2」を連想させられる。こういう大自然パニックものは、皆さんご存じの通り、さりげない日常が描かれて、じょじょにそれがおかしくなっていくのが常道であるが、本作はいきなり水浸しで始まる。それがダラダラとした印象を与え緊張感の”き”の字も出て来ない原因だろうか。思わせぶりなダムがあるにも関わらず、それが微塵も見せ場を作らないのがなんとも消化不良である。「ナバロンの嵐」くらい派手に吹っ飛ばして欲しかったものだ。[地上波(吹替)] 6点(2005-05-10 22:32:19) 64. 暗殺者 大好きなバンデラスがどれだけ魅せてくれるかが楽しみでした。ただ、スタローンにせよバンデラスにせよ、どちらもスナイパーとしての冷静さや判断力といった点では不合格だったように思います。見ている分には面白いバンデラスのキレ方ですが、ふつうあれだけカッカしてたら、まともに標的にヒットさせられるとは思えない(苦笑)。「山猫は眠らない」のトム・ベレンジャーや、「ジャッカルの日」のエドワード・フォックスなど、映画的に評価されているスナイパーは静的な人間でしたから、あれでは単なるテロリストというかねえ・・・。ガンガンにイカれてしまうのよりも、静かに狂気がにじみ出てくるのが面白いのではないかなあ。でもバンデラスのも、あれはあれで楽しみましたけどね(微笑)。生身の人間のはずなのに、爆風浴びても、高い階から落ちても不死身のところは笑っちゃいますが(苦笑)。で、注目だったのは猫の演技ですね。あれだけ見事に動き回ったあの子に、この点数を捧げたいです。6点(2004-06-15 06:51:55) 65. クリフハンガー 《ネタバレ》 雪山だろ? 半袖で暴れるし、氷水に飛び込むし、濡れたままだし、私だったら風邪引いて大変なことになってるよ(苦笑)。撮影当時スタローン47歳? 頑張ってるよねえ。ジョン・リスゴーの悪役っぷりはよかったけれど、ヘリで墜落するシーンは興ざめでしたね。6点(2004-02-29 19:43:23) 66. モード家の一夜 《ネタバレ》 優柔不断な主人公の男の態度を見ていると、まるで自分のことようで困ってしまいました(苦笑)。ふとしたきっかけで偶然知り合った二人の女性が彼を悩ませるわけですが、私なら間違いなく金髪・カトリックを選んでいるでしょう。女医さんはタバコすぱすぱだしね(苦笑)。それにしても(←口癖(笑))この男は、偶然を装って女性に声をかけて、「こんなことは初めてだ」と言ったりして、これもなんかくすぐったいですね(笑)。宗教的倫理観をちらつかせてはいるが、結局登場人物の二人の女性がどちらも非倫理的であったことは、結局愛情の前に道徳はなくなるということなのでしょうか。清純そうに見える女性の方が、実はすごい秘密を隠しているというのは、男にとって非常に怖いことですね(笑)。全編を通して雪の白さが印象的で、アイスバーンの寒さも画面から伝わり、そのせいか、ラストの海岸シーンも妙に寒く感じました。鳥の鳴き声以外は何もBGMがなく、淡々と物語が進むのは、わたし的には物足りない気がしました。きっと最近の映画に慣れてしまったからでしょうか。6点(2004-01-08 21:06:01) 67. デリカテッセン 肉屋さんが、なんでも肉にしてしまうという怖いお話ですね。独特の世界観があって、怖いんだけれどおかしいという不思議なテイストがあります。これは、いったいなんだろうなあ。宮沢賢治の「注文の多い料理店」と「マリアの胃袋」を合わせたような雰囲気だろうか。6点(2003-12-16 20:41:45) 68. あの胸にもういちど アラン・ドロンが出ていたの?って思うほど、マリアンヌ・フェイスフルの色っぽいレザースーツ姿しか印象に残っていません(笑)。それもそのはず、原題のひとつに”NAKED UNDER LEATHER”というのがありますからね。ラストの衝撃は今でも忘れられないほど強烈に印象に残っています。それにしても(←口癖(笑))、裸の上に直接レザースーツを着て胸元をはだけた姿、色っぽかったね。6点(2003-12-03 09:24:49) 69. ジャンヌ・ダルク(1999) ヒロインに感情移入できない以上、作品全体のイメージが下がるのは仕方ないですね。脇の役者は好い演技をしてただけに残念です。6点(2003-12-02 01:08:34) 70. ジャッカル 「ジャッカルの日」と比べてはいけません(笑)。別の作品として観たときも、この程度のサスペンスではモノ足りませんねえ。フォックスのジャッカルは中性的な魅力があったけれど、ウィリスじゃ男臭くっていけません・・・って、しっかり比較してるジャン、私(笑)。6点(2003-12-02 01:06:59) 71. ルーヴルの怪人 いいじゃないですか、ソフィー・マルソーが綺麗だから。オープニングの設定にはけっこうワクワクしたんですが、やがて怪人が何をしようとしているのかがわからず、ちまちまとルーブルの館内をうろつくだけなので、だんだん興ざめしてしまいます。けっきょく何で奴がソフィーを選んだのかわからなかったです。6点(2003-11-19 05:46:26) 72. アンダーグラウンド(1995) なんだろうね、この雰囲気は。典型的なヨーロッパの映画という感じがします(フランス、ドイツ、ハンガリーの製作だからあたりまえか?)。どんちゃん騒ぎと隠れん坊と政治に対する風刺。それはそれで楽しいのですが、私には時間が長すぎた(苦笑)。でも主演女優のミリャナ・ヤコヴィッチ、結構好みですね(微笑)。6点(2003-11-18 15:26:24) 73. クリムゾン・リバー 緻密に伏線を引いて置いて、二つの捜査が交錯して、ストーリーがミステリアスに展開するのかと思うと、ああいう暴力的な結末では、何か肩すかしを食らった感じですね。ところでジャン・レノの犬嫌いの真相って何ですか?6点(2003-11-17 22:54:48) 74. スターゲイト 地球の古代文明が宇宙人の影響だったという設定は面白いのに、それを活かし切れていないからテレビシリーズができるんでしょうね。そっちの方が数倍面白いです。6点(2003-11-17 09:47:51) 75. ヴァン・ダム IN コヨーテ 「用心棒」、「荒野の用心棒」のパクリですね。最初にやられた主人公が最後に悪い奴らをやっつけるという。期待していなかったのでそこそこ楽しめました。6点(2003-05-06 07:32:18) 76. アザーズ なるほどねとは思うけれど、ニヤリの度合いは、やはり「シックス・センス」の方が上でした。前半の話が間延びしてしまったのが原因だと感じました。3人組が家を出る辺りから話は急展開するけれど、それまでの眠さを如何にクリアーするかが課題ですねえ。インテリアやセットの素晴らしさはあるし、映像的な綺麗さはわかりますが、「う~ん」という感じです。ニコール・キッドマンの背の高さがよくわかりましたね。彼女の観客をイライラさせる演技はよかったと思いますが、結局それがすべての伏線として引っ張るのは無理があった気もします。6点(2003-03-29 23:02:01) 77. トランスポーター 《ネタバレ》 「つかみはオッケー!」だったんだけどねえ……。BMWが爆発しちゃったあとからつまらないものになってしまいました。細かいツッコミどころはいっぱいあるしね。そもそもキャスター付きのイスに縛り付けられた彼女が、どうやって車に乗り込んだの? そこからしてありえねー!(笑) また、パラシュートで降りるシーンだって、彼女が乗っている車がクラッシュする可能性があるのにそのまま捨てちゃうしね。どうもその辺の計算がずさんな設定でダメです。また、BGMがかったるくってまったく画面に合ってない。映像の迫力はあっても、アクションの切れはあっても、あの音楽が雰囲気をぶち壊してます。(「TAXi」+「スズメバチ」)/2 って感じの映画ですね。どうせなら、”BMW版のTAXi” にでもして欲しかったね。そう思いません?5点(2004-12-29 18:29:01) 78. ブロセリアンドの魔物 《ネタバレ》 クロエ嬢が魅力的だったがそれ以外は今ひとつという印象。「ヴィドック」も「ジェボーダンの獣」も予告は面白そうなんだよね。でも、どうもこの手のフランス映画はダメです。「ジェボーダンの獣」のヒット(?)にあやかって「魔物」とつけたのかもしれないけれど、あれは魔物というより怪物でしょう。古代からよみがえった奴なら魔物かもしれんが、ぜんぜん違うジャン! ドルイド教の信者が観たら怒るぜ(笑)。5点(2004-09-12 03:54:14) 79. スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 内面世界の映像化って、難しいなあ。退屈でほとんど早送りで観ないと寝てしまう感じのつまらなさです。ようやく興味を持てたのが1時間過ぎた辺り!ここまで観客を退屈させるなよ(苦笑)。スパイダー少年の精神面が主体に描かれるために、どうしても入り込めない部分が多すぎる。また、意味ありげに見える行動や、曰くありげな登場人物が、けっきょくたいしたこともせずに終わってしまうので、肩すかしも好いところだね。忙しいときに観る映画ではない。自分の気持ちに余裕のあるときに、映画に寛大な気持ちになれないと、退屈で早送りで観てしまうでしょう。5点(2004-02-21 12:40:22) 80. アメリ 感性の違いでしょうね。あんな妄想癖でストーカー女はイヤです。しかもつり上がり眉毛嫌いだし、刈り上げワカメちゃんヘアも嫌い。これでは感情移入できません。これって「デリカテッセン」の監督なんだね。やっぱり不条理だな。5点(2004-01-04 14:07:32)
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