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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. ミクロコスモス 大自然に住む様々な虫をとらえたドキュメンタリー。虫達の一連の行動がまるでひとつのドラマのように成り立ってるし、羽化などの貴重な映像も豊富。またその場面ごとものBGMも秀逸で、まさに「ミクロ」な世界に散らばる「コスモ」に気付かされ、子供の頃はよく向かい合っていた足元の世界を思い出せた喜びがそこにあった。観た後で知ったけど、ドキュメンタリー「WATARIDORI」(←まだ観てないけど)のジャック・ベラン監督もスタッフとして参加しているらしく、この作品のクオリティの高さも納得させられた。ただ、虫嫌いな人には絶対オススメできません。アリとかバッタがドアップなシーンが多々あるんで…。8点(2003-06-27 23:54:09) 3. バイオハザード(2001) ゲームは怖すぎて挫折した僕(激爆)にとって、映画版はハイテクな舞台で恐怖感を削がれた。もっとゴシックでアナログな雰囲気な方がよかったかも。ストーリーは全体を見せようとして客観的になっちゃってるのはしょうがないのかなぁ…。アクションシーンも思ってたより少なくてちょっとガッカリしたし。ゾンビを演じてるのも限界を感じたし。超セクシーだったミラ・ジョヴォビッチに+1点(爆)6点(2002-12-16 00:02:09) 4. ノー・マンズ・ランド(2001) ストーリー自体は至ってシンプルで観やすく、反戦だけではないリアリティあふれるメッセージが心にすごく痛い。今作や「鬼が来た!」のような戦争に翻弄される人々を描いたドラマって、実際に戦争を体感していない人(もちろん僕もだけど)にとってすごく身近に感じられるし、なによりメッセージがわかりやすくていい。かといってハリウッドの戦争作品はエンターテイメントに縁取られた脚色ばかりが目立ちこそすれ、その根底にあるものは事実に基づいたものなのは確かだし、改めて戦争映画のあり方や、正義と平和に対する理想と現実のギャップについて考えさせられた。8点(2002-12-02 01:40:50) 5. ハリー、見知らぬ友人 ジャケットのコピーがとにかくベタ褒めだったので期待してたけど、思ったよりもずっと地味なサイコ・サスペンス。ただ、人そのものではなく「人の才能」という斬新な偏愛を扱ってるところは評価できるし、ハリーの暴走っぷりも鬼気迫るものがあって、サスペンス的に十分な見応えがあったと思う。7点(2002-10-31 00:01:35) 6. ジェヴォーダンの獣 132分という長さから正直期待してなかったけど、フランス映画らしくないハリウッドのアクション映画のようなストーリーとそのアクションと、登場人物のキャラと衣装のカッコよさにそれなりに楽しむ事ができた。個人的にはもうちょっと「獣」が出てきてモンスター・パニックみたいになってるのかと思ったけど。セクシーでカッコよかったモニカ・ベルッチに+1点!7点(2002-10-03 00:40:57) 7. アイス・エイジ 前日に「モンスターズ・インク」を観てしまったせいか、「モンスターズ~」に比べると全体的にインパクト不足。ストーリーは「ダイナソー」に「シュレック」を足したような感じでファミリーで何の不満もなく楽しめると思うし、CGは適度にデフォルメされていていい意味でアニメしてると思う。キャラも愛嬌たっぷりで、個人的に腹を抱えて笑ったネズミ(リス?)のコミカルな動きに+1点7点(2002-09-21 23:49:07) 8. マルホランド・ドライブ 実は「ストレイト・ストーリー」以外のリンチ作品は未体験なぼくとしては、リンチ・ワールドは極めて不可解。ストーリーの大筋はわかるんだけど、BGMや演出が地味ですごく退屈。謎の多い人物とかシーンも意味不明で150分近くまであるのもよくわからない。そこだけ食い入るように観てしまったレズシーンに+1点(激爆)5点(2002-09-16 01:08:58) 9. アメリ まさに「現代のおとぎ話」。ヒロインのアメリだけではなく、登場人物がみんなキャラクターが濃くて面白いエピソードもふんだんにあったのが好感。アメリの行動がとにかくおかしく、味付け程度のCGも効果的な演出になってたと思う。サントラがファンタジックな作品によりメルヘンな印象を与えてくれたし、思ったより感動はしなかったけど何度も観たくなるほど「いい」脚本だと思った。10点(2002-08-26 00:38:17) 10. カンダハール ↓これって“あの”事件以前の話だったんですね…。だけど内戦に揺れるアフガン国民の現実をまざまざと見せつけられたって感じ。地雷で四肢を失いながらも生き続ける人々の姿が痛々しく、武器を掲げる少年には胸を締めつけられる思いだった。それにしてもアフガンの人のたくましさは、いい意味でコテコテ(笑)7点(2002-08-08 00:11:57) 11. ヒューマンネイチュア 一言で言えば「インテリなおバカ映画」って感じ。ストーリーがほとんどセリフで進行するのと下ネタが基本の笑いに、どっちつかずな印象もなくはないけど個人的にはアリ。リス・エヴァンスのワイルドかつクールな熱演が何とも言えずいい(笑)7点(2002-08-05 01:16:47) 12. WASABI 良くも悪くもエンターテイメントって感じ。ジャン・レノは思いっきりダーティー・ハリーっぽかったけど、それはそれで面白いからアリ。広末は本作製作中のスキャンダルも納得できる役作りだったかと(爆)でも、フランス語の猛勉強の成果は見て取れた。それにしても…相変わらず外国の日本に対するイメージはどこかズレてるようで……。5点(2002-07-31 23:58:11) 13. クリムゾン・リバー サスペンスあり、アクションありでいろんなものを詰め込んだわりにはストーリーが骨太で見応えがあった。2つの事件をつなげる手法もストーリーが濃密な感じがして好感。ジャン・レノとヴァンサン・カッセルのコンビも意外(?)と息が合ってたし。ただ、真相が暴かれてるはずなのに全然わからなく、オチまですすんでも「?」な印象でちょっと難解だった。う~ん、フランス映画ってむつかしい…(爆)6点(2002-07-15 00:53:01) 14. 耳に残るは君の歌声 個人的に、もうちょっと戦争の悲壮さをクローズアップさせていると思っていただけに、恋愛や人間ドラマばかりが進展するストーリーにもどかしさすら覚えた。しかも展開がすごく早くて飛んでるのでストーリーを整理するのも一苦労だし、感情移入すらできない。キャストが豪華で言う事がないだけにもったいないと思った。4点(2002-06-29 00:32:27) 15. ヴィドック う~ん…よくわからん。謎ばっかり残るし(たとえば動機とか)ドンデン返しもありきたりだし、思ってたよりもダークで妖しげなムードがこれまた不可解さに輪をかけてるし、アクションの醍醐味が若干薄れてるっていうか、映像が暗くてよくわからないし…。絵画のような色彩の空とかはキレイなんだけど。4点(2002-06-02 00:39:13) 16. 悪魔の呼ぶ海へ 100年前に起こった事件の真相を探るサスペンス・スリラー。といっても謎解きの要素は薄く、ストーリーもほぼ一本調子でむしろドラマっぽい。でもそれなりのムードが出ていて、スリラーとしてのクオリティは保ってると思う。あとは妙にキャラが一人浮いてた、セクシーなエリザベス・ハーレーに+1点(爆)6点(2002-05-10 00:17:50) 17. 魔王 ナチスの子供の発言に心を痛めたりして、改めて反戦の思いを再確認した。時代の描写も細かいしナイマンの音楽もいいけど、どうもマルコビッチ演じるアベルのキャラに感情移入ができず、ラストもちょっと宗教じみていて不可解だった。6点(2002-05-03 00:15:23) 18. オープン・ユア・アイズ 現実的にはあり得ない話なんだろうけど、映画としての新鮮な衝撃はあった。夢なのか現実なのかわからないストーリー展開にただ引き込まれてしまい、次々起こる出来事にビックリさせられた点において、上質のサイコ・スリラーに仕上がってると思う。「バニラ・スカイ」のクオリティはどうなのか知らないけど、この作品にリメイクしたくなる程の魅力があるのは確かな気がする。8点(2002-01-24 00:37:50) 19. ベーゼ・モア フランス人女性がセックスとバイオレンスにまみれる逃亡劇。過激な表現が多い為、どうも生理的に受け付けない。あまりにも偏った思想も危険。3点(2002-01-18 23:36:23) 20. YAMAKASI ヤマカシ ストーリーはさながらフランス版「ねずみ小僧」みたい。最低限の骨組みだけだけど、あれくらい単純な方がいいかも。肝心の「ヤマカシ」はほんとフレンチ・ニンジャ。飛んだり跳ねたり走り回ったりという基本的なアクションのおもしろさを再認識した。6点(2001-12-29 00:31:29)
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