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プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 人間が死ぬ間際に後悔する大きな問題として「家族との和解」があるらしい。本作は主人公が現実世界では死んだ事になっており、もはや日常生活はおくれない状態(脳死とも言えないのだが)であるのがキモ。別人に成りすましての父子の和解はある種のファンタジーであり死人にとっての願望でもある。国や正義か?家族か?という隠れたテーマでもあるし、「息子にとっては部隊が家族なのでしょう」という台詞も意味深であり、もう少し父子の確執についての描写・説明が欲しかった。 人間は必ず死ぬ、そして人間いつ死ぬかわからない。列車の乗客は8分後に死ぬとは思わず、日常を無為に過ごしている。その日常の有難さをわかっているのは主人公だけ。またラストでは自分が死ぬとわかっているからこそ他人に優しくもなれた。8分のリピートによる主人公の変化・成長過程は見応えがあった。 人は死ぬ時に後悔する。それでは遅い。が、1回死んでやり直さないとその事に気がつかないのが人間の愚かさでもある。現実には時間を戻す事はできないし、ましてや他人としてやり直す事もできないが、今日は残りの人生の最初の日でもある。サスペンス的要素はどうでもよく、ラブストーリーにもなっていない。が、SFの体裁により毎日を「新バージョン」として大切に生きていく事の重要性を訴えてくる作品である。 <追記>6年ぶりに再見。「人生のタレラバ」や「あったかもしれない人生」については誰しもが考える事である。でも、現実はひとつしかなく、その世界を生きていくしかない。つまり、パラレルワールドなんてのは所詮妄想の世界でしかない(但し、概念上ではパラレルワールドにはパラレルワールドの「現実」が存在する)。よって、最後のメールによる接点構築の設定は少々強引で蛇足な気もしたが、そこには自分次第で「現実」は変えられるというある種の希望が感じられる作品に仕上がっているようにも思えた。[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-06-24 10:36:48)《改行有》

2.  太陽がいっぱい 小学校低学年の頃に観たんですが、サインの練習のシーンに「この人凄いなあ」と妙に関心した記憶があります。もちろんラストにはビックリ仰天でしたけど。 こういう犯人役がカッコイイ作品を幼少期に観てしまうと、その後の鑑賞スタイルに大きな影響を与えますね。私に影響を与えたのはコレのアラン・ドロンと「新幹線大爆破」の高倉健ですね。[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-05-08 02:28:34)

3.  ニュー・シネマ・パラダイス 完全版を見ました。前半は「青年よ大志を抱け」ですが、肝は中年以降の展開にあると思います。過去の人生に「もし、たら、れば」は無いし、正解も無いと思います。だからどっち(仕事の成功か初恋の相手との成就か)がよかったかなんてわからない。トトは教会で出会った神(映画andアルフレード)に導かれただけの事でしょう。そういう運命だったんだと思います。ひとつ言えるのは、今の自分は過去の自分があるからこそ。これからの人生も、いろんな人に左右されるだろうし、映画のようにはいかないかもしれない。人生なんて思ったとおりになる訳が無い。とまあ、自分の人生の過程や結果を外部要因のせいにせず、そろそろいい大人なので、自分の人生には責任を持たないと、と思っているのですが・・・。9点(2004-10-17 06:27:56)

4.  黄色い星の子供たち 《ネタバレ》 どこまで実話に忠実なのかはわからないが、煽情的ではなく、総じてドキュメンタリー風に落ち着いて淡々を描いているところにリアルさを感じる。ヴィシー政権下のある種の「グレー」さも上手く描けていたように思う。冒頭とラストでメリーゴーランドが出てくるが、最後の少年の「眼差し」が非常に印象的。政権や体制が変わったら豹変する大人たち、他方で他国の軍隊が駐留しているという状況は何も変わらないのにヘラヘラとしている大人たちに対する不信感や怒りの表現なんだろうか。冒頭で独軍にカメラ撮影された時との態度の違いが試練を潜り抜けた少年の成長を感じさせる。[地上波(字幕)] 8点(2023-07-27 13:01:42)

5.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 生命の目的は知識の伝達。マクロ的にはそうなのかもしれないが、ミクロ的には今を生きる個々の生命体が存在している。そしてそれは時間の制約を受ける。まさに「存在と時間」の世界。かなり哲学的で壮大なテーマをSFアクション的にエンタメ化することにより映像化に成功した稀有な作品。最後のUSBは単なる「知識」の伝達なのか、それとも肉体は滅んでもAI的に「頭脳」として存在しているということなのか。最後の「私はいたるところに<いる>」というメッセージから、後者であると解釈したが。[地上波(吹替)] 8点(2022-08-05 12:36:48)

6.  ちいさな独裁者 《ネタバレ》 所謂なりすまし系サスペンスであり、いつバレるんだろうという緊張感が持続する。スタンフォード監獄実験にもあるように立場や役割が人格を作るとはよく言われるが、本作は制服を手に入れた人間が権力を手に入れ、暴走していくというのがメインストーリーにはなっている。ただし、本作の中心テーマは権力や権威に対して人間はどのような態度を取るのか?といった社会的問題である。権力に対しては、積極的に加担したり、保身から仕方なく従ったり、異を唱えたり、様々な対応がある。それは学校や職場やさらには家庭でも言える事である。ちなみに、有名なアイヒマン実験(ミルグラム実験)によれば、人は権力に服従する事によって残忍になる事が明らかにされている。 本作では各人の対応が明確に描かれる事は少なく、多種多様ながら概して曖昧な形で描かれる。よって、鑑賞中はこの辺が少々わかりにくく、モヤモヤする事が多かった。しかしながら、権力に対する対応は個人の中でも一様ではなく、状況や場面によって変化するものであるし、そもそも曖昧でグレーなものである。そういったグレーさを描いたという点では非常にリアリティーのある作品に仕上がっているとも言える。他方、作品は中途半端なところで終わる印象も受ける。できれば主人公が処刑される最後までしっかりと描いて欲しかった気もするが、それを描かなかったのは主人公の生涯がテーマではないからだろう。 エンドロールでは主人公が現代によみがえり、我々に「独裁者」を突きつけてくる。これは過剰な演出とも言えるが、こうでもしないと歴史的出来事として片付けられてしまうのではないかという製作者の危機感故かもしれない。歴史的実話ながら現代的テーマとして重く響く作品である。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-19 11:38:34)《改行有》

7.  ぐうたらバンザイ! 労働倫理クソ食らえ!的な仏版「寅さん」で粋ではないが皮肉たっぷりで面白い。村人と関係構築できない自由人の生きる難しさと開き直りを見事に演じている。まあ、所詮は大地主のカネ持ちだからこそできる生活ではあるんだが。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-11-02 11:46:16)

8.  パーフェクト・カップル 聖人君主などいないし、誰でも叩けばホコリぐらいは出てくる。目的のためには手段を選ばない事の是非。相手を潰すために戦う事の難しさについて考えさせられた。政治家や有名人になろうとする人は相当な鈍感か、タフではないといけないのだろうな。この時代よりもネット社会は進行し、衆人監視の中、ありとあらゆる事が検証されて、暴かれるし。先日の五輪エンブレム問題などはよい例だ。一度暴かれたら再起不能になる。それにしても邦題はどうにかならないか。夫婦モノコメディーを連想させてしまい、全く内容と異なる。[地上波(字幕)] 8点(2015-09-04 12:57:01)

9.  人生万歳! 「人生は理論じゃない」なんでもありの諸行無常で、毎日死に向かって歩み、そしていつかは必ず死ぬ。さて、これからどうする?って話だけど。映画見るヒマあんなら、街でナンパでもしてこい?要するに、性の喜びと死の恐怖は皆平等って事であり、そこに薀蓄の余地はなしって事なのかと。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-06-03 12:32:28)

10.  パピヨン(1973) 若い時はマックイーンの生き方に憧れる。でもいくつかの挑戦はしたものの、年取って厳しい現実に直面するとホフマンの挑戦しない安定的な生き方も悪くないのかな?と思えてしまう。ただし、ホフマンの生き方は「人生を無駄に過ごしていないのか?」という不安との戦いでもある。結局、崖下の飛び込むのも勇気がいるし、留まるのも勇気がいる。 「勝率は?」「そんな事は関係ない」この2人のやりとりが全てを凝縮しているように思える。8点(2004-05-23 18:12:48)

11.  リトル・ブッダ 「無常観」ってのは、我々にとっては理屈ではなく、体感としてわかるものだと思うが、この作品でどこまでそれが西洋人に伝わるのだろうか?という疑問が残る。が、別に伝わらなくとも、東洋には西洋には判らない独自の考えがあるという事が伝わるだけでも大きな意味があると思う。8点(2004-04-04 16:24:09)

12.  007/ムーンレイカー これはもうSFアクションコメディーですね。完全にふざけてます。ベニスでのボートアクションは結構迫力あるのに、オチで水陸両用で街中走っちゃうし。剣道男は竹刀振り回すし。ジョーズは善人になっちゃうし。研究所のドアの暗証番号が「未知との遭遇」の交信音になっているところも笑えます。8点(2004-03-21 01:59:28)

13.  幼なじみ 信念を持って生きる人間の強さや優しさが感じられた。幼なじみ2人の愛の物語というよりは2人を取り巻く家族の物語。「招かれざる客」のような色違いのカップルの両親説得物語だと思っていたのだが、そんなものは通り越した作品だった。ちょっと仏の人種問題に疎いのだが、米国の人種差別モノを散々見せられているので、こういう設定・感覚は非常に新鮮だった。また、少女の落ち着いた演技と瑞々しい感受性には驚かされる。8点(2004-03-15 13:25:39)

14.  ポネット 仏4歳少女版「フィールド・オブ・ドリームス」ですね。こちらはまだ非科学的な事を信じる事が可能な世代なだけに、ストーリー展開にダイナミックさに欠けますが、やはりラストは良いです。私はいい大人ですが、死んでしまった友人や家族に会いたい・話したいという衝動に駆られる事はしばしばあります。夢にもよく出てきます。死者からのメッセージ「楽しく生きろ」を素直に受け入れられるのも4歳というこの世代ならでは?ある意味凄いけど。私なら「生きるのも結構大変なんだよ」と死者に対して愚痴のひとつも言い返したくなるところです。嫌な大人だなあ。8点(2004-02-29 18:32:59)

15.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 登場人物が皆愚かで、みていてとてもイライラしますが、金が人間を狂わしていく様をよく描いていると思います。<追記>11年ぶりに再見。昔見た時は男3人が狂いだして自滅していく作品という印象だったのが、今見ると夫婦関係が変化して、壊れていく話という印象が強い。現状に満足していた夫婦が「カネが手に入るかも?」という夢や希望(未来)を感じた途端に、現状に満足できなくなる。奥さんが旦那に節約生活を愚痴る台詞がとても辛らつでリアリティーがあり、冒頭のシーンとのキャップも感じさせられ、一番印象に残るシーンだ。罪と罰に耐えられなかった兄は死に、弟は一生背負って生きていく。札束を燃やす冷静さを保持していた弟にはある意味感心。この精神力の有無が他の2人の男との違いなんだろうな。それにしても、結局、幸福とは比較の問題でしかないという事を痛感する。他人との比較だったり、自分の過去や未来との比較だったり。逆に言えば、比較しない事で平穏で幸福な生活が続けられるんだろう。[地上波(字幕)] 8点(2004-01-21 00:26:48)

16.  ひまわり(1970) 中学の時、近所の市民会館でみた。当時はさっぱり意味がわからず、隣のオバサンが「とても感動しました」ってアンケートに書いていたので「どこに?」って思ったのを覚えている。20数年ぶりに再見したが、今になってやっと内容について理解できたので私も成長したのかな?と思った。人間には運命というものがあり、どうにもならない事がある。そいうものに翻弄されつつも受入ながら生きていくしかないんだろう。私はコレを見て「大地の子」を思い出しました。8点(2004-01-08 03:09:03)

17.  ターミネーター2 学生の頃見に行って、率直に「面白かったなあ」と思いました。で、8点つけます。ただし、はっきり言って、他出演作に比べるとシュワルツェネッガーの存在感がない。世間一般ではきっとこれがシュワルツェネッガーの代表作なんでしょうが。所詮ロボットの役だから仕方ないんですが。シュワルツェネッガーの魅力が存分に出ているかというとそうでもない気がします。8点(2004-01-04 19:05:01)

18.  リード・マイ・リップス 刑務所上がりの男とモテない難聴者の女という設定を上手い具合に活かす形でストーリーが展開し、最後にピンチを切り抜けたところは中々の出来。ちなみにヒロインは倍賞美津子に見えました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-17 12:38:39)

19.  小さな中国のお針子 中国版『マイフェアレディー』のような内容だが、文革の再教育プログラムがこんなにユルユルだとも思えず、ファンタジーとして見るべき作品なのかもしれない。とはいえ、古典的な展開ながらもしみじみとしていて味わい深く、心に刺さるものがある。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-11-03 14:18:43)

20.  フレンチアルプスで起きたこと 《ネタバレ》 安倍元首相が銃撃されたが、1発目の銃声で驚いてしまい身をかがめてしまって、結果的に2発目への対応が遅れたことが指摘されている。それなりの訓練をしていると思われるプロであっても咄嗟の出来事で身の危険を感じたらこうなってしまうものなのかと思い知らされる。ましてや、子供とゲームをする時にインチキをしてしまうような父親では尚更だろう。が、正義感が強く潔癖な妻はそれを許さない。しまいには夫を試すような行動までする。「男のクセに」ってのも昨今のジェンダー平等からは憚れるセリフではあるが、男女の違いなのか単なる人間性の違いなのか、それとも人間の本能的なものなのか、答えがわからないまま終盤のシーンになるわけだが、バスの中で騒ぐのも乗客の中では妻ただ一人。身の危険を感じる状況ではあるが、銃撃や雪崩のような咄嗟の行動が求められるわけでもないので比較は難しいところ。そしてラストはタバコを我慢させられてきた夫の悲哀で終わる。疲れる相手と結婚しただけの話と言えなくもない。要するに相性が悪かったということなんだろうが、なんだか救いのないラストで放り出される感じではあるが、後味は悪くはないし、男女の違いや夫婦関係について色々と考えさせられる。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-15 23:00:26)

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