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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アバウト・ア・ボーイ 《ネタバレ》 コイツどうしようもねえな!→あれ?実はいいヤツかも→やっぱダメだコイツ!→なんでそこまでできるんだよ聖人か? …と、ウィルさんの株が乱高下した映画でした。エンディングで彼の生活が一変して大勢の友人に囲まれることになった理由は、 ①人との関わりを心地いいと感じるマトモな感性があったこと②年齢差なんか関係なくマーカスを対等な友人として認めて、彼の言うとおりに自分のついた嘘と向き合ったこと③マーカスの窮地に駆けつけて、彼の代わりに泥をかぶる男気があったこと、辺りなんじゃないかと思います。 きっかけがなかったから孤独だっただけで、人間的な魅力はちゃんと備わってたから幸せになれた。このお話はそういうことなんじゃないでしょうか。私は①不労所得で暮らす生活が羨ましいと感じ②妹さんの「あんた何にも残してないじゃない、将来が不安にならないの?」という言葉に心を抉られ③こんなしつこくインターホンを鳴らされたら顔ボコボコにして追い払うわこんなクソガキ…と思いながら見てました。 顔と人間性と経済力が備わってないだけでウィルさんと私の境遇は似たようなものなのに、何なのだ、この差は!8点。[インターネット(吹替)] 8点(2025-01-19 22:12:19)(良:1票) 《改行有》 2. シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 《ネタバレ》 三ツ星シェフのくせに、アマチュアの料理人に圧倒されすぎじゃないですか?アレクサンドルは怒鳴ってばっかの気難しい人という印象のみで、三ツ星らしい技術とか威厳みたいなのは伝わってきませんでした。あと彼の娘さんと新恋人の二人なんですが、あんまり年齢差があるようには見えません。義理の母になるかもしれない人が、自分と姉程度にしか年が離れてない見た目、って娘としてはどうなんでしょう。フランスの人はその辺気にしないのかな? 星を死守する場面だの、ジャッキーと奥さんが仲直りする場面だの、トラブルを解決する過程の描き方に丁寧さを感じないので、なんかすごく大味で雑な映画って印象です(料理がテーマなのに)。散発的に笑えるシーンがあるだけで見終わった後に残るものがない映画だと思いました。[インターネット(吹替)] 5点(2024-11-17 17:04:37)《改行有》 3. ミニミニ大作戦(2003) 《ネタバレ》 タイトル見て、「身長を自由に小さくできるエージェントが歴史の陰で暗躍するスパイ映画」だと想像してましたが全然違いました。 「ミニ」ってBMWのディーラーに置いてあるなんか小さい車のことだったんですね。可愛い見た目なのに猛々しい音と子気味いい動きをしてて気に入りました。 最序盤の床を爆破して金庫を落とす手法はスゲーと感動しましたが、2度も同じ手を見せられると流石にもうちょっと何とかならんかったのかってなりますね。ノートンも1度見てて、しかも自分が参加した手なのになんであんな狼狽えてたのか。なんか頭のいい事してるはずなのにそうは見えない野暮ったさみたいなのが全体に漂ってる映画だと思いました。 あとこの映画のステイサムは運転能力のスペシャリストっていう設定なんですが、登場人物全員の運転技術がべらぼうに高いせいでただのハニトラ要員にしかなってないってことに気づいて笑えました。ついでにこの映画を観て伊坂幸太郎の「陽気なギャングが~」を思い出したんですが、どっちも世に出たのは2003年なんですね。調べてみて驚きました…っていうのがこの映画を観た感想です。 あ、それと最後にノートンをお持ち帰りしたウクライナ人の兄貴、東京スカパラの谷中敦に似てませんでしたか?[インターネット(字幕)] 6点(2024-08-16 23:01:12)《改行有》 4. トランスポーター 《ネタバレ》 途中から何にも運んでないやんけ、て思ってたらオチに驚愕した。 なるほど、人身売買の被害に遭った不幸な被害者たちを安全な環境に運んであげたわけですね!? 壮大なタイトル回収に感動して気持ちよく視聴を終えることができました。 一番の見どころは、ステイサムがオイルまみれの身体で敵の機銃掃射をにゅるーんと床滑って逃げていくところ。[インターネット(吹替)] 6点(2022-09-21 23:06:57)《改行有》 5. クィーン 《ネタバレ》 野生の鹿はなんかの比喩だったんだろうか。女王の信じる英国民の良識とか、女王へ向ける国民の信頼?逆に鹿狩りに熱心な旦那はダイアナ元妃を追い回したパパラッチとダブって見える。 王室側の代表格みたいなあの旦那がマスコミと同じに見える、なんて凄い皮肉だ。国民の規範となるべく伝統やしきたりを重んじた振る舞いの結果が、国民からの信頼の喪失とあの誹謗中傷。国民に全人生を捧げる、という誓いを即位直後から現在まで忘れていないっていうんだから尚更だろう。 女王への支持は回復した、なんて言いながら淡々とエンディングを迎えるから勘違いしそうだけど、これって相当悲劇的な物語なんじゃないのか。国民たちは自分を信じずマスコミの意見に同調し、女王は間違いと知りながらも自分の意見を曲げざるを得なかった。こんな事件を経験した後でも以前と変わらずに国民を信じることができるんだろうか?なんだか寒々しい気分になった映画だった。嘘。凄くあったかい気分になった。コーギーかわいい。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-13 18:26:03)《改行有》 6. エコール 《ネタバレ》 ガチロリコンの俺が眠気との格闘を強いられたくらい淡々としたストーリー。唯一評価できる点はビアンカ役の子かなぁ。ものすごく大人びて見える瞬間があるかと思ったら噴水のシーンでは子供に見えたりと、イメージが一定しないところがこの映画のテーマを体現してると思った。[DVD(字幕)] 3点(2010-12-02 22:24:09) 7. ストレイト・ストーリー 主役の魅力だけで2時間引っ張るってところが凄い。[DVD(字幕)] 5点(2006-12-21 11:39:46) 8. アンダー・サスピション 「ひねりを入れとくか……ん?収拾つかなくなっちゃった…………放置」そんな映画。[地上波(吹替)] 3点(2005-05-20 09:13:17) 9. レオン/完全版 「『タクシー』と同じ監督だよ」と言えば、ヘタな冗談よりウケる。[DVD(字幕)] 9点(2005-05-04 11:08:29)(笑:1票) 10. ニノの空 なぜにレヴュー人数8人で平均点が5点にも満たない(2004年11月27日現在)こんな映画をわざわざ観たのか?それは「俺はこんな知名度の低い映画まで観てる」ってことを誰にともなく誇りたいっていう馬鹿な考えのためなんですけど(この映画に関わった方すいません)。 しかし予想してたよりずっと面白かった。やっぱりニノの魅力のせいだろうか。女にもてない理由が分からないくらいイイ奴。歌声も美しいし。家出息子の親父を「愛」を語って説き伏せてしまうし(そんなに「愛」に対する感性が鋭いんだったら他人の愛なんて必要なくないか?)。逆に相棒にはなんか感情移入できなかった。行き当たりばったりな感じが強いからか。 それと登場人物がみんなよく笑ってたっていうのが観てて心地良い理由かなぁ。そんなに自分の境遇にみんな悲観的じゃないところがかたの力を抜いて観れる。 結構オススメです。6点(2004-11-27 12:01:33) 11. ターミネーター2 これ見た後、プールの時間に「親指を立てながら沈む」が仲間内で流行った。8点(2004-11-24 17:22:06)(笑:6票) 12. バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 (原作と比べながら評価したいと思います)まずまずです。原作は3しかやったことないんで、詳しいことは知りませんが、イージーモードをクリアするのが精一杯でした。「怖さが足りない」とか、「ハリウッド風味にアレンジされすぎ」とか言われそうですが、ゲーム通りの怖さで作られた日には予防注射も受けられなくなります。最初あんだけ人がいたのに最終的に独りぼっちになってエンディング、ってシナリオも原作の「一人で戦わなきゃなんない恐怖」みたいなのが伝わってきて個人的に好みです。難点があるとすれば、音楽。あんまり怖くないのはこの辺にも原因があったかなぁと(原作は音楽が全く無かったりして逆にすごく怖かった)。それと、製作国の欄見てみると、【 米・英・仏・独】っていろいろ書いてあるけど、なにか活躍はあったのでしょうか。7点(2004-09-06 18:38:12)《改行有》 13. 暗殺者 スタローン、バンデラス、ジュリアン・ムーアと、豪華なキャストですが、夏に観る面子じゃなかったです。暑苦しい。5点(2004-06-13 19:54:30) 14. ジャンヌ・ダルク(1999) 中世においては魔女として、現代においては敬虔な信徒の理想像として(字が読めなくったって農民の娘だってのし上れるんだ、というサクセスストーリーの見本として・・・?)神格化されすぎたジャンヌ・ダルクの姿を見かねたリュック・ベッソンが、彼女を映画の世界で「人間」に立ち戻らせた・・・って解釈でいいんだろうか?にしてもこの映画のジャンヌ・ダルクはちょっとひどい。あれじゃ過激な○違い狂信者じゃん。あと、あんな髪型のマルコヴィッチはマルコヴィッチじゃない。5点(2004-01-10 01:36:38)(笑:1票) 15. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 「パラダイス座」を失って変わってしまった町の外観。昔のように、無邪気に抱けなくなってしまった彼女。外見上年をとったが、基本的に昔のまんまの人々。二度と会えなくなってしまった人。そして何より普遍だった、支えとなってくれた人たちの優しさ。 トトのように故郷を離れて戦いに出た人、出たことがある人にとっては感じるところがある映画だと思う。3時間半という(僕にとっては)長い映画だったけど、退屈だとは、ちっとも思わなかった。(この映画、「映画への限りない愛」がテーマってよく宣伝されてるけど、トトの一生を通してアルフレードという人間を解析していく映画なんじゃないのかなあ??)7点(2004-01-04 11:29:34) 16. スパイ・ゲーム(2001) 自由と正義を愛するサムおじさん、若い頃は(今も?)結構やんちゃしてました、という映画。・・・フィクションであることを祈る。5点(2003-12-14 00:32:02) 17. ニュー・シネマ・パラダイス 音楽は本当に素晴らしい。けど、お話があまりにも長くて・・・起伏もなくて・・・。寝そうになった。 5点(2003-11-29 03:28:38) 18. TAXi2 にやけてる自分がいるのが悔しい。7点(2003-11-01 16:44:00) 19. ベルリン・天使の詩 中学の頃、塾の先生がすごく絶賛してた映画。「ドイツの映画でなぁ、主人公が天使って設定で(略)相手の子が「出会いは必然よ」って言うんだよ・・・。」とすっごいいきいきした表情で語ってて、すっごい期待して観た映画。でも心に響かず。目黒先生、僕は元気です。(その先生の話によると、ドイツで子供がバスに駆け込み乗車した時に「羽をはさまなかったかい?」と運転手が聞いたんだとか。ドイツでは子供は天使という思想が浸透してるからだそうで・・・。ドイツっていいな。)2点(2003-09-23 08:25:16) 20. 聖なる嘘つき/その名はジェイコブ 「聖なる嘘つき」って題名は言い得て妙だと思った。でもロビン・ウィリアムスより印象に残ったのはあの心臓専門医だった。「聖なる助言屋」って感じだった。6点(2003-03-27 11:18:09)
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