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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 大人は判ってくれない トリュフォーの中では断然これが好き。大人は分かってくれないというか、周りにいるのが分かってくれない大人ばかりだったというような。当時の大人はみんなあんな感じだったんですかね。ラストシーンも好き。8点(2003-10-01 03:23:35) 2. ノー・マンズ・ランド(2001) リアリティのある切実な反戦映画と言うよりも、寓話的な印象をすごく受けました。そしてそれは、あの突き放すようなラストといい、非常に身につまされる寓話でした。昔からあるイソップやアンデルセンの童話のようにこの物語も世代を超えて多くの人に知ってもらいたい、いつか愚かしい戦争が無くなる時まで。そう思いました。8点(2003-09-30 00:48:15) 3. ラ・ジュテ 静止画でナレーション、映画と言うよりは紙芝居みたいだなーとか思ってしまいましたが、動画になるその一瞬が非常に効果的で美しかった。普段映画なんて動いてるのが普通なのに、それがこれほどのインパクトを持つというのは考えてみるとすごいことですね。異化効果ってやつですか? それを一人で勝手に感じてしまいました。タイムパラドックスの良くできたストーリーで、何だか藤子不二雄とかのSFにありそうなオチですな。8点(2003-09-25 01:55:06) 4. マルホランド・ドライブ 青い箱と鍵、レストランの裏にいる何か、全部がふりだけの舞台、そしてカウボーイ。それら幻想的な要素のすべてが魅力的で見入ってしまいました。特にあの不気味なカウボーイの登場シーンには鳥肌が立ちました、すごい。解釈を放棄して雰囲気を楽しんでも、無理矢理こじつけを考えても、それはそれで面白く観られる映画だと思います。9点(2003-09-19 15:42:19) 5. ロスト・ハイウェイ つじつまの合わない物語を作ることだけならそこまで難しいことではないと思いますが、観ていて面白く、観た後でそのつじつまの合わなさが気になって仕方がない、訳がわからないけどもう一度観たいと思わせるのはすごいことではないでしょうか。それにしても、自宅でだまし討ちにあった男の人は偶然の結果とはいえ、ものすごい殺され方ですねー。少し笑っちゃいました。7点(2003-09-19 15:28:30) 6. 気狂いピエロ 流れる映像は傑作絵画のよう、放たれる台詞たちは歌詞のよう。それらがすべて美しく心地よくそしてかっこよかった。ストーリーが難解とか不条理とかそういうことではないのですね、きっと。ラストシーンは衝撃的ですが、何だか思わず笑ってしまいましたよ。9点(2003-09-14 22:54:52) 7. 勝手にしやがれ 《ネタバレ》 平気で人轢き殺したり、女に金せびったり、最後は逃げようとして撃たれて死んじゃう。最低で情けない奴なのに何故かかっこいい。憧れる。真似しようとは思わないけど。とりあえず、台詞、雰囲気、映像全部大好きです。10点(2003-09-13 00:58:37)
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