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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  バベル 《ネタバレ》 我々は皆、大きな大きな物語の一部なのだ。・・・そう言われているような気がした。「グローバル化」によって、思いもかけない形で、人、モノ、場所、出来事、が繋がるようになった。地球を覆いつくすような、巨大な、目に見えないネットワークが、今日も私たち飲み込んでいる。でも、私たちはそれを知らない。「バベルの塔」を作って、神の怒りに触れてしまった私たちは、コトバをバラバラにされたから。バラバラにされて、コミュニケーションが出来なくなってしまったから。・・・それでも、私たちは繋がっていく。大きな大きな物語の一部でいつづける。たとえそれが、絶望と悲しみと不幸の連鎖を招くのだとしても、どこかに希望へのリンクがあることを願って。全編を通じて重苦しい閉塞感におそわれるが、ラストシーン、父と娘の手と手の繋がりに、かすかな幸せへのリンクを期待せずにはいられない。[映画館(字幕)] 9点(2007-04-07 09:34:55)(良:1票)

2.  シティ・オブ・ゴッド 私の中のちっぽけな倫理観として。人が山ほど殺される映画に、「たのしー」「おもしろーい」と熱狂できない、というのがある。特に実話ベースの場合には(当たり前すぎるかもしれないけれど)。でも、この映画を見たとき、それが一瞬揺らぎそうになった。圧倒的なスピード感、スリリングなドラマ性、洗練されたカメラワーク、激情的な音楽のリズム……どれもが誰かを何かに駆り立てるようなパワーを孕んでいて、思わず私も、何も考えずに頭をブチ抜くキッズを笑いながら見て彼らの生死ゲームを楽しんじゃったり、手に汗握る抗争劇にジェットコースターに乗ったときみたいな超ハイな歓声あげて魅入ったりしそうに…………は、ならなかったけど。やっぱり、子供が子供を殺すことが、こんなきれいなエンターテイメントで語られちゃマズよ、という自分の中のクビキは確かに存在。でもカッコいいものはカッコいい!スタイリッシュ!という映像への賛美も。こんな感情の「ないまぜ」が生まれるのが、きっと「衝撃作」ということなんだろうな。7点(2004-11-18 12:07:57)

3.  アバウト・ア・ボーイ 涙の押し売り。恐怖の押し売り。ビックリの押し売り。共感の押し売り。最近の映画は、妙に「押し売り」が増えている。これでもか、これでもか、と見る側の何らかのリアクションを誘う映画の数々。……ちょっと辟易した時、これを見た。イイ!だってこの映画、無理に感情移入を引き出そうとしない(それくらい主人公に現実味がない)。泣けない(あっさり味)。ストーリーには華麗な起承転結もなければジェットコースター的怒涛の展開もない(まったり)。ちょっとだけ社会からずれたり、一般に「かわいそう」と認識されているような人々を見て、ま、彼らのも私のも、人生そんなに悪くないわな、と思ったりするくらい。で、後味はなぜか抜群に良い。思えば私たちの日常は物凄いドラマに彩られている。テレビの中とはいえ、凄惨な事件や信じられない出来事や感動のドラマが日々垂れ流し。だからこそ、時には自省のスパイスが効いたモノローグで、押し売られ続けるモノをブロックしてみるのがいいのかも。8点(2004-03-27 08:13:28)(良:2票)

4.  ピアノ・レッスン 先に見た友人が繰り返していた「美しい」という言葉、私には鑑賞中一度も浮かんでは来なかった。美しいのは音楽だけ。美男美女が出てくるわけでもなく(ブ男度高し)、絵的に「美」を追求しているいるとも思えない。むしろ、グロいしエロい。ロコツだしキモい。そこにあるのは、匂い立つような人間の「性」と「生」の交尾……それでも、何かとてつもなく美しいものを見てしまったかのような錯覚に陥る、この空気感は何なのだろう……8点(2004-02-19 07:48:02)

5.  薔薇の名前 この作品をオースティンパワーズの下に置いてしまった……私が異端審問官に火あぶりにされそうです。神様、ごめんなさい。言い訳すると、私は原作の大ファンです。中・高時代エーコを読みまくって成績を下げました。これは最初に読んだ作品なので、思い入れもひとしお。野暮だと言われようが、原作に対して映画があまりに力不足!と敢えて訴えさせて下さい。もちろん「よく出来た映画」であることは認めます。でも、無駄に「説明」的なのです。ウーコのあの壮大かつ時空を越えた世界観は、いくら緻密な造りの僧院や重厚な雰囲気の迷宮をセットに持ってきたところで、映像によって「説明」される種類のものではないのです。我々が自ら迷宮に入り込んで、例の詩篇を読み解くごとく「解釈」しなくてはならないのです。セットが中世ヨーロッパを忠実に再現すればするほど、当時の閉塞感と怪しさが画面いっぱいに広がれば広がるほど、私たちの「解釈」の幅は狭められてしまいます。そして私たちは、良い奴VS悪い奴というサスペンスの定型と、少年の性の目覚めというありきたりなテーマに作品が乗っ取られるのを「ナンか知らないけど、雰囲気でてるぅ~」と思うしかなくなるのです。しかも私たちは、なぜかスコットランド訛り!の「バスカヴィルのウィリアム」に謎の解決の全てをゆだね、なぜか当時は存在しなかったはずの「アメリカ」発音全開のおかっぱ少年と共に、そのウィリアムの英雄化の共犯となるのです。ストーリー上、彼を名探偵と仰ぐしかなくなるのです。原作では、ウィリアム自身、自らの存在証明を必死に神に問い続けていた弱い存在なのに。神様、やはりこれはおかしいと思います。変です。……あ、変なのは私ですか。やっぱりね。でも最後に一言言わせて下さい。原作読むと、ぶっ飛びますよ。6点(2004-02-10 12:03:13)

6.  ジョニー・イングリッシュ 「喋ったらオシマイ」?いやぁ一応、肩書きは「俳優」なんでねー。喋ってナンボ、のはずなんですよ、ほんとは(遠い目)。ビーン一本で食ってくの、正直苦しいんでね、この路線でもうひと頑張りさせてもらいますよ。あ、私の名前、「アトキンソン」ですからね「アトキンソン」。「アトキンス」?それはダイエット法。「アトキン」?カテキンじゃないんで。勘弁して下さい(泣)。5点(2004-02-04 07:06:25)

7.  ジャック・サマースビー 澄み切った強い視線で射抜くように人を見据えるジョディー・フォスター(プライドを示唆する尖ったアゴは心もち前に。)が、南部の女の「逞しさ」と「可愛らしさ」を見事に好演。特に地味ながら後者が光っている点で、この映画は他のジョディー主演ものとは区別できるのかも。主人公は、タイトルからも分かるように当然ギア様なのだが、昨今のダメ・モテ・ジゴロぶりが背後霊のように透けて見え、最初から「あ、あやしぃ・・・」。ま、ご愛嬌か。このギア様が、「なりたい自分」になるべくアイデンティティの構築とその追求に文字通り「命を懸けた」、という物語なのだが、時代と人間の変化をしなやかに取り込み、ほとばしる感情を尖ったアゴに代弁させながら自分の思うところを突き進む、妻役ジョディーの「静」と「動」から目が離せなかった。7点(2004-02-04 06:29:50)

8.  さよなら子供たち こどもたち=純粋無垢・天真爛漫な存在、と型にはめていないところがいい。悪ガキがいて、いじめがあって、それでも独自な「彼ら」の世界がある。けれども、響き始めた戦争の足音は、その全てを奪っていく。激しい戦闘シーンも、流れ続ける血や涙の描写も無いけれど、「彼ら」の世界が無残に葬り去られる様子が、降りしきる雪のようにただ淡々と描かれる。「さよなら」の言葉は、去り行く仲間に対してだけではなく、二度と戻らない「彼ら」の世界に対して向けられていたのかも知れない。そして、友人に対して何の力にもなれず、あの日に帰ることも出来ない、傍観者である「私」に対しても。9点(2003-12-03 02:11:32)(良:1票)

9.  戦場のピアニスト あらん限りの暴力の描写に、多くの観客が幻滅したりウンザリしたり、時には退屈だと感じたかも。でも現実には、これと同じようなことが世界の様々な地域で今この瞬間にも起きている。映画の場合、不快なら目を閉じれば済むけれど、そんな現実からも目を背けていて良いのか・・・?主人公の生き方が、受身かつ強い教訓やメッセージ性とは無縁に感じられる分、むしろ「わたし」が試されているような気がする。どれだけ泣けた、どれだけ怒った、どれだけつまらなかった・・・といった感覚の押し売り的な「量」ではなく、何を考えたのか、を観終わった人に聞きたくなった映画。9点(2003-11-21 07:22:29)(良:1票)

10.  ポンヌフの恋人 「説明されないと良くわかんない」映画かも。入り込めなかったです。そして、ジュリエット・ビノシュ、かなーり大根のような気が・・・(それが狙い?)4点(2003-11-16 03:10:20)

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