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1. 戦場のアリア
実話はドイツのオペラ歌手が戦場で歌っている声を、フランス軍将校が「かつてオペラ座で聴いたことがある」と言って拍手をしたことから始まったようですが、うまくアレンジして感銘深い映画に仕上がっています。
それぞれの国の将兵が、クリスマスに敵と語り合ったことを後悔せずにその後の運命に身を任せる姿に尊いものを教えられたような気がします。
かつて日露戦争でも同様に手紙を渡したり、写真を交換したりということもあったようで、どこも同じく前線で戦うものだけしかわからない苦しさが伝わってきます。
こういう映画がもっと広く上映されることを望みます。[映画館(字幕)] 9点(2006-07-30 15:45:27)《改行有》
2. グッドナイト&グッドラック
ある程度歴史的な知識のある人には意義のある映画化もしれません。
アメリカ人がこの映画を見た場合には、ある程度細部も理解できるでしょう。
ただし、赤狩りについての知識のない人にとっては、あまりにも内容が深く全体が
つかめない映画になってしまうと思われます。
これはアメリカ人のための映画かな・・・と思ってしまいました。
歴史を勉強しようとするきっかけになれば幸いなんでしょうけど。
[映画館(字幕)] 4点(2006-06-21 21:20:09)《改行有》
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