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プロフィール |
コメント数 |
25 |
性別 |
男性 |
年齢 |
46歳 |
自己紹介 |
生温いロマンチックなものには拒否反応を起こしていたつもりだったのに、いざ好みの映画を列挙するとその中にちらほら散見。自分の隠れた趣味思考を再確認しています。 以前に観た映画の感想も書きたいけれど犬並みの記憶力ではなかなか……。記憶を手繰り集めて書こうと思います。 (映画館)……映画館で観た、(ビデオ)……ビデオ・DVDで観た、ということで。 |
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1. 藍色夏恋
《ネタバレ》 あー、恥ずかしかった。こういう映画で若干の不快感を生じてしまう齢となってしまったことに時の流れを感じます。だって、夜のプールやら、ラブレターを友達に託すやら、それを学校中に公開されて恥じをかくやら、青年が明るく運動神経が良くてちょっと助平でそれでもって何故か主人公に惚れている所やら、自転車やら、なんやらかんやらが恥ずかしいのですよ。定番の青春的記号を映画中にちりばめるのってある意味勇気が要りますよね。ベタすぎと批判されそうで。後半での急展開が少々趣深いものでしたが、それでも少々です。やはり全体として平凡な少女漫画を見せられているようで体がむず痒かったです。いやはや腐った大人になってしまいました。(映画館)6点(2004-03-20 00:08:21)(良:1票)
2. ファム・ファタール(2002)
《ネタバレ》 テレ朝の温泉デカ(勝手に命名)並に挟まるお色気シーンを味わいまして、改めて映画監督をそこはかとなく妬みました。「そこもっといやらしくケツ振って―」なんて演技指導してるんですよ。手取り足取り。蛇の衣装も不必要だし、酒場でのお色気ダンスも意味無いし。リビドー満載です。後半の水野晴郎ばりの大どんでん返しにもおもわず仰け反りました。このファム・ファタールは超能力者なのかと。好き勝手に作っていていいです。この監督はそんなに好きではなかったけれども今作でお気に入りとなりました。それにしても最大の被害者はトラックのおっちゃんでしょう。娘がいるのに人身事故の加害者となってしまって……。(ビデオ)8点(2004-03-19 23:55:47)(良:1票)
3. シティ・オブ・ゴッド
これを人は傑作と云うのだ! そう唸った。
当作品を罵倒・非難する人がいたら会ってみたい。
日本の如く生温い現実とは対極の世界で生きる少年たち。「ドラッグ? 銃? そんなの日常のことさ」と吹聴するような生き方。「神の国」では保身の為に銃を手にし、現実を忘却する為にドラッグを欲する。そんな世界があることを我々に納得させる力がこの映画にはある。そしてそんなくそったれな中ででも生きなくてはならない宿命を感じさせてくれる。この映画には生命力があふれているのだ!
時折流れる家族愛や友情の温かな香りがこの救いようの無い冷酷な世界で映えていた。ただ残酷なだけの作品だったならば到底傑作には程遠かっただろう。(映画館)
10点(2004-02-11 17:41:15)(良:1票) 《改行有》
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