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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. 戦場のピアニスト 《ネタバレ》 とても良くできているし、拍手を送りたい映画だが、事実を元にしているだけあってあまり映画として楽しめる作品ではない。それは「重い」「残酷」などの理由で楽しめないのではない。ドイツ人に対しての蜂起にも参加せず、ただひたすら逃げ続けるだけの主人公に嫌悪感を抱くからだ。更に、逃亡中、ピアノを切望している主人公にも関わらず、自分からピアノを弾くシーンが全く無いのも頂けない。「見つかる覚悟で・・・」という展開を「ピアニスト」と付く映画に、こういった期待してしまうのは一映画ファンとして当然だと私は思う。これで「ただのユダヤ人の映画」と言われてもしょうがないだろう。あと原題の「The Pianist」に「戦場の」を付けた邦題には怒りを覚える。なぜならこの作品には戦場らしい戦場は一度たりとも出てこないし、主人公は只管に逃げていただけだからだ。私には「戦場」と付ければ客が入ると見越して付けたとしか思えない。そして「戦場の悲惨さが・・・」と完璧に内容を勘違いして、ユダヤ人の方々には無礼極まりない感想を持っている人が少なからずいることにも私は怒りを覚えずにはいられない。7点(2004-02-27 16:08:59)(笑:1票) 3. レオン/完全版 ジャン・レノにただただ脱帽。ここまで殺し屋が似合う人はいるでしょうか?ナタリー・ポートマンのただ可愛いだけでは無い天才的な演技も素晴らしいです。「殺し屋物」というどうしても男臭く、惨い作品になりがちなですが、ナタリーの純愛・ジャンの鮮やかな殺しっぷりで、とても見やすく、感動できる作品になっています。これは女性が見ても(むしろ女性の方が)好む作品かもしれません。私は細かく書こうと思えばいくらでもありそうな監督のジョーク、こだわりに感服しました。文句無しの満点。10点(2004-02-20 10:49:40) 4. バイオハザード(2001) ミラジョヴォビッチがエロいというだけの映画。明らかに彼女のファン狙い。ホラー映画なのにハラハラもしなければ、アクション映画なのにアクションも中途半端。時折入る恋愛ドラマやヒューマンドラマ系の見せ方にテンションも下がります。4点(2004-02-15 05:37:08)(良:1票) 5. 真実の瞬間(1991) 《ネタバレ》 アメリカが行った「赤狩り」を知るには良い映画だと思います。アメリカの異常性も伝わってきますから。ただ映画として面白いか?と言われると返事に困ってしまう。主人公は職を追われながらも暮らせてるし、夫婦仲は悪くなるどころか良くなっている。最後の法廷シーンは凄いと思うが、「不幸のどん底にいるにもかかわらず自分に正直に生きた」という終わりの方がメッセージ性も含めて良かったと思う。7点(2004-02-13 20:24:06)
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