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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ラインの仮橋 《ネタバレ》 さすがフランス映画、男と女の機微を堪能しました。ラストは人生の皮肉を感じさせますね。ヴェネチア映画祭グランプリも納得。 当時のヨーロッパの市民生活などの状況については興味津々だったけれど、兵器とか戦争シーンへの期待感は満たされなかったので-1点。ドイツ農家の娘ヘルガは、岡田茉莉子としか思えなかった。[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-04-14 20:48:00)(良:1票) 《改行有》 2. 皇帝ペンギン 人間世界から考えれば艱難辛苦ばかりの子育て。でも皇帝ペンギンが生き長らえてきたのは、こうした極地での途方もない忍耐のおかげ。人生を考えさせる物語でした。延々と歩き続けるペンギンの姿と南極の美しい風景にも感動。[DVD(字幕)] 9点(2006-02-12 10:58:38) 3. ザ・インタープリター 国連通訳が、偶然聴いてしまった某国大統領演説での暗殺計画…。サスペンスものとては、偶然が重なったかなり微妙な展開。でもテンポがよく、ニコール・キッドマン、ショーン・ペンとも魅力的演技で楽しめました。 初めて映画カメラが入ったという国連会議場の様子が興味深かった。 [試写会(字幕)] 8点(2005-05-12 00:49:30)《改行有》 4. スパイ・バウンド 今夜、試写会で観ました。 ヨーロッパ映画らしく、ストーリーや人間関係が非常に凝っているが、 どうにも盛り上がりに欠けて、人物の心理も理解できず。実話をベースにしているらしいが、真実味はまったくなく感情移入できなかった。 スパイが使う携帯電話が、カメラ別付け式なのは情けない。 本当は3点の評価ですが、 +1点数は、モニカ・ベルッチの華奢でグラマー!と思わせるワンシーンに。4点(2005-01-19 23:38:18)《改行有》 5. みんな元気(1990) 親にとって、子供は永遠に自分の宝もの。大きく輝くことを願っているし、子供達も親を安心させたいと繕っている。でも、成人した子供たちにとっては、実生活は甘くはないし、日常に追われていると、故郷の親は過去のもの。触れてほしくない事柄も多いのですね。やはり、それが人生。「東京物語」のような世界共通のテーマを、改めてじっくり考えさせてくれる映画でした。シチリアと都会との社会の違いなども、興味深かったです。 イタリアを代表する男前マルチェロ・マストロヤンニがすっかりおじいさんになっていて、懐かしさを感じました。おばあさん役には、ぜひソフィア・ローレンを登場させてほしかった。 それから、訪ね回る子供たちが多いせいもあるけれど、観ていてちょっとダレました。この監督の作品は、つくりは丁寧ですが、ちょっと長めですね。8点(2004-12-12 12:42:54)《改行有》 6. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 アルフレッドとトト、世代を超えた男の絆に羨望。サルバトーレとエレナ、男女の心模様に憧憬。やはりカンターレ・マンジャーレ・アモーレの国なんだ。スクリーンの眩い友情と恋愛が、ずっと網膜の奥に映っている。9点(2004-09-20 20:49:24) 7. ひまわり(1970) すべてが白く凍てついたロシアの大地と、見渡すかぎりに咲き誇るひまわり畑の対比が印象的。 恋愛と結婚と戦争と離別…。イタリア人も第二次大戦ではずいぶん辛酸を嘗めたんだなぁと同情。ソフィアローレン+マルチェロストロヤンニの黄金コンビが描く大人の恋愛劇には、いつも感嘆させられます。やはり、カンターレ、マンジャーレ、アモーレの国なんですね。 8点(2004-08-19 22:38:34)《改行有》
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