みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. シスタースマイル ドミニクの歌 身近にいたら、相当な困った性格だけど、歌う時の明るい笑顔を見てたら、何もかも許してしまいたくなる。困った子、ほんと子どもだなって思いながら、でも、ほんの少し、若いっていいなって思ってしまうのでした。 [映画館(字幕)] 7点(2010-09-26 00:15:25)《改行有》 2. レスラー バカな男ほど愛おしい、というわけで。 ミッキーロークの今の顔も、好き。[DVD(吹替)] 7点(2010-06-21 23:31:04)《改行有》 3. ヴェラ・ドレイク 《ネタバレ》 映画の終盤、ヴェラは悲しい泣き顔だったのに、観終わった後に残ったのは心が暖かくなるようなヴェラの笑顔だった。もう一度、ヴェラの笑顔を観たい、残された家族たちに早く、ヴェラの笑顔を返してあげたい。映画の中では、ヴェラがなぜ、困った娘さんたちを助けはじめたのかが描かれていない。描き方次第では、堕胎が罪なのか、そうでないのか、問い掛けるような映画にもなったのに、そんなことは監督にはどうでもよかったのだろう。今よりも、さらに保守的な時代に、性に関する犯罪、宗教上の罪になる犯罪で刑務所に入るというのは、女性としてとてつもなく恥ずかしく、忌まわしいことだったに違いない。思いあまって堕胎を依頼する娘さんたちの様子からも、想像できる。そういう罪を犯した女性の夫が、子供たちが、どういう扱いを受けるのかも。それでも、家族はヴェラを受け入れ、信頼し、愛し続ける。ラストシーン、ヴェラの笑顔がない部屋で、家族が待つ姿は辛い。刑務所の中にいるヴェラよりも辛そうにみえた。[映画館(字幕)] 9点(2005-10-23 00:40:22) 4. 戦場のピアニスト 戦場にピアニストがいても、全然似合わないし、何の役にもたたない。 何の役にもたたないけど、彼を助けてくれる人がたくさん居た。 ピアニストは一生懸命生き抜いて、助けてくれたたくさんの人は死んで、 家族も失って、だけど、ピアニストだからピアノを弾くんだな。8点(2004-09-20 15:20:10)(良:2票) 《改行有》 5. バティニョールおじさん バティニョールおじさんは、ぼやき顔が良く似合っている。 朝5時から夜まで、働いているだけのおじさんは、家の中では影が薄い。 いろんなことに納得しているわけではないけれども、 言っても仕方がないし、奥さんその他になんだかんだ言われるのも面倒。 ま、商売がうまくいくのはいいことだし、ドイツは敵国だけど、今は逆らっても仕方ない。 だけど、目の前に居る子どもを密告するのはもう嫌だし、放っておくわけにもいかないし・・・ 世話をしているうちに、どんどん巻き込まれていく。 おじさんが良い人、正義の人かって言ったら、違うと思う。おじさんは、普通の人。 だけどおじさんは、前の戦争でドイツ軍と前線で戦った。それは誇らしい思い出。 なのに、敵国ドイツの言うがままになっている今のフランスがやっぱり腹立たしい。 気がついたらドイツの協力者として、動かされてしまっている自分だって気持ちよくはない。 そんなこんながいろいろ絡まりあって、巻き込まていくうちに、思いもよらないことをやってしまう。どこか困ったような、ぼやいた顔をしながら。 8点(2004-08-13 14:49:47)(良:2票) 《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS