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2. エリックを探して 《ネタバレ》 リアルにダメな中年男の再生がファンタジックに描かれてます。 こんなに家の中がごたごたで、こんなに仕事も出来なくて、息子のはっぱを失敬するくらいダメな父を、どうやって生き返らせるんだろう?と疑問が湧くほど、前半はダメっぷりがこれでもかと繰り出されます。 でもこれが見事再生するんだから!なんて素晴らしいストーリーテリング!笑っちゃうくらいの幸福感! エリックを救ってくれてありがとう、ローチ監督。見て良かった。[映画館(字幕)] 10点(2011-01-23 20:49:09)《改行有》 3. きつねと私の12か月 美しい森!それだけでおとぎ話みたい。 きつねと冒険とはなんと素晴らしい!やっぱりおとぎ話のよう。 きつねも女の子も可愛い。おとぎ話決定(笑) 子供のころ自分本位で行動してしまうのは自分だけじゃなかったんだとしみじみ。あ、今でもそうか。きつねにとってリラはどんな存在だったんだろう。 そういえばリラはずっと同じ服を着ていた。紫は自然界に存在しないことになっている色じゃなかったっけ。意味深。[DVD(字幕)] 9点(2009-09-22 09:45:58)《改行有》 4. ケリー・ザ・ギャング 《ネタバレ》 レジャーさん追悼で鑑賞。 オーストラリアのイメージとは、どこまでも青い空と広い海に赤い大地、オペラハウスとコアラと甘いお菓子ティムタムだったりします(最近はクジラも?)。しかしこの映画では画面はずっと暗く、能天気さはありません。日本≠スシ・サシミ・ニンジャ・ハラキリと一緒ですね。 ご当地ヒーローを有名なエピソードと共にいかに描くかが、監督と俳優の腕の見せ所なのでしょう。ステレオタイプのイメージではないオーストラリアがとても興味深かったです。これと合わせて「プロポジション」を見ると、他のイギリス連邦諸国には起こらなかった、前々世紀の移民の皆さんの暮らしについて考えることが出来るでしょう。 皆それぞれ良かったけど、レジャーさんの存在は際立っていました。合掌。[DVD(字幕)] 7点(2008-02-02 01:30:04)《改行有》 5. ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 思い切りネタバレします。ご注意を。 白髪で眼鏡のCIA、黒に染めたショートヘア、フードをなびかせてやって来るイガグリ頭の暗殺者、激しい運転でぼろぼろになって行く車、脚を引き摺る、水の中でもがく。原因を突き止めるまで容赦なく繰り返される現実でもある悪夢は、まさにデジャヴのオンパレード。ついでに前作からのBGMの流用もわざと(手ブレ撮影もね)。 そしてとうとう始まりを思い出す。悪意に利用され、止めるに止められずがんじがらめになった自分を思い出す。マリーも重要だったけど、パメラが絡んでいたことはボーンにとって最も幸運なことだった。 最後、まるで水中出産のように見えたシーンも初っ端のデジャヴ。リボーン(ほんとはReウェッブだけど)。きみの未来の幸福を心から祈る。[映画館(字幕)] 9点(2007-11-10 17:59:17)《改行有》
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