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2. バイオハザードII アポカリプス そのまま前作から続いた話になっている。 前作よりスケールアップして全体的な出来もよくなった印象。 主役のアリスも不可解な理由でますますパワーアップ。 そこまで強くなっちゃうと何があってもやられないだろうという安心感から恐怖感が薄れてしまう。 しかしこのTウィルスの感染経路って何? 映画を見ていると空気感染もしてそうなんだけど。 その手の突っ込みは野暮かな。 またまた無理やりな展開でそのまま次回作に続くという終わり方。 続きが気になるじゃないですか。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2007-09-17 09:51:56)《改行有》 3. バイオハザード(2001) この映画はミラ・ジョヴォヴィッチの魅力が一番の見所。 情報がない状態から主人公アリスの記憶の回復にともなって視聴者にも情報が開示されていくその手法はよくある手法ではあるがこの映画ではうまく機能していたと思う。 息が詰まるような恐怖感というのが残念ながら感じられなかったが、要所要所で結構怖いシーンがあった。 無理やりな展開で(よくあることだ)次作につなげている。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2007-09-17 09:38:59)《改行有》 4. 遠すぎた橋 この作品、実はとてつもない傑作なのだ。 でもマーケットガーデン作戦のなんたるかを知らないとごちゃごちゃしてなんだかわからない。 監督のリチャードアッテンボローはイギリス人だけど、この映画では英軍の英雄モンゴメリー将軍を痛烈に批判している。 作戦の実際の経過および結果を忠実に再現したら批判にならざるを得ないのは当然だけど。 イギリス人とアメリカ人の違いを実にうまく演出していて興味深いし面白い。 とにかく見ごたえがある映画だ。 登場する武器兵器類の時代考証の正確さに感心する。 当然ドイツ軍の戦車は現存していないがたしか撮影当時の西ドイツ陸軍の戦車を使っていたと記憶する。 角ばった砲塔がいかにもドイツ戦車という雰囲気を出していた。 張りぼてもたくさんあるにしても合成ではなくあれだけ多くのシャーマン戦車を登場させるとは。 まさに感動物であった。 ノルマンディ上陸作戦以上の規模という空挺のシーンは音楽と良く合って実に美しい。 当時の宣伝文句そのままオールスター総出演という映画だけどその分エピソードが分散化してまとまりの無い印象を与える。 でも壮大なマーケットガーデン作戦の全貌を描こうとしたら分散した話になるのは当然のことでそれぞれにスター俳優を配したのは実は正しい演出だったと思う。 その中でもアンソニーホプキンスが光っていた。 役が良かったというのもあるが。 美しい町並みが瓦礫に代わっていくさまは市街戦の恐ろしさを十分すぎるほどに表していた。 それにしても映画撮影であんなに町を壊してしまって大丈夫なのだろうかと余計なことを考えてしまった。 セットじゃなくて本当に町を壊していた(と思う)。 とにかくこの作品、マーケットガーデン作戦のことを勉強してから観れば感動間違いなし。 (歴史に興味が無ければそれっきりだけど) そういう意味では見る人を選ぶ作品かな。 10点付けたいけど9点にしたのはやはり観賞前に予備学習を要求するから。 [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2007-08-20 17:17:19)《改行有》
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