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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. 007/ムーンレイカー 《ネタバレ》 ストーリーが今ひとつ面白みに欠けていましたね。最初のスカイダイビングでのパラシュートの奪い合いはなかなか良かったです。スタントマンに何度もテストをさせ相当苦労して撮った映像らしいです。しかしこの作品はこの冒頭のシーンしか印象に残りません。前作に続き、ジョーズが殺し屋として再び出演していたのですが、あまり活きていなかったですね。宇宙船や宇宙ステーション、宇宙での戦闘シーンは当時の技術では相当がんばっていたんじゃないでしょうか。今見るとどうしてもちゃちに見えてしまいますけれど。宇宙へ飛ぶまでのカルフォルニア、ベニス、ブラジルのリオのカーニバルや山頂でのロープウェイ、イグアスの滝、グァテマラの遺跡とロケ地は多く見所が多いはずなのですが、かえって散漫になり引き込まれなかったです。ボンドガール(CIAからの派遣で、科学者の女性)があまり魅力が無かったですね。ムーアボンドの中では「私を愛したスパイ」が良かっただけに前作との落差を感じました。[DVD(字幕)] 5点(2008-05-17 23:30:22) 3. エディット・ピアフ~愛の讃歌~ ピアフについての予備知識なしで見ました。日本で言えば美空ひばりという感じなんでしょうか。大体予想どおりの展開でしたので(こういう人は凡人とは違う波乱万丈人生を歩む事は事前に承知)、大きな感動とか驚きはありませんでした。映画の出来としては悪くなく、まぁ良かった方だと思います。時間軸が進んだり戻ったりするのもさほど気にならず。主演のマリオン・コティヤールは「プロバンスの贈り物」で凄く綺麗な人だなという印象でしたが、今回はメークで別人となりピアフになりきっていました。特に晩年のピアフはまだ40代ですが、70代くらいかと思うくらいやつれていました。マリオン・コティヤールについてあまり知らなくて、容姿だけが売りの女優かと思っていたら大間違い。迫真の演技で、アカデミー賞主演女優賞受賞は妥当かもしれません。ピアフについて知識や思い入れがあればもっと楽しめる映画でしょう。[DVD(字幕)] 6点(2008-05-11 13:59:20)(良:1票) 4. バベル 《ネタバレ》 正直、良くわからない映画でした。確かにモロッコ、メキシコ、日本と繋がっていて、伝えようとする意図はわかるのですが。もう一度見直して確認したいとは思いません。 特に日本(東京)の描き方は何かに似ているなぁと考えてみると「ロスト・イン・トランスレーション」の描いてた東京に似ているような気がします。新宿の雑踏やゲームセンターのシーンなど。西洋人(監督はメキシコ人のようですが)から見た東京や日本の女子高校生ってあんなイメージなのでしょうか。そうだとしたら誤解されているなぁと思います。ただ我々は彼らの側から日本(東京)を見ることが出来ないから。おそらくモロッコもかなりの偏った描写になっているんでしょうね。後味が悪く、もう二度と見直すことはない映画だと思います。[DVD(字幕)] 3点(2008-02-25 22:32:15)《改行有》
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