|
1. ヴェラ・ドレイク
《ネタバレ》 時代背景によって法律的な罪と人間的な功罪が一致しないことを、一人の善人の視点で描こうとした?娘の結婚や弟夫婦のエピソードとの絡みなど、正直よく分かりませんでした。[DVD(字幕)] 4点(2008-02-11 01:11:12)
2. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 途中の惨殺シーンとひたすら逃げ続ける主人公の生き様はつらく、見終わった後でさえ緊張がなかなか解けなかった。他人に助けてもらえる主人公=ピアニストが生き残ったのは、芸術ほど心を動かすものはないのだと理解しました(人が生み出した宝だからこそ、いずれ訪れる平和な未来=ラストのコンサートシーンのために)。色を無くすことで戦時中を表し、最後の平凡な村の緑と夕日、ピアノに照る太陽、暖かいホールの茶色など色のある世界で平和を表した画もよかった。国中に名前が知られていて生き残った主人公と名前に意味がない将校(単なる階級)から、名前も顔も関係ないのが戦争で、名前と顔が一致するのが人の輪っていうのは考えすぎ?シーンが細かいのは、生きることがどれだけ大変だったかを表したかったのだろうけど、長い感があるので-1点。[DVD(字幕)] 9点(2008-01-27 05:19:09)
3. パフューム/ある人殺しの物語
《ネタバレ》 匂いの保存方法を知って作った、何千年もの時を超えるパフュームで起こした人々の行動から愛というものを知り、プラム売りの少女に対して人として行うべきだったものに気づいた。パフューム(時を越えて人に影響を与える象徴)は作れるのに、人・職人としてパフュームになれないことに気づいた彼は、生まれてこなければよかったと自らが産まれた場所で無に還ることを選んだ。ということは何となく分かるんだけど、作品として驚きや感動が無かったので-3点。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-20 02:54:49)
|