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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 天井桟敷の人々 《ネタバレ》 うーん、全てにぐいぐい惹かれました。人々の熱気、恋愛、権力、美しさ、フィロソフィー、劇中劇、ウィットな会話、映像美、悲しみ、カーニバル…。 特にバティストのような感受性豊かで、さわったら壊れそうだけど、一方ではとても強い人物に惹かれました。無言で大勢の人々を魅了する、そんな彼も最後はカーニバルの中へ消えていく…涙が出るわけじゃないけれど見終わった後のカタルシスが非常に大きい映画でした。[DVD(字幕)] 10点(2009-01-20 02:32:16)《改行有》 2. 緑の光線 すっごい前に観たのですがすごく印象が残っていてハッピーになれたので10点。とてもリアルなおしゃべりだけど全体的に淡々としているのに、これで絶対伝わると信じている監督の感覚がとても好き。[地上波(字幕)] 10点(2009-01-12 01:03:10) 3. 獅子座 エリックロメールは大胆なストーリー展開や衝撃的な映像で楽しむ監督ではないのだろうと思う。なんで感情移入して全然退屈じゃないのかなあと不思議。ホントは10点つけたかったけど、ラストがきっと他の作品より少し劣っているからマイナス1点。エリックロメールの映画をまだまだ観てないのだけど、どれも10点つけたくなる監督と今の時点では思っている。[映画館(字幕)] 9点(2009-01-12 00:58:41) 4. トリコロール/青の愛 10年以上前に鑑賞したので細部は覚えていないが、人生に衝撃を与えた作品。 こんな事を題材に作品をつくり、感動させてもいいんだ、 ということを教えてくれた映画。 30歳を過ぎた今、もう一度鑑賞すべきなんだろうけど、大好きだから満点。[ビデオ(字幕)] 10点(2008-03-29 03:00:25)《改行有》 5. マリー・アントワネット(2006) 美術、衣装は文句無し! ソフィア・コッポラの映画はいつも物語がさらりとしていて、エピソードを詰め込まない。おしゃれでセンスがいいけど、心の闇には触れてこない。 この映画もそれは相変わらずだったけど、史実をこちらが知っているので、 その表現の仕方の都会的センスに魅了されたり少し嫉妬もしたり。 マリーアントワネットがいかに世界を見ていなかったか、 課せられた運命の大きさと、異国で暮らすさみしがりやの小さな女の子のギャップが 観てとれた感想。 ベースにフィクションとしての情報量があるので、今までの薄っぺらさが少し緩和されて ちょうどいいバランスだと思う。 あこがれのお姫様の映像を堪能するためにDVDを買って何度か観てみても良いかと思った。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-24 16:40:39)《改行有》
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