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1. アメリ
《ネタバレ》 もっと意地が悪いブラックなところがあるかと思いきや、ブラッキーなひねりは無く意外と最後までどストレートなストーリー展開。
途中途中の挿入話も、適度に面白くて好印象。
普通にお洒落でハッピーエンドのお話でした。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-16 22:20:49)《改行有》
2. マリー・アントワネット(2006)
《ネタバレ》 「伝記もの、ヒューマンドラマものとして、マリー・アントワネットを描きたかったんじゃない。キュートな女の子としてのマリー・アントワネットのお洒落で贅沢な日常を描きたかっただけ」と言っているように監督の意図というかメッセージ性はビンビン感じる。
その意味で言うと、市民革命まで描いてしまったのはNGな気がする。贅沢三昧の生活をしているところで、気の利いたセリフで終わったほうがよかったし、所々の長尺の叙情的なカットとかも無いまま、もっとテンポ良く撮った方がよかった気がする。
スパイダーマンのヒロイン役のときはパッとしないなぁと思っていたけど、キルスティン・ダンストは「エリザベスタウン」と本作ではとてもキュート。
ルイ16世役も、こんな感じの人だったんだろうなぁと思わせるようなはまり役でした。[DVD(字幕)] 6点(2010-01-23 23:20:44)《改行有》
3. Dr.パルナサスの鏡
《ネタバレ》 テリー・ギリアム監督の作品として、脳内のファンタジーという点で「バロン」を思い出しました。
独特の世界観で不思議な面白さですね。
撮影中に主要なキャラクターのヒース・レジャーが急死してしまい暗礁に乗りかけたこの作品ですが、現実世界の撮影までは終わっていたため、鏡の世界(=Dr.パルナサスの脳内の空想世界)ではヒースが演じていたトニーは、相手の願望によって姿が変わるというアイディアを脚本に加えました。
鏡の世界のトニー役に、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウの3人を起用しています。
3人の起用がうまくはまっています。ただ、何も全員オールバックにしなくてもいいのに。ジュード・ロウとヒース・レジャーの区別が最初つきませんでした。
脚本的には違和感無くみれました。
私は面白く見れましたが、人によって好みが分かれる映画だと思います。
クセのある映画が好きな人にオススメです。[映画館(字幕)] 7点(2010-01-23 22:49:59)《改行有》
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