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プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123456
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1.  軽蔑(1963) 互いに理解し合えない男と女。 永遠のテーマとも言える題材を、卓抜な演出で描いたゴダール作品。 夫婦間の心の内の変化を軸に、ギリシャ神話「オデュッセイア」のオデュッセウス、ペネロピ夫妻のエピソードを絡め、アンニュイな雰囲気、美しい映像、独特の色彩感覚で仕上げています。 安直なラストだけは「?」だったけど、その他の見所は、妻役を演じるブリジット・バルドーの魅力。それ以外では、「メトロポリス」(1926)の映画監督、フリッツ・ラングが本人役で出演していたことに驚きました。 ドラマチックな展開はいっさいなし、絵画的、芸術的、前衛的な作品なので、この手の映画が苦手な方はご注意を。[DVD(字幕)] 8点(2015-04-15 11:59:04)《改行有》

2.  ツーリスト オーソドックスな巻きこまれ型サスペンスに、ヒロインのミステリアスな部分とストーリーの謎で物語を引っ張るシナリオは、鑑賞者をミスリードしようとして凝り過ぎの感あり。 もう少しコメディー色を強くしたほうが目立たなかったかも。 アンジェリーナのキャラは他作品とほぼ変わらないし、しかも相手がデップじゃ、映画ファンでなくても展開の予想がついてしまうのはツライところ。 イタリアの観光地を舞台にしているので、旅行気分で普通に楽しめる作品だとは思う。[地上波(字幕)] 4点(2013-08-15 05:27:23)《改行有》

3.  昼顔(1967) 女の性をテーマに、淫らな妄想に苛まれる若妻の姿を描いた作品。 一見下世話で終わりそうな内容を、美しい映像と演出で文芸的な色合いを濃く押し出し、フランス映画らしい作品に仕上がってます。 現実なのか夢うつつなのか、心象風景での描写など、全体の雰囲気やストーリーはぼんやりと霧がかかったかのよう。ラストも、ちょっとわかりづらかった。 それでも、カトリーヌ・ドヌーヴの魅力は十分堪能できる作品かと。[DVD(字幕)] 5点(2013-06-09 14:18:51)《改行有》

4.  さよならモンペール 景色のいいバカンス先を舞台に、年頃の娘を持つ父親の心情を描いた、ややコメディタッチのストーリー作品。 父娘の関係やストーリー展開は、ちょっと日本人にはピンとこない部分もあるけど、とりあえず娘を心配する父の気持ちは伝わってきます。というか、娘があまりにも早熟すぎ。 父役の役者さんがコミカルで面白いのと、娘役の女の子がやたらセクシーでかわいかった。[ビデオ(字幕)] 4点(2013-05-30 09:49:55)《改行有》

5.  エル・スール 美しくも厳かな映像、もはや溜息を洩らすしかない卓抜した演出。 父親の苦悩を知ってしまった少女の、繊細な心の内が丁寧に描写されており、その世界観に思わず惹き込まれてしまうほどの、まさに出色の出来映え。 時間が経つのも忘れて画面に釘づけになり、さあこれからと居住まいを正した瞬間、映画は無情にも終了してしまった。 どうやら制作日数が大幅に長引き、制作費不足で撮影が途中で中止になったようだ。 物語はこのあと、衝撃の展開を迎え、すべての伏線も明らかにされるとのこと。 放心状態のまま、今度は失意の溜息が洩れました。 不完全作品ということで、評価はとりあえず平均点をつけておきます。[ビデオ(字幕)] 5点(2013-05-19 06:13:05)《改行有》

6.  愛人/ラマン 絵がとにかくきれいな映画。 舞台設定が1920年代の仏領インドネシアということで、ちょっとピンとこない部分もあったけど、一風変わった愛の描き方が新鮮だった。 人種差別を背景に、許されぬ関係という点だけはお約束のストーリー展開だったが、情感たっぷりの映像が心を打つ。 大人びたヒロイン、相手役の男優さんと、キャスティングも悪くない。 絡みのシーンもそこそこあるけど、内容や作りはやっぱり女性向けなのかな。 情緒に溢れた耽美な作品が鑑賞したい人に……。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-05-16 00:57:04)《改行有》

7.  白いカラス 序盤では社会派ドラマと思いきや、ヒロインの登場からはややサスペンスぎみ、最後まで見てようやく人間ドラマだと理解できた、ちょっと変わった作りの映画。 ラストで作品のメッセージは伝わるし、決して質の低い映画だとは思わないけど、ヒロインのキャラがあまりにも強すぎて、焦点がぼやけてしまった感あり。 主人公ホプキンスの設定も……これは微妙かな。 日本人にはピンとこない題材に重苦しい展開ということもあり、少々取っつきにくい作品かもしれない。[DVD(字幕)] 4点(2013-01-17 16:13:49)《改行有》

8.  さよなら子供たち いい映画だなぁ。 夢と冒険、ファンタジー溢れたドラマチックなベタ映画もいいけど、胸をチクリと刺すようなセンスのあるドラマにはなかなかお目にかかれない。 二人の主役のうち、いつも寂しそうな顔をしているユダヤ系の少年が印象的だったが、本作は彼らの交流を淡々と描きながらも、さりげない反戦のメッセージとともに静かな感動と余韻を残してくれる。 いっさいのセリフを排したラストの絵は、彼らの小さな世界で、彼らなりに人生経験を積んでいるんだな、という思いがひしひしと伝わってきた。 言葉など必要ない。映像だけでも、十分心情を表現できる。 久しぶりに映画らしい映画を観たな、という満足感を与えてくれた作品だった。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-24 20:50:30)《改行有》

9.  さらば友よ 犯罪ドラマではあるが、主役二人の間に生じる友情をメインテーマにした作品。 ストーリーの展開も無理のない流れで、ベタつかない友情をさらりと描いたシナリオは出来が良く、こういう見せ方もあるのかと感心した。 ブロンソンは、改めて見るとやっぱり渋くていい。本作の面白さは、彼のキャラに依る部分が大きいようだ。 ラストを含め、フランス映画らしいスタイリッシュなシーンがいくつか用意されているが、総体的には泥臭さや男臭さを感じさせてくれる映画だった。[地上波(吹替)] 7点(2012-11-05 01:25:59)《改行有》

10.  霧の中の風景 子供(姉と弟)に対して、とても冷たいロードムービー。 映像演出が凝っていてとても面白いのだが、後半はお話のポイントがどんどんずれていって、弟の出番が減ってしまったのは残念。 本筋に戻ったラストは、タイトルとお話の流れから早いうちに予想はできるかと。 鑑賞時にはあまりいい印象は受けなかったが、なぜか今でもはっきりと記憶に残っている不思議な映画。[ビデオ(字幕)] 5点(2012-11-03 01:12:39)《改行有》

11.  カビリアの夜 「プリティ・ウーマン」とは真逆のストーリーで、辛辣な展開ながらも、 救いのあるメッセージが用意されているので、後味は決して悪くはない。 前半はヒロインの日常生活を淡々と描くシーンが多いが、 ジュリエッタの表情豊かな演技と、コミカルな姿を見ているだけで飽きなかった。 ラストのカットは秀逸で、映画らしい表現と映像演出には素直に脱帽。 知らない間にヒロインに感情移入していたのだと、このとき初めて気づかされた。 同監督の「道」よりインパクトは弱いが、フェリーニの才能を改めて認識させてくれる作品。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-30 14:27:27)《改行有》

12.  夜の訪問者 渋い、逞しい、頼りになる。ブロンソンのカッコよさを、ひたすら楽しむ映画。 一応アクション映画ということで、カーアクションなどの見所は押さえているが、 ストーリー自体はそれほどの見栄えはない。 主人公の奥さんが終始お話に絡んでくるせいか、動きが鈍いというか、 全体的にどうしてもテンポがややもっさりしているという印象を覚えてしまう。 映像は昔のテレビ映画という感じで、とても観やすかった。[DVD(字幕)] 4点(2012-09-25 06:17:10)《改行有》

13.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 主演二人の友情がメイン・テーマで、ロマンス色も含まれているが、 タイトルどおりに透明感溢れる映像演出で、ベタや暑苦しさは感じさせない作り。 エンゾ役のジャン・レノは存在感抜群も、あまりにもインパクトがありすぎたせいか、 もう一人の友人役とその恋人役の俳優さんは印象が薄かった。 ストーリーのほうは今ひとつ、かなりの長尺と、欠点もそれなりにはあるけど、 この作りなら総体的にバランスは取れているのではないかと。 とにかく演出と映像が特出している作品だった。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-23 15:04:29)《改行有》

14.  ひまわり(1970) いわゆるメロドラマ系の作品だが、昼メロのように低俗で軽薄ではなく、 説得力のある状況設定がしっかりと用意されてます。ストーリーはありきたりで単純なれど、 人物のディテールもしっかりと描かれているため、ヒロイン、主人公、サブヒロインに 感情移入がしやすい。ヒロインの義母だけは、存在の意味をなしていないのが惜しいくらい。 反戦のメッセージをさりげなく織り込みつつ、風景描写で映し出される「ひまわり」で、 本作のテーマを表現したセンスのある演出。日本人好みの哀愁感たっぷりな音楽もいい。 総体的に完成度の高い作品だが、シナリオ、演出、音楽が特出している名画。[DVD(字幕)] 8点(2012-09-02 13:58:35)《改行有》

15.  ブーベの恋人 40年代のイタリアを舞台にした青春ロマンス映画。と言っても終戦直後という 時代背景もあるせいか、それほど甘い雰囲気は感じさせない。セリフや感情表現を極力省き、 モノクロの映像と淡々とした流れの中で、ヒロインの心の微妙な変化を描写してます。 ドラマチックな演出もないが、目力のあるヒロインの凛とした表情とテーマ曲が印象的。 色男の男性側は感情移入しづらい役回りだけど、主役はあくまでヒロインなので・・・。 作りはやや大人向けの恋愛映画。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-22 02:01:37)《改行有》

16.  ニュー・シネマ・パラダイス シナリオ、配役、映像、演出、音楽と、それぞれが高レベルの至高の逸品。 ただノスタルジーを満足させるばかりではなく、現在と過去が一つの流れになっていて、 物語としても、また"映画"そのものを小道具にした設定ともにシナリオの完成度が高い。 中盤過ぎにちょっとバタつく展開があったのは残念だが、終盤からラストにかけての演出は、 制作者側の抜群のセンスの良さに脱帽。ちなみに完全オリジナル版のほうで、 首を捻った終盤の展開があったのだが、2時間版ではバッサリとカットされていた。 こちらのほうが自然な流れでいい。音楽は文句なく最高。名作でもあり、秀作でもある作品。[ビデオ(字幕)] 10点(2012-08-12 03:43:35)《改行有》

17.  去年マリエンバートで 開始早々、五分で深い眠りへと誘ってくれる睡眠薬のような映画。 絵画的、幻想的、抽象的、前衛的、幾何学的、無機質、怠惰、ミステリアス、サスペンス・・・。 男と女の心理ドラマを卓抜な演出で描いており、まるで難解なパズルを解いているよう。 過去と現在の時系列さえバラバラという手の込みようだが、服と背景で判別できるように、 取っ掛かりはちゃんと用意されてます。知恵を絞っても、真相は霧の向こうにあるがごとく。 脳みそを嫌というほど刺激してくれる作品だが、睡眠をたっぷり取ってからの鑑賞は必須。[ビデオ(字幕)] 8点(2012-08-05 01:49:02)《改行有》

18.  ヘッドライト 泥臭い中年男の哀愁と、暗い映像がやけに物悲しいメロドラマ。 不倫愛を題材にした内容ということで、お話自体に引き込まれるような魅力は覚えないが、 一番の見所はやっぱりジャン・ギャバンの渋くて重厚な演技。寡黙で家庭に安息を見出せない、 主人公の悲哀さをたっぷりと表現してくれている。陰のあるヒロイン役の女優さんも美しい。 "ヘッドライトは、二人の行く末をも照らしたか?"が、本作のキャッチフレーズかな。 フランス映画らしく、映像から伝わる雰囲気に情緒を感じさせる作品だった。[ビデオ(字幕)] 6点(2012-07-28 07:11:09)《改行有》

19.  穴(1960) まさに「脱獄ものに外れなし」、実話をベースにしているそうだが、素直に面白い。 脱獄方法は地味ながらも、リアルさとともに心理サスペンス的な要素が随所に織り込まれており、 大きな緊張感を途切れることなく与えてくれる。そして迎える衝撃のラスト。欲を言えば、 最後にもう少し余韻を残してくれると良かったんだけど、ストイックかつ繊細な描写に大満足。[ビデオ(字幕)] 7点(2012-06-27 01:23:02)《改行有》

20.  フレンチ・カンカン 1890年代のパリを舞台にしたミュージカル映画。映像がとてもきれいで、 当時のパリの街並などの雰囲気がとてもいいんだけど、ストーリーは大方の筋以外は、 何をやってんのかよくわからない。まあミュージカルなので、あまり気にする必要はないかと。 ヒロインの女の子がとにかく愛くるしい顔立ちをしていて、ジャン・ギャバンの渋さが目立つ。 ラストは歌に踊りと大いに盛り上げてくれて、心地よさと十分な満足感を与えてくれたが、 カンカン自体があまり見る機会がないせいか、芸術的とさえ思えるほど楽しかった。 「ムーラン・ルージュ」に興味のある方はぜひ。[ビデオ(字幕)] 6点(2012-06-10 10:58:04)《改行有》

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