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2. ハンターキラー 潜航せよ いかにも世界警察アメリカ的なご都合主義だけれど、潜水艦映画らしい王道のエンターテイメント。 さらに、救出作戦愚連隊もの、世界を救う007や、サブマリン707的な要素まで。 サービス満点。これで楽しくない訳がない! 鑑賞せよ!![DVD(吹替)] 7点(2019-10-29 15:21:32)《改行有》 3. ヴァレリアン 千の惑星の救世主 《ネタバレ》 寺沢武一のコミック『コブラ』を彷彿とさせる人間と多惑星人が共存する未来世界を舞台に、ヤング・ジェームズ・ボンド的な連邦エージェント“ヴァレリアン”と相棒“ローレリーヌ”が文字通りスクリーン狭しと駆け回る!スペースアドベンチャー映画。 ボンド映画を例えに出したのは、ストーリー展開がきっちりと型にはまっていて受け入れ易く、適度なユーモアがあり、結末も期待に違(たが)わないからだ。『フィフスエレメント』での反省点を活かしてだろうか、観客に面白さがちゃんと伝わるストレートな物語となっている。 その副作用で既視感と言うか…どこかで見たようなシーンも多いのだが、ヨーロッパの色鮮やかな絵画を見ているようなVFXのビジュアルが素晴らしい為、細かい欠点など帳消しにしてしまった。 見終わって思ったのは、現ハリウッド娯楽大作的な戦闘や破壊をこれでもかと見せる過激な映画ではなく、賑やかではあるが美しい物語を鮮やかにスクリーンに描きたいというベッソン監督の思い。それが伝わってくる映画だった。 良くも悪くもバンド・デシネ。もう一度 今度はIMAXで観たいな。 2018.10.05 追記 制作費のかけ過ぎで、興行的には惨憺たる結果に終わった今作。 名作とは言いませんが、シリーズ人気に甘んじた某SFシリーズEpisodeVIIIより真っ当な映画だと・・昼間、テレビで気楽に見るには最適な楽しい映画です。[映画館(吹替)] 8点(2018-04-01 18:09:17)(良:3票) 《改行有》 4. 灼熱の魂 《ネタバレ》 対立が生む悲劇 異質な者同士の(本作の場合は信仰の違いによる)対立。それはごく小さなことから火が付き、やがて広がり連鎖し憎しみに変わり、理不尽な殺戮へと進化する。この人類が幾度も繰り返す地獄の性をある親子の悲劇を通して描いている。 一人の母親の決意が地獄の連鎖を断ち切るこの小さな家族の物語は、監督・脚本のドゥニ・ヴェルヌーヴから人類へのメッセージ。このテーマは地球規模に拡大され後の作品『メッセージ』で繰り返される。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-11-06 14:01:59)《改行有》 5. エル ELLE 《ネタバレ》 ポール・ヴァーホーヴェンの作家性云々を語る知識を私は持ち合わせていないが〝性〟に関する女性の柔軟性・強さ・複雑さを描いた映画だとは観ていて解った。 真面(まとも)な人間が一人も登場しない相当カリカチュアライズされた話で・・・怖いと言うより1人の女''性''を巡る男達の滑稽さを笑うブラックなコメディだと思う。ドリフのコントで言うなら「もしも、男性が性癖のままに迫って来たら?貴女はどうしますか…?」みたいな感じ。やたら尻やら乳やら出るところもね。笑 インモラルなシーンの後に長さんが「ダメだこりゃ〜」って言いそうで・・・[映画館(字幕)] 6点(2017-09-14 21:44:03)《改行有》
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