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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 戦争映画としては、初めて観るタイプの作品でした。 史実に基づく映画で、極力脚色を排除したのかも知れません。 ヒーローも主人公も居ない。 まるで、ドキュメンタリー映画を観ているような、そんな気分になりました。 それでいて、ちゃんと作品として成立させているところは、流石にノーラン監督ですね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-03-05 02:45:42)《改行有》 2. 女は二度決断する 未見の人は、是非とも観て欲しい作品 ドイツには、このような上質な映画が有るのですね。感心しました。 復讐モノ好きの私ですが、本作のラストシーンはやや不満‥‥けれども、こうした終わり方も「有り」なのでしょうね。 主演女性の演技は、素晴らしかったです。 タイトルの意味は、映画を観なけりゃ分かりません。[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-25 03:10:05)《改行有》 3. 女神の見えざる手 《ネタバレ》 これは良作 最後のどんでん返しは、ちょっと予想出来ませんでした。 ロビー活動を業務とする会社って、米国には本当に有るのですね。驚きました。 自らの信念のため、無報酬で、服役まで覚悟の上で、銃規制に取り組むというのは、まさに鉄の女でした。 主演のジェシカ・チャステインは、まさに適役 素晴らしい演技だったと思います。 ただ、この映画、大コケだったのですね。 そこは残念 字幕の量が圧倒的に多く、読むのに精一杯 2回観て、作品の良質さが分かりました。[インターネット(字幕)] 7点(2020-10-27 02:46:56)《改行有》 4. ニュー・シネマ・パラダイス 恥ずかしながら、この作品の事は全く知りませんでした。 「うわっ! 何だ、この高評価は」「どんな映画だろう。観てみよう」 ‥‥という訳で完全版ではない方を鑑賞しました。 映画を、とてもとても愛していないと、このような作品は出来ないのでしょうね。 それは分かります。 また、私自身が子供の頃にかよった小さな町の場末の汚い映画館 客席の椅子などなく、床に直接座って初期のゴジラ作品などを観ていました。 あの雰囲気にも近く、ノスタルジーを感じた作品ではありました。 でも、これだけの高評価になるというのが、判りません。 まだまだ映画を観る目がないんでしょうねぇ‥‥困ったもんだ[インターネット(字幕)] 5点(2020-07-30 01:18:00)《改行有》 5. 96時間 《ネタバレ》 そりゃまぁ、シリアやらイランやらメキシコやら北朝鮮やらに「女友達と旅行行ってきま~す。❤」 などと10代の娘に言われたら、親としては絶対反対ですけどね。 でもフランスって、そんなに猛反対するほど危険なんですかね? ‥‥うん。危険なんでしょうね。 何しろ、着いた日の内に、誘拐されて売られそうになってしまうのですから。 それは兎も角、リーアム・ニーソン‥‥渋いですねぇ 渋くて、強くて、カッコイイ 悪党どもを散々な目に会わせました。 まぁ、銃撃戦で撃たれた女性や元同僚の奧さんは散々でしたね。 でも、まぁ仕方ない 何しろ、娘の為ならエッフェル塔すら破壊するという位のオヤジなので‥‥ ただ、終盤に敵に捕まり殺されかけたシーン 運よく天井の金具が緩んでいて、逆に敵を全滅させるのですが、あれはいくら何でも運が強すぎません? 都合が良すぎません?[インターネット(字幕)] 5点(2020-07-06 22:47:52)(良:1票) 《改行有》 6. フライト・ゲーム 《ネタバレ》 原題はNon-Stop 題名のとおりテンポがいい。 ノンストップでストーリーが展開し、無駄な部分がない作品でした。 犯人は、恐らく誰も当てられないでしょう。 主人公が、犯人扱いされながらも孤軍奮闘し、乗客を救う。 そういう処は、ダイ・ハードを思わせました。 「それはないだろう」という、ムチャな箇所もまずまず有りましたけど、リーアム・ニーソンの渋さに免じます。[インターネット(字幕)] 7点(2020-01-02 15:50:32)《改行有》 7. ターミネーター2/特別編 《ネタバレ》 前作の予算640万ドル 本作は、凡そ16倍の1億200万ドル まぁ、金を掛けたほど面白くなるという訳では無いですが、前作を上回る出来映えですね。 青年ジョン・コナーが少年ジョン・コナーを守るためにT800を過去に送り込み、敵はより高性能なT1000をタイムスリップさせる。 このアイデア自体は、誰でも思い付きそうです。 しかし、前作では見られなかったCG効果もさることながら、全編にわたって緊張感が持続しており、シュワちゃんの機械的演技と相まって、ジェームス・キャメロン監督の手腕の高さが窺えます。 2019年11月公開のターミネーター:ニュー・フェイトが「T2の正統な続編」との事で、ニュー・フェイト鑑賞前に、おさらいの為に28年振りに観ましたが、全く色が褪せていない作品です。[DVD(字幕)] 9点(2019-10-18 18:34:11)《改行有》 8. ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 潜水艦モノに外れなし 本作も「当たり」でした。 これまでの潜水艦モノは、殆ど海中が舞台でしたが、本作は海中と陸上の両面から作戦が同時進行し、ワクワク感がありますね。 ロシアの沈没船艦長は、威厳があってよろしい。 ロシア大統領も長身イケメンでかっこいい。 それに対して米国の女性大統領は、セリフも少なく影が薄かったですね。もう少し、しゃしゃり出ても良かったのでは‥‥(まぁ、いいか) 他の方も書いておられますが、巨大な潜水艦は急激に方向を変えたり、急停止したりというのは苦手でしょう。 この辺りはやや、リアルさに欠けていたかな。 また、米国の潜水艇とロシア艦の双方のハッチって、ドッキング可能なのでしょうか。疑問に感じました。 ラストで、米国潜水艦へのミサイルをロシア駆逐艦が迎撃しましたが、駆逐艦の艦長が命令したのでしょうか。その説明が不十分でした。 もうワンシーン欲しかったですね。 しかし、十分楽しめる出来の良い映画でした。 映画館で観なかったことを後悔しています。[DVD(字幕)] 8点(2019-08-24 14:08:33)《改行有》 9. LUCY ルーシー 《ネタバレ》 荒唐無稽、何でも有り、突っ込みどころ満載の映画 監督は、そんな事は気にしないで製作したに違いありません。 脳の使用領域が広がるにつれ、観念動力が使えたり、テレポートしたり、果ては時間移動まで出来ちゃう。 あら、奇想天外・摩訶不思議 とはこの事。 原始時代にタイムスリップして、類人猿に智慧まで授けちゃいました。 この時から人類の進化が始まった‥‥ということでしょうね。 ヒロインと類人猿が指を合わせるシーンは「E.T」 智慧を授ける場面は「2001年宇宙の旅」のモノリス ‥‥ですよね。 最後は、とうとう"神"のような存在になってしまいました。 映画の中途から、バカバカしくなってしまった私です。 よく、こんな映画にモーガン・フリーマンが出演しましたね。 映画自体は3点ですが、CGが良かった事と、主役のスカーレット・ヨハンソンがとてもチャーミングだったのでプラス1点 まぁ、余り褒められた作品ではないですね。[インターネット(字幕)] 4点(2019-08-22 02:12:35)《改行有》 10. 最強のふたり 《ネタバレ》 仏映画らしい、おしゃれで良質な作品でした。 実話に基づき、フィクションを極力排したのでしょう。 起伏に乏しいストーリーで、面白味はあまり感じないのですが、映像と音楽はとてもきれいで、心に温かみが残る作品です。 主演男優二人も好演 障害者役の俳優は、体を使えない分、表情で演技していました。 黒人俳優は、ダンスがキレッキレでした。この役をエディ・マーフィやウィル・スミスが演じると、どうなっていたでしょうね。 ハリウッドのハチャメチャ映画に飽きてきた人には、口直しに持って来いという作品です。[インターネット(字幕)] 8点(2019-08-03 19:28:13)《改行有》 11. 氷の微笑 《ネタバレ》 20数年ぶりに鑑賞しました。 流石に、古臭くなった印象は拭えません。 でも、何と言ってもシャロン・ストーンの美しさと妖艶さには、惚れ惚れしますね。 相手が男でも女でもイッてしまう。バイセクシュアルな毒婦 怪しいと疑いながらも、女の魔性に憑りつかれてしまう刑事 ベッド下にアイスピックが忍ばせてあるシーンで終わるラストは秀逸でした。 原題の「Basic Instinct」を氷の微笑と訳した人はエラいです。 それにしても、例の脚の組み替えシーンの他に、モザイクの掛かったシーンがいくつか有りましたが、作品を改変するのは止めて欲しいですね。(法律上仕方ないのでしょうが‥‥)[DVD(字幕)] 7点(2019-07-02 04:06:12)《改行有》
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