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1. カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇
《ネタバレ》 もしも、この作品中で数箇所のスクリーンショットを決めるなら、まずはカマキリ、これは外せない。井戸淵で羽根を広げ飛び立つ前の紫色したカマキリの淫靡さというかグラビアキングのような神々しさには恐れ入る。まずはここで絶対スクショする。(ただし、前を向いた顔面アップになると実はずっと見てられないんだよね、なんせ眼球が2つじゃなくって8つもあるのでヴィジュアル崩壊、単に気色悪い。)
では、あとはどこだと考えると、気色の悪いシーンはそもそもいちいちスクショなんてかまさないですし、だからと言ってここぞと言うとこ別に無かったし、じゃあカマキリの1shot だけでいいやとなってしまうんですが、確実に記憶に残ってゆくだろうなと思えるシーンが実は一つあるのです。それはニコラスと妻のお別れの際のキスのシーンですね。もはや人間の姿でなくなった妻の唇に口づけをした際、その離れ際にビロンと伸びる粘着性の糸を引くシーン。それが紫色に見えるのですが、そこがギョエッとなる瞬間であり、しかし彼はそれを気にせず二度目のキスをした。そこに心底の愛を感じ、それと共に哀しみを体感させる瞬間であったり 実はとても印象に残るシーンとなっているのでありました。
ただし、ストーリーのヤマ場となるとこれが情けないほどに面白さが皆無となってしまいます。なんせCGオンリーとなってしまって一体何を見せられてるんだか、急に勝手に終わる。オチが弱いとはこの事を言うんだと正に実感いたします。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-17 20:47:45)《改行有》
2. 絶海9000m
《ネタバレ》 ギスギスした夫婦関係に始まり、既に不快指数はMAXだ。更に軽薄そうな友人どもが集り、何が楽しいのだろうかこんな面子でクルージング。更に嫁の悪態、言いたい放題の言動に最早不快指数はMAXMAXだ。もう見るの止めたい だがここで妥協してしまっては御感想が延べられぬ。だからイヤイヤでも頑張ったですさ最後まで。
だが、アホアホたちにはそれなりの罰ゲームが待っていた。海に全員でドボンしたはいいが船に戻る為のハシゴがない! ふぁっ?これオープン・ウォーター2ですやん。ああ?もしやこれ見たコトあるやつなのか?(心配になって一旦一時停止で作品概要をチェック)オープン・ウォーター2は2007年で米作品。でもこれ製作年は2017年でポルトガル。はあ、違うのね、ならばこれは言ってしまえばパクリなのですか?
首を傾げながら再開、結局 ストーリーはオープン・ウォーター2とほぼ一緒。じゃぁ、なにこれ? リメイクなのか? ところがリメイクと表記どこにもされていない。けどもスタッフ見てたら ‘’居た!‘’ 脚本が同じ人。そこでなんとなく納得。つまりは、単にロケ地とキャストを替えての撮り直し。だけど、それにしてはキャストがへべれけ、ストレス貯まる面子ばかりでイヤになる。イヤになると言えばあの嫁、きっと誰もが、なんだあの嫁にも天罰くだれよなってぼやきたくもなるもんさ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-02-15 22:32:00)(良:1票) 《改行有》
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