|
1. ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区
《ネタバレ》 タイトルにあるギマランイスという町で行われる文化フェスティバル用に作られた映画とのこと。ポルトガルに縁のある(カウリスマキがポルトガル在住だったとは!)監督がそれぞれ短編を作ってそれを束ねています。短い時間のなかに、美しい映像とそれぞれの個性が生き生きとしていました。エリセ監督の作品はドキュメント仕立てで、人は誰でも物語を背負っていることをしみじみと思わせるもの。人々の語るそれぞれの時間のなかに、人間の血と肉の持つ熱を感じました。ドキュメントはどうしてもフィクションを超えて感じ入ってしまうので少し点数を下げますが、どれも味わい深く見応えがあります。[DVD(字幕)] 8点(2014-05-10 21:40:49)(良:1票)
2. ベルエポック(1992)
いろいろ賞を取って評判は聞いていたのに、いざ見てみたらなんじゃらほいっていう内容だったのを覚えています。ある青年が小さなきっかけで滞在することになった家で、その家の4姉妹全員と仲良くなっちゃう、というなんだかけしからん内容だった。一番純真な4女はペネロペだったのかー。とにかく、大して愛嬌も感じず、ドラマも無い映画だった。でも田舎の風景はのどかで良かったかな。3点(2004-02-07 23:56:05)
3. 愛と精霊の家
出演する役者はかなり豪華です。なのにこの印象の薄さは・・・。Mストリープ演じる予知能力を持つ主人公の半生。何でも先のことがわかっちゃうので、かえってお芝居がつまらなかったような・・・。
夫の横暴さを許し、小作人と子どもを作ってしまう娘もかばうマリア様のような主人公。何ゆえそこまでやさしいのか良く見えなかった。まだ駆け出しのギャロがちょこっと出ています。かなりアブない感じでした。5点(2004-01-22 22:44:51)《改行有》
|