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【製作国 : ポルトガル 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. テリー・ギリアムのドン・キホーテ 《ネタバレ》 あの世界観のテリーギリアムが女を知ったら、こんな映画ができた♪ いつものギリアムワールドだが、ちらちら夢工場の映画の功罪も問うている。 最大の見せ場は、ドン・キホーテの勇気が嫌らしい金持ちの余興の中で消費されること。 しかし、彼の気持ちは生き続けられるのだ。 ラストの巨人との格闘は、ギリアムならでは。 楽しめた。[DVD(字幕)] 9点(2022-01-04 00:57:10)《改行有》 2. アンジェリカの微笑み 《ネタバレ》 老監督の作品は、濃厚な時間が漂っている。 本作品は、言葉にできない映画体験だ。 死人のアンジェリカに心奪われた青年が、最後旅立つ、と言い切ってしまうには、 あまりにもそこに濃い内容があるような気がしてならない。 故人に恋する。このモチーフで「ある日どこかで」という映画がある。 しかし、この作品は、SF的に昔にタイムトリップしてしまう。 いかにも、何とかしてしまうというアメリカ映画なのだが・・ ポルトガルの老監督は、死人に恋して、死んだ、それも人生という感じで、 大らかな大地と共に人生賛歌をそこに描く。[DVD(字幕)] 7点(2019-07-28 16:30:20)《改行有》 3. 見出された時-「失われた時を求めて」より- 《ネタバレ》 う~ん、誰しも一度は耳にしたことがあるであろうマルセルプルーストの「失われた時を求めて」。大著の一巻、しかもコミック版で読んで、いい気になって、映画に挑んだのがいけなかったか・・。1時間観て、まるで訳が分からん!たたでさえ同性愛ものは苦痛なのに、こうも男性女性入り乱れたら、こりゃ気が変になる!と思い、(誓って言いますがこんなことしたのは初めて)原作の内容の理解にウィキペディアの力を借りた。なるほど、時間軸がバラバラな目の回るような展開も「無意志的記憶」というものの演出かと、自分に納得させて、最後まで何とか観きった。ウィキさんによれば、非常に読む価値のある本らしいが、私は多分読まないと思う(笑)。全編コミック化されたら、分からんが・・。しかしコミック版でも丁寧に読んでしまったのがいけなかったか、読後何やら変な自意識に捉われてしまった。こりゃ危険だ(失笑)[ビデオ(字幕)] 5点(2017-08-11 04:29:50) 4. ブロンド少女は過激に美しく 《ネタバレ》 ふ~ん、キャッツアイ(それか峰不二子)だったんだね。危険な魅力だったわけだ。まぁ抱きしめた時に女の子が足をキュッと跳ね上げた時に、こりゃこのカップル、本気度にズレあるなぁって思ったもん。世間知らずのお兄ちゃんの青春回顧録。ワルに話すと、爆笑モノだよ。ったく!恥ずかしい話・・。[DVD(字幕)] 7点(2016-12-17 18:53:45)
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