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1. ワーテルロー
すいません大半を1・5倍速で見ました。それでもセリフはクリアに聞こえるし、字幕も追えます。
後半の壮大な戦闘シーンが売りのようですが、当方の不勉強のせいか戦況をまったく理解できず。「農家の一軒家を取った側がかつ」なんて言っていましたが、その理由は何? 歩兵と剣と騎馬隊と大砲と銃が入り乱れていましたが、当時の戦争の主力は何? 騎馬隊が方陣の銃部隊に思いっきり打ち倒される場面など、まるで「長篠の戦い」を見ているよう。ネイ元帥はおよそ250年前の信長に学ぶべきだったという解釈でよろしいでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-06-15 10:30:53)《改行有》
2. 戦争と平和(1965-1967)
やたら饒舌なシーンがあるかと思えば、真意を汲み取るのが難しいシーンもあり。やたらとテンポが遅いと思ったら、一気に時代が飛んでいたり。「これが異文化コミュケーションというヤツか」と実感できます。
個人的には、後半に行くほどおもしろかった。特に第3部の敵も味方も優劣もよくわからないグチャグチャな戦闘シーンは、まるで「19世紀のハンバーガーヒル」といった感じ。なかなか見応えがあります。しかし、これだけ長時間見せられたわりに、印象はちょっと薄いかな。
それにしても、共産陣営の総帥国家の下で莫大な予算と時間を与えられ、しかも世界的文豪による世界的名作をもとに1本の映画をつくる作業は、想像を絶するプレッシャーだったことでしょう。もしコケようものなら、「失脚」や「亡命」の憂き目に晒されていたかも。全編にわたるピエール君の苦渋の表情には、そんな監督の立場が反映されているようにも思えます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-05 03:13:04)《改行有》
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