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【製作国 : ソ連 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. 不思議惑星キン・ザ・ザ 見渡す限りの砂漠の空から向かってくるペペラッツ(宇宙船)が妙にリアルでそれからの展開を期待してしまう。着陸して扉が開き(ソ連らしい安直な動きがいいんだな)、さあ何が出てくるのかとワクワクしていると、いかにもロシア人らしいおっさんが変なカッコで出てきてクークー言うのである。旧作を半額クーポンで借りたのでガマンしたが劇場だったらキューいや、どやしつけてやるところだ。まあ、この世界観は嫌いではないですけどね。でもおじさん達はあれだけ騙されたのに何故、彼らに肩入れするのかわからん。そこまでするんならマッチやれよ!と思いません?大量のマッチを目の前に彼らがどんな表情をするのかが見たかった。[DVD(字幕)] 6点(2007-03-11 20:41:09) 3. 惑星ソラリス 《ネタバレ》 タルコフスキーらしく何もしなくても、ものすごい作品になっている。ほんと彼の作品を見ていると想像力をかきたてられる。あのハンモックには何がいるのだろうとかみんなは何を創造してしまったのだろうかと見る者に想像させる。とはいっても見せるところはしっかり見せてくれる。生き物のように蠢くソラリスの海はとても美しく、感情を持ったハリーが液体酸素を飲み込み、再生するシーンは神懸り的で、バッハのコーラル・プレリュードに乗せ、重力の解けた部屋で抱き合い幻想に浸るシーンは荘厳でさえある。あの名作「禁断の惑星」をもっとリアルに哲学的に表現したようなSFらしくないSF巨編である。そして水の映像はどこまでも深く美しい。 [DVD(字幕)] 10点(2007-02-17 00:25:58)《改行有》 4. ストーカー(1979) 草むらを掻き分け、そっと川底を覗き込んだ、幼少期の狩猟体験をどこか想起させる。ノスタルジーをかきむしられた。[地上波(字幕)] 10点(2006-12-18 17:18:11)(良:1票)
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