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1. 戦争と平和(1965-1967)
《ネタバレ》 トルストイ原作。国家の威信をかけてカネとヒトを惜しみなく注ぎ込んだ、4部7時間を超える歴史大作。ソビエト映画。ナポレオン率いる仏軍をロシア国土で迎え撃つ。1部ごとに主要人物3名のドラマを中心にして、大スケールで描かれる。現存するフィルムの状態で見づらい部分もあるが、それがまた重厚さと仰々しさを演出している。当初は健気な少女だったナターシャの悲恋と成長。奢る仏軍もロシア国土の「冬将軍」を喰らって大敗。恋愛ドラマと戦争アクションが、共に高いクオリティーで描き出されていた。共産大国が尽力したことが伝わる質と量の充実ぶり。[DVD(字幕)] 6点(2025-05-11 19:58:19)★《新規》★
2. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 レビュー700本目、メモリアル作品。望まぬ戦争が愛する二人を別ち、残酷なすれ違いを生んだ悲劇のラブストーリー。哀愁漂う美しい旋律の主題歌に、満面に生い茂る黄金色の向日葵畑。言葉はいらない、今観ても充分味わえる小品ながら不朽の名作です。[DVD(字幕)] 8点(2012-04-23 00:53:43)(良:1票)
3. ワーテルロー
《ネタバレ》 ナポレオン時代晩年を描いた歴史大作。歴史に名高いワーテルローの戦いを忠実に再現していました。ソ連軍の協力を得て数万人の大エキストラを動員した戦闘シーンは必見です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-17 22:34:58)
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