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プロフィール |
コメント数 |
3271 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 41 小津安二郎 37 石井輝男 24 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 15 今泉力哉 21 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 14 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 15 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 27 アルフレッド・ヒッチコック 53 ジム・ジャームッシュ 15 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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1. 天使への手紙
《ネタバレ》 自然豊かな農村を舞台に、そこに住む人々をドキュメンタリータッチで描いた作品。
一応、殺人とかも起きたりするし、レイプなんかも起きちゃったりするんだけど、なんかメリハリというものが感じられず、退屈で仕方なかった。[映画館(字幕)] 2点(2009-06-25 02:28:15)《改行有》
2. ガレージ
《ネタバレ》 はじまりの音楽がやたらに良かったので、俄然、期待は高まった。
映像センスは特筆する程ではないが、インドネシアの雰囲気が自然に演出されている。
ただ決定的に問題なのは、脚本。
日本の連ドラの様なお決まりの展開。
バンドが結成されて、人気が出て、だけどアクシデントでバンド解散の危機、でも最後は復活!みたいな^^;
なんか、ストーリーに起伏をつけることを中心に練られた様な脚本で、陳腐と言わざるを得ない。
こんなありきたりなストーリーを取ってつけた様につくるくらいなら、よっぽどストーリーなんかない方がマシで、音楽ものなんだから音楽面をひたすら強調するとか、ラブストーリーをもっとメインに持ってくるとか、インドネシアの息吹を感じる様な美しい映像をみせてくれるとか、もっとやり方があったのではないか、と。
出てくる女のコとかも特別かわいいわけじゃないけど個性があって良かったし、男もなかなかのイケメン。
それだけに勿体無い。
特に、オープニングロールで流れたあの曲!
あれがかっこいいのに、その後使わないのが勿体無い!
インドネシア人によるインドネシア映画なんだから、もっとインドネシアならではの良い部分をここぞとまでに見せてほしかった。
ま、だけど、こうは言いつつも、何だかんだ、こういうその国ならではの文化とか風俗とかが感じられるアジアン・ムービーって好きなんだよなぁ~。
案外、研ぎ澄まされていない、洗練されきっていないのは、それはそれで良かったりする部分があるにはあるのかもしれない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-17 22:16:50)《改行有》
3. ビューティフル・デイズ
結論から言うと、私が今年、鑑賞した全ての作品の中で最高の映画となりました。
さしずめ、上半期ナンバー1作品といったところでしょうか。
それだけ凄かったです。
本作は、久しぶりの超お気に入り作品となりました!
ジャンルとしては、青春・純愛モノです。
しかし私が今まで観てきたそれ系の作品と比べると明らかに異質でした。
インドネシア映画ということですが、その辺が関係しているかと思います。
“1冊の本から出会いが生まれる”という、典型的でベタな展開ですが、どこか新鮮な流れを感じました。
王道的な恋愛映画のアウトラインを辿りつつ、そのテイストは全く新鮮。
インドネシア・ジャカルタの独特な雰囲気や文化と相まって、そりゃあもう感動できました。
なんというか、ただ単に涙が流れるという系統の感動ではないんです。
思春期特有の心のざわめき、切なさ、相手を好きになった時の居ても立ってもいられない気持ち、こういった部分の演出がとても丁寧に描かれていて、「ああ、思春期の頃ってこんなんだったなー、辛かったなー、楽しかったなー」って、胸が一杯になる感じの感動なんです。
言葉で説明すると何とも伝わりにくいですね。
実際に本作を観れば、こういった想いで胸が一杯になること間違いなしなので、是非、ご自身でご覧になって、直にこの感動を感じてみて下さい。
他の青春映画では感じることのできない、自身の“あの頃の青春の想い”で胸が一杯になるはずですから。
いやー、世界には素晴らしい作品があるんですね。
参りました。
国籍や時代、そして知名度にこだわらず、偏見を持たず、広く鑑賞作品を選んでいくことが大事だということを教えてくれた、珠玉のアジアン・ラブストーリーでした![DVD(字幕)] 9点(2007-09-03 15:22:10)(良:1票) 《改行有》
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